[No.2912]
#57「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2」ブレイディ みかこ
イギリス在住のコラムニストと紹介されることが多いですが、子育てエッセイとして拙者は読んでいます。
今回も、前回と同様に、一気読みでした。
社会的階級、経済的停滞、EU離脱国民投票、EU経済圏の時の流入移民の増大。。。これらの問題が絡み合った経済不況の中での日常生活、子供に与える影響は間違いなく大きいと感じます。どう考えても不合理な事情なのに、子供たちは所与のことと受け止めてしまうでしょうし。
世相と、親の思想や価値観、子供の友達や周囲の大人から、さらにインターネットからの情報を、子供はどうやって取捨選択するのでしょうか。何が正しく、何が間違っていると判断するのでしょうかね。
親が子供を守ってあれられること、助けてあげられることはもちろんありますが、子供が成長するにつれて、子供が主体的に考えて、行動して、トラブルを回避したり、問題を解決したり、成果を出せるようになって欲しいです。
チビ子との日頃の会話も、そんな気持ちで拙者は聞くようになっています。
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