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2023-11-05

読んだ本(2023-#51):幸せになる百通りの方法

[No.3330]

#51「幸せになる百通りの方法」荻原 浩

人間はみんな平等、と表現することはもちろん可能ですが、現実社会や生活では、家庭環境や政治や経済の流れによっても困難が発生しますし、決して平等な環境でもないし、公平なコンディションでもありません。

拙者も年齢を重ねると、嬉しいこと、悲しいこと、ラッキーなこと、ついていない事、いろいろありました。気分がなかなか盛り上がらない、体調もよくないという時もありましたが、経験的に、睡眠が最も心と体の健康に大事な気がします。次に食事です。少しでもいいから、バランスよく食べること、そして、出来たら体を動かすことです。

こんな拙者も、テニスにも行きたくなくなった時もあるんです。寝る前にストレッチして、体を伸ばして、睡眠時間を少なくても6時間確保していれば、何とか元気も出てきます。

体調がよくないと、仕事もいろんな事も頑張れない、が実感です。


この本の登場人物、本人の事情だったり、後悔のある過去の決断が理由だったり、いろんな困難を抱えながらの毎日です。大岡越前、水戸黄門や暴れん坊将軍が来てくれて、アッという間に解決できることは、現実にはありません。

荻原浩作品、とても好きなのでいろいろ読んできましたが、拙者が好きな理由が自分で分かりました。残念な状況にある中でも、気持ちだけは前を向いて、顔をあげていると、そのうち元気も出てくるし、味方も見つかるし増えるし、絶望をしないでいると何とかなる、という気持ちにさせてくれるからだと。

いろんな幸せがあります。誰かに評価されるものではなく、あくまでも自分で自分が幸せだと、安寧や豊かさを感じられる方法があるはず、と思えるのです。

拙者もまだまだ頑張れます。夢もあるし、希望もあるし、やりたいこともたくさんあります。自分のために、家族のために、友人や知人のために、誰かの力になれる人間にもなりたいです。

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