[No.2650]
#「知性の限界」高橋 昌一郎
「理性の限界」に続けて読みました。
- ウィトゲンシュタインの言語の限界
- ポパーの開かれた宇宙
- ファイヤーベントの知のアナーキズム、
など聞けば??というような議論や考え方も、パネリストと参加者との掛け合いになっていて、読んで面白いです。
「言語の限界」という考え方が特に興味深かったです。
現代社会では、あらゆる知識や情報が言語化されるわけですが、言語化されるという現象が、すでに幅や揺らぎを持っているものなので、たとえ言語化しても、理解や状況把握を共有することに限界がある、という考え方。
この後、3部作の締め、「感性の限界」に突入します。
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