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2022-07-10

多摩川台古墳群

[No.3043]

出掛ける近くに古墳があれば、立ち寄って見る、がモットーの拙者です。今回は気になっていた多摩川台古墳群に行くことができました。
高級住宅地として有名な田園調布にあります。多摩川が蛇行する様子を見下ろす高台に、10を超える古墳があります。
古墳時代は、3世紀後半から6世紀にわたる350年間くらいのこととされていますが、拙者はずーっと不思議に思っています。新聞、テレビもインターネットもない古墳時代に、350年間の間で、九州、畿内、関東地域になぜ同じデザインの古墳が築造されたのか? 誰が設計したのか? 文字もない時代にどうやって伝えたのか?

五色塚古墳も、見晴らしのいい丘にありました。被葬者に見守って欲しい、という意向を意味するのか、高い場所に埋葬することに意味があるのか、エジプト王朝の王族でなく、秦の始皇帝のような為政者でもないと思われるこれらの古墳の被葬者、ピラミッドや中国皇帝の陵墓とは、やはり目的や意図は異なるような気もします。

前方後円墳の築造方法についての解説も展示室にありましたが、そうじゃないんじゃない? が拙者の見解です。




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