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2024-09-06

読んだ本(2024-#71): Think CIVILITY「礼儀正しさ」こそが最強の生存戦略である

[No.3538]

#71「Think CIVILITY」 クリスティーン・ポラス

リーダーシップ、組織内のコミュニケーション、チームビルディングでいろいろ考えているので、久しぶりに読んでみました。

以前読んだ時、どんなことを感じていたか、拙者自身のつぶやきも読んでみましたが、今も同じように感じます。

当時と今では、働いている環境も違うので、別のメンバーだったり、異なる業務経験や在職歴を持っている方や様々な国や地域から来られている方々と仕事しているので、さらに多様性は増しています。

Civilityは、礼儀正しさとか、礼節とか愛想とかいろんな日本語訳が当てはまりそうですし、意味も少しずつ違うような気もしますが、共通するのは周囲や相手に悪い影響を与えないための配慮や心遣い、という意味を感じます。

今、拙者が心がけているメンバーの心理的安全性、GIVE & TAKEを最初に読んで感じた事再度読んで感じた事、などととても関連が強いと思います。

  • 自分が親切にしてほしければ、まずは他人に親切にしてあげる。
  • 嫌なことを言われたくなければ、他人に嫌なことは言わない

こんな当たり前ができれば、イジメ、ハラスメント、ゴミのポイ捨て、戦争も起きなくなる可能性だってあります。

拙者も年齢を重ねて、カチンとくるようなことを言う人にも、頭が沸騰するように怒る気持ちは起きないようになりました。

どうしたんだろ、この人、でもまあ、この人にも親やいるだろうし、兄弟、家族もいるだろうし、と思えば、腹が立つのも少し抑えられるような気がします。

相手や周囲を気遣えるようでなければリーダーになれませんし、いいチームにもなりませんし、相手や周囲を気遣えないということは、余裕もない、ということだと思います。

この本、拙者にいい気付きを与えてくれています。5年前に1,600円で購入し、自宅デスクの近くに置いています。読書とは、費用対効果の優れた行動であり、豊かな人生に有効な趣味や楽しみだと、確信を持たせてくれる1冊です。

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