[No.3270]
#38「こんな街に「家」を買ってはいけない」牧野 知弘
なかなか衝撃的なタイトルの本ですが、書いてあることはとても理屈にかなっていて、納得できる内容です。
持ち家、分譲マンションを資産として捉える場合も、旧来の我々が育った時代、ビジネスマンとして過ごす時代、リタイア後に過ごす時代において、「家」の規定する機能や役割は違うし、資産価値の変動も視野に入れた検討をすべき、というもの。
確かに、「家」を持つことが人生におかる大きな意義のある、達成感のあることとは思いますが、資産価値という側面で考えると、子供や孫に「家」を資産として残せるかについては、一考の価値がある、と最近感じていたことです。
値下がりもするかもしれないし、売却できないかもしれないし、修繕ができなかったり、費用が予想以上にかかるかもしれません。
じゃあどうするかですが、「家」を持たず、ライフステージの変化に応じて住処を変える「賃貸」で生活し、持ち家ではなく賃貸にすることで捻出した資産を、投資にまわす、家賃収入が見込める物件を購入し、賃貸に出す。。。というのがオススメの対策のようです。
賃貸収入の見込める物件に投資する、ことがとてもハードルが高いように感じます。「家」は家族が住み続けるものではない、と捉えると従来の考え方=マイホームは家族の拠り所、を変えた人生設計にする事の意味があることは理解します。
さて、拙者は今後どう結論して、どんな豊かな人生を送れるか。よく考えます。
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