「壁を破る言葉」岡本 太郎
最近少し、心にスタミナがないような感じがしていました。いろいろ心配なこともあるし、確認したり、交渉したりすることもあったし、その結果がいい感じになるか不安になることもあったし。
要因として、それらの準備にかける時間による肉体的な疲労と、精神的な不安からスタミナが出ない、となっていることは想像出来てはいますが、週末にしっかり寝ること、のんびりさせてもたらうだけでは、回復に物足らないな、と感じていました。
拙者、芸術に素養や知識や感性を持つとは思っていませんが、岡本太郎氏の作品や言葉には、力をもらうことが多いです。今回も読むだけでもだいぶパワーをいただきました。
キース・へリング、ピカソ、ゴッホ、岡本太郎の絵画を見たり、広隆寺の弥勒菩薩や岡本太郎の太陽の塔などの立体制作物を見て感じる共通のことがあります。その一つは、無駄な線がない、と感じることです。大事な物をきちんと伝えるには、無駄を削ぎ落す必要があり、残ったものにこそ、エネルギー、メッセージ、意味がある、のだと思います。
仕事の資料では、ついついいろいろ書いてしまうことが多いですが、端的にシンプルにわかりやすく、は、仕事のみならず、いろんな生きる術として、大事なポイントのようにも思います。
たくさん、短い言葉ですがパワーをもらえる言葉がまとめられています。監修者である岡本敏子さんによるあとがきの最後の一行が、誰かの役に、たちますように。です。
グッと来た言葉のうちのいくつかを、みなさんにお裾分けです。
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やりきれない。
でも、だからこそ行動するんだ。
障害を全身で受け止めて、逆に生きがいにしてしまうんだ。
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制約が多いとみんな悩んでいる
だが、制約があるからこそ、
自分のしたいことを貫くのがほんとうの行動になると思う。
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若さというのは、
その人の青春に対する決意で決まる。
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