[No.3494]
デスクの横に置いているシリーズです。久しぶりに読んでみたくなったので読んでみました。以前読んだのは2年前です。
2年前に読んで感じたこととは、少し違うことを感じたり考えたりします。以前よりも、より多く他部門の方と議論したり、交渉する機会も増えていますし、チームのメンバーも変わっています。新しいチームは、今も目標を具体化したり、メンバーごとの役割を少しずつ決めたり、変えたりしながらの日々です。
「人を動かす」と言うと偉そうな立場を感じますが、原題にあるように、どうやって影響を与えるか、説得や納得をしてもらうか、が主たるテーマです。
共感力、ストーリーテリングの重要性は、とても経験的に納得できるところです。強烈なトップダウンの指示では、メンバーのモチベーションを高めたり、維持することもできないことは、経験的にもわかります。
誰しも尊重されたいし、何か成果を出したいし、成果の報酬も欲しいし、承認されたいし、できれば楽したいし、時々気分が乗らない時もあります。そんな事情も相互に分かり合えれば、もっといい仕事がたくさんできそうだ、とポジティブな気持ちになれました。
他者に与える影響力を「カリスマ性」とした場合の言語的カリスマ技法について、気になったのでメモしておきます。
- 比喩(メタファー)、直喩、例示(アナロジー)
- ストーリー、逸話
- コントラスト(対照)
- 修辞的質問
- 三ポイント話法
- 道徳的信念の表明
- 感情への寄り添い
- 高い目標の設定
- 達成可能であるという確信
このEIシリーズ、きっとまた読みたくなると思います。いろんな仕事や経験を踏まえてから読むと、また違うことに気がついたり、考えたりできるので、次回読むのも楽しみです。
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