[No.3329]
#50「頭に来てもアホとは戦うな!」田村 耕太郎アホと聞けば、人格を否定されたり、尊厳を傷つけられたと感じ方もいらっしゃると思いますが、拙者が生まれ育った地方や、近畿地方では、そんなに激しい意味はなく、おいおい、と思った時に気軽にかける言葉でもあります。
この本でのアホとは、なかなかお互いの意志や気持ちが分かり合えない、共有できない相手、くらいの捉え方がいいと思います。
説得しようと思ったり、こちらの主張を理解してもらおうとするあまりに、感情的になったりしては、こちらが疲れるし、目的は達せられないし、損もするから、そうならないための心構えでもあります。
人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法、と副題にあります。仕事での人間関係考察に、十分参考になる話題だと思います。
しかし、拙者にとっては既知の、拙者自身で気をつけようと思っていることもたくさん書いてあったので、少し自信も持てました。
分かってくれなくても、わがままなことも言われても腹を立てずにすむ一言を自分に言い聞かせるのです。
なんでそんなこと言うのだろうか。上司に押し付けられたのか、自分に自信がないのか。
この人にも、親や家族もいるんだろうな。
そんなことを考えると、拙者が感情的にならずにすむのです。もう5年くらいですかね、自分が正しいと思っても、自分の意見が最適だと思えても、いったんは相手の意見やアイデアを聞いてみる、そう思う理由や事情を聞いてみると、よりよいコミュニケーションが出来る可能性が高まることを、いろいろ経験しています。
仕事やコミュニケーションでは感情的にならないこと、は大事ですね。
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