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2023-04-26

読んだ本(2023-#21):99.9%は幸せの素人

[No.3225]

 #21「99.9%は幸せの素人」星 渉

友人や仕事のメンバーと話すと、いろいろ気が付くことがあります。その人の知識や経験に触れて、拙者も刺激を受けたり、自分であらためて考えてみると、なんでだろう、と疑問に思うことも多々あります。

疑問に思うきっかけは、拙者自身の気づきのチャンスなので、とても楽しみであります。仕事のメンバーに紹介してもらったこの本、ちょうど拙者が最近考えていたこととフィットしましたので、読んでみました。最近考えていた事とは、幸せって何だろう、です。

アメリカの社会研究で、所得、家族、社会的地位、学歴、職歴などと連携した幸福度研究の成果の断片を、記事や本で読むことはありましたので、年収800万円を超えると、年収が幸福度を上げる強い要因にはならない事など、は知っていました。

承認欲求、他者とのつながり、などの重要性だけでなく、自己承認のもたらす効果や具体的な事例を絡めて書かれていて、一気読みでした。

仕事のメンバーにもっと自信を持ってもらいたいな、と感じています。もっと挑戦してみようと話しているメンバーもいます。この業務の社会的意義や社内的な目的を拡大して捉えようと話しかけているメンバーもいます。

そんなメンバーがこの本を読んで、どんな事を感じるだろうか、と少し楽しみなので紹介してみようと思います。

「お金が全てじゃない」を言い訳にしない、がテーマの第1章のまとめを共有です。

  • お金は年収800万円までは、人を幸せにする。ただしそれ以上は横ばい
  • 年収が2倍になっても幸福度は9%しか増加しない
  • 人生でのうれしい・感動した思い出は全て体験や経験である。モノにお金を使うと幸福感は時間の経過とともに減少していく
  • 経験の時間的長さは幸福度には影響しない
  • 他人のためにお金を使うと、自分のために使うよりも幸福度が高まる。その際、金額の大きさは関係ない
  • 人にお金を使う(分ける)ほど、自分は人に分け与えられるだけ豊かだと脳が認識して幸福度が高まる
ポジティブ思考という病から抜け出す、という章もなかなかよかったです。
幸福度診断をWEBでも無料でされていますので、ご興味のある方はどうぞ。
拙者やってみました。ふむふむな結果でした。

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