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2019-02-17

冬鳥ルリビタキを雪のちらつく山で見る

[No.3015]

【長文:お時間ある時にどうぞ】
「かわいい」という理由で、チビ子は鳥が大好きです。絵を描いたり、鳥グッズを見たり
欲したりと3年くらいで、1年前から親子バードウォッチングにも行くことになりました。

バードウォッチングをしてみて驚くのは、鳥を探すこと、双眼鏡で見ること、鳥の種類や雌雄の判別を行うのは、かなりの情報や知識と経験が必要であるということ。
テレビの動物番組の鳥特集なんて、プロの技術と技術の結晶であって、自分の眼と耳と双眼鏡を駆使するのは、慣れない者には無理だと思います。

野鳥の会のみなさんの優しいお気遣いと
興味深い解説に参加すること数回、
チビ子の好きな鳥大本命の
ルリビタキは冬鳥、今がチャンスです。
1ヶ月前は熱が出て参加できず。
今月と来月を逃すと、来年までのお預け。

ルリビタキをご存知ない方のために
ご参考までに。青い鳥です
(写真は日本野鳥の会HPから引用:
撮影は三宅茂子さん、2019年01月09日:岡山県)

幸せの青い鳥のモデルとも言われます。
鮮やかな青色です。
 

雪がチラっと降る930AMにスタート。
珍しいハシブトガラスの巣です。
人に慣れている森林植物園の
ハシブトガラスだからこそ、
人目にもわかる場所に営巣です。
 

ハラジロ、キジバト、シジュウカラなどを
観察しながら進み、広場に到着。
用意されたスコップで地面を掘り返すチビっ子達。
地面に出てくる虫を、ルリビタキが食べにくるはず、
という作戦。掘り返して10分後に、チビ子が
声を出しました「ルリビタキが来た」。
 

まずは目で視界全体を見て、
動く鳥を発見したら双眼鏡で覗いて見る、いない、
双眼鏡の中にいない。
何度か繰り返すうちに双眼鏡で見ました、
おそらく若鳥とのこと。

背中と尾は鮮やかな青。
娘を見て見ると、目がキラキラ🤩
 



我が子の夢が実現した場面を
見ることができて、幸せ感マックス。
iPhoneのカメラでは、
30m離れたルリビタキを撮れず。
Wikipediaから写真を引用です。
私も長い時間、
何度もルリビタキを双眼鏡で見ることが
できました。
 

鳥、という名前の鳥はいません。それぞれの鳥が生存をかけて、飛び、鳴き、獲物を捕らえ、命を継なぐ。生活の中に鳥の鳴き声を耳にすることあっても、実際にどんな鳥が鳴いているか見たことがない事も多いでしょうし、実際に、鳥の種類で鳴き声がこんなに違うのか、と気がつく事も森林植物園にでも行かないとわからないと思います。
自分の趣味としてバードウォッチングをするなんて考えられませんでした。家族のおかげで、少しでも価値観や視点が増えて、面白い事(=豊かさ、だと思います)が増えるのは、嬉しい事だな〜と思った週末でした。

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