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2022-09-04

読んだ本(2011-#51):すべてはノートからはじまる

[No.3088]

「すべてはノートから始まる」倉下 忠憲

情報整理術やビジネススキルとしてのノートや記録の取り方ですが、いろんな方法を見聞きして実践したり、いつの間にはやめたり、アナログからデジタルに変えてみたり、デジタルからアナログに戻ってみたりです。

  • アイデアを忘れないように書いておく
  • 状況を把握する、整理や構造化するために描いてみる
  • 思考は無形なので、思考を形式化する
  • 書いていくうちに、思考が整理できる
  • 他人に説明するために書く
  • 意識付けに目標などを書く(時々見直して変更する)
  • 優先することを間違えないようにリストを書く
  • 他人に伝えることを、練習する意味で書く
この本における「ノート」とは、notebookであり、文字として記録することであり、書かれたものを見ることです。もちろん上手く「ノート」する方法、コツや知識もありますが、まずは何か書く媒体を決めて、書いてみることが大事だと思いました。
企画書を、最初のページからパワーポイントやテキストデータでバシバシ入力するのではなく、あらすじ、書き始めの導入でどうやって聞き手に関心を持ってもらうか、印象的な事例でインパクトを出すか、どんなオチにするか、などを鉛筆で設計図を描くように書いてみることが大事です。拙者は、今でも何か資料を作る前には、シャーペンであらすじ設計図を書いたり、いろんな気づきを万年筆を滑らせながら書き続けることで、自分でも納得できるストーリーになるように感じています。
著者はブログを15年くらいされているそうですが、奇しくも拙者も2007年にここでブログを始めて15年が経過しました。
なかなか会えない友人への近況報告という目的と、文章を書く練習という二つの目的がありました。今では、自分の考えや気持ちを記録しておいて、後で振り返ってみたり、チビ子に父ちゃんの考えや思いを、チラっと見てもらう、という目的も加わりました。
実際には、拙者がブログを紹介した友人や家族以外にも、アメリカ、フランス、ルーマニア、ドイツなどからも見ていただているようで、本当にどんな人が読んでいるんだろう、と思うのですが、何かが伝わるようにこれからもこのブログに「ノート」していきます。

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