[No.1888]
#20「残念な人の思考法」山崎将志
頑張っているけど成果が出ない、能力はあるのに評価がよくない、サラリーマンの多くが抱える悩みだったり問題だったりすると思います。ちょうど関心を持って自分なりに考えていたタイミングでたまたまこの本を見かけて手に取りました。
著者はアクセンチュアで働いた経歴を持つコンサルタントです。コンサルティングファームの方とお仕事させてもらったことありますが、優秀な方が多いという印象があります。「仕事がデキルやり方」を知っているな、と感じることがあったのですが、この本にも同じものを感じます。
上司への報告、部下への指示、関係者との情報共有のコツをコミュニケーションという側面だけでなく、全体像や相手に気持ちや理解を視野に入れた戦略的なコミュニケーションが必要だと思いました。
日頃感じることですが、聞いてくれる人の為にではなく、自分が報告したいことを報告する、というように見える場面や資料を散見しモヤモヤしていましたが、頭の中がスッキリしました。
やはりデキルようになるには周囲の指導やアドバイス、励ましが必要ですし、何より本人のヤル気とアドバイスを受け入れる素直さが必要ですね。
この本をもっと若い時に読んでおきたかったという後悔を抱きましたが、よく考えてみれば拙者の場合、仕事で叱られたり怒鳴られたりしたことって、こういうことだったな、と振り返ることができる経験を既に持っていることに気がつきました。
ありがたい、ありがたい。
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