読んだ本（2013-#18）:人口論 訳序／凡例／解説／序言／前書

[No.2101]

#18「人口論 訳序／凡例／解説／序言／前書」トマス・ロバート・マルサス

学生時代に人口統計に興味を持ったのに、この名著をしっかりと読むことよりも、実際の人口統計データを活用した分析や統計制度や統計体系に終始した感があります。

iPad miniのKindleアプリを使えば、この名著は無料でダウンロードして読むことが出来ます。すごい時代とテクノロジーになったものです。

1800年代に、こんな考察をした人がいたのか、とまず驚きました。
それにしても、昔の偉人が書く文章は、哲学的で文学的で冗長で、ちょっと難解です。訳語にもよるとは思いますが、読んでスーッと理解できるわけではないです。

人口が増えても、食料供給は比例して増えていくわけではなく、
人類の生殖情欲がなくなることはないから、
人口増加には限界があり、減少に転じ、また食料供給に余剰があれば増加に転じるを繰り返す・・・が彼の提唱する第一の仮説かと思います。

まだ、「序」なので入り口にも立っていませんが、国の社会経済の反映を、人口という切り口から考察することに、拙者はやはり魅力を感じます。

人口は、社会＋経済＋歴史の事情の最終結果であり、増えた減ったの結論から何かを論じるのではなく、何が原因で増減が発生したのか、増減が及ぼす社会経済的な影響は何かを考えることに今でも興味があります。
研究対象を人口の増減法則性に限定するのを形式人口学、人口と社会経済現象との関連や影響を対象とするのが社会人口学、と言うようです。

まだまだ人口論は続くので、ボチボチと読み進めようと思います。

しかしなぜだろう、iPad miniで電子書籍を読むのと、製本された本を読むのとでは、記憶の残り方、読んで受ける印象に違いがあるような気がする。

マルサスが、飽食の中での草食系男子、晩婚化、同性婚、待機児童、各国で奪い合う水産資源などの現状を見たら、どんな分析をするのか興味があります。

つぶやきと叫びの広告について

[No.2100]

今日から、拙者のブログの右上と最近の投稿記事の下部には
Google AdSenseの機能を利用した広告が表示されています。
この広告がクリックされると、拙者に広告収入が入ってきます。
興味がある広告が表示されたら、ぜひクリックしてみてください。

Google AdSenseの規約では、自分自身でクリックしたり、
作為的にクリックを促す行為は禁止されています。

ですから、拙者が広告収入を得る為にとつまらないな、と思いながらも
拙者の為にクリックするようなことは慎んでください。

観た映画（2013-#32）:チェンジ・アップ オレはどっちで、アイツもどっち！？

[No.2099]

#32「チェンジアップ オレはどっちで、アイツもどっち！？」

iPad miniを入手してからというもの、映画を観るのも楽しくなっております。

弁護士とし、活躍しパートナーに昇進しようとしているデイブ、
素敵な奥さんと1女2男のよきパパでもある。
気楽なライフスタイルでやりたい放題の独身生活を謳歌するミッチ。

デイブとミッチは幼馴染の親友。
ひょんなことから、二人の体が入れ替わってしまい・・・
というコメディ映画です。

誰かと入れ替わってみたい願望は、映画「転校生」で見事な映画化がされているように思いますが、結婚して子育てしながらという状況の映画なので、グイグイ感情移入して観ました。

これは子育て中の男性目線の映画です。
大丈夫、仕事も火事も子育ても、男なら乗り切れる、と元気をもらえる気もします。
この映画を女性が観ると、奥さんの方が大変だから、と反撃を喰らいそうです。

蛸ばかりでなく椎茸とかエビも入れて

[No.2098]

久しぶりにたこ焼きを作りました。
エビと椎茸を入れて焼くと、
風味が加速的に増します。

他に天かすとネギとキャベツをin。
お店や屋台のたこ焼きよりも
確実に具材と風味はイケテます。

真ん丸に綺麗には焼けませんが、
外はカリッ、中は海鮮と椎茸の風味でトロッ。

ワイワイ家族で遊ぶように食べた土曜日でありました。

電車内で女子高生に笑われる

[No.2097]

つり革につかまってiPhoneでwebを見ながらの帰りの電車の中。

目の前に座る女子高生達。
いつの間にか、どうやら拙者の事を見てクスクス笑っている事に気が付きました。

一瞬焦りましたが、社会の窓はちゃんと閉まってました。
理由も分からずに笑われて何か気分悪いな、と思いながら帰宅。

靴を脱いで、鞄を置いて、スーツを脱いで・・・という帰宅後のいつもの行動。
シャツの胸ポケットからiPhoneを取り出してテーブルに置いて、
 ここで気が付きました、女子高生に笑われた理由に。

iPhoneの背面、つまりつり革につかまっている拙者が女子高生に見せていた面には、
キティちゃんのシールが貼られていたんです。
クリスマスのトナカイさんのシールも一緒に。
チビ子が貼ってくれたんです、かわいいから貼ってあげると。

だからiPhoneを見ながら女子高生にクスクス笑われたものと思われます。

おうちでピクニック

[No.2096]

今朝はちょっと早めに
朝動き出して、
チビ子のお弁当用に
チャーハンを作りました。

チビ子は拙者のチャーハンを
好きだと言ってくれるし、
保育施設の先生にも、
「お父さんが作ってくれた」
と嬉しそうに言うらしく（T_T）

ところが今日は、
まだ風邪が治りきらないようで
保育施設をお休みすることに。

お弁当に作ったチャーハンは、
おうちでピクニック
となったそうです。

ご機嫌なのは嬉しいですが、
早くチビ子に全快して欲しいです。

観た映画（2013-#31）:ハングオーバー!!! 最後の反省会

[No.2095]

ハングオーバー!  消えた花ムコと史上最悪の二日酔い

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える

の完結編、やはりついつい観てしまいました。

サイトへの評価はいろいろでしたが、拙者はかなり楽しめました。
ザック・ガリフィアナキス演じるアランのトラブルメーカーぶり、
本当に友達に彼みたいな友達がいると、周囲はとても大変です。

非常識で、繊細で、思い込みが激しい。
破廉恥なこと考く、人見知り、
そして人一倍友達が欲しい、という面倒なタイプ。

トラブルメーカーのアランを、精神更正施設に送り届けようとして
旅の途中で始まったトラブル。
横取りされた金塊を取り戻すように、麻薬の売人に言われ、
友人を人質に囚われた。
金塊を盗んだ者と、なぜか友達となってメールや手紙のやり取りを
していたアラン。何やっとんじゃ？

金塊を盗んだ者を捕まえて、金塊を取り戻さないと友人が殺される・・・

一番ヒットしたのは1作目、2作、3作と公開するたびに興行収入は減ってますが、
このドタバタ感、ナンセンス感、アランのノー天気ぶり、
不思議な結束、この映画の世界は好きです。

もう4作目はないのかな、おそらく。
思い返しても、1作目が一番インパクトあったし、また観たい気がします。
お馬鹿なノリで笑いたい方、まずは1作目をどうぞご覧ください。

日本海の醍醐味を久しぶりに存分に

[No.2094]

父と時間を過ごそうと、
一人で実家に帰省しました。
１泊の強行軍なので、
チビ子と妻はお留守番、
新幹線と高速バスで移動であります。

実家での滞在時間は26時間、
叔父夫妻、従兄家族も来てくれて、
ワイワイお茶を飲んだり、
ご飯を一緒に食べたり、
ご馳走になったりと、
にぎやかでした。

久しぶりに大勢が集まったので、
父もきっと気分転換になった
と思います。

3時間前まで
泳いでいた鰆（サワラ）

をお刺身でいただきました。



大変おいしゅうございました。
 
帰省した当日は、
曇りでドンヨリした凪の日本海です。
雲の間の晴れ間の写真です。
ドンヨリした日本海、陽気な海ではないですが、
拙者には見慣れたこの季節の海だったりするので、
ドンヨリの海を見ながら、リラックスできました。

叔父夫妻には、キスの天ぷらを揚げたててご馳走にもなり、
周囲の親戚には甘えっぱなしであります。
ありがとう、親戚が仲良いのはやっぱり素晴らしい。

移動の往復で、ダウンロードした2本の映画を満喫。
でも心地よく揺れるので、何度も途中で爆睡してしまい、
再生を戻すことが何回も・・・。

父の顔を見ていろいろ話せたし、母にも会えた気がするし、
姉に頼まれていた箇所の片付けも出来たし、
みんなに相談したかったことも相談できたし、
日本海の醍醐味を味わえたし、
いい帰省でした。
でも往復9時間で1泊の帰省は、忙しいなぁ。

読んだ本（2013-#17）きみはダイジョブ？

[No.2093]

#17「君はダイジョブ？」石田衣良

R25連載エッセイの書籍化であります。
人生の後輩に向けておくる応援メッセージみたいな感じです。

新聞や雑誌で報道される元気が出ないニュースにも、
必要以上に落ち込んだり不安にならないでもいい、と
元気を与えてくれるし、何より読みやすいです。

信頼がおける、いろんなことを知っていて自分のぶれない軸がある、
そんな大人になりたいと思い続けていますが、
そんな大人＝石田衣良さんの気持ちのこもった文章に、
読んで安心感を覚えます、ああ、それでいいのかと。

平均○歳とか、平均○万円と聞かされて、
相対的な自分のポジションを見当つけてみて、
安心したり、不安になったりすることはありますが、
自分が自分らしく、楽しく豊かな人生を送るのであれば、
人と比べて多いか少ないか、上か下かだなんて
実はあまり意味のないことであることも痛感します。

周囲の声に耳を傾けながらも、自分の考えをしっかりと持ち、
表明できることこそ、第一歩だし、仕事でも重要な心構えだと
あらためて感じたのでありました。

それにしても、石田さんの語り口は、とても読みやすくて心地よい。

観た映画（2013-#30）:キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

[No.2092]

#30「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

トム・ハンクスとレオナルド・ディカプリオの共演というだけでも
面白そうな映画だと思っていました。
何度か出張中の機内で見られるチャンスもあったのですが、
今まで観ていませんでしたので、ようやく観た、という感じ。

両親の離婚をきっかけに家出、パイロットや医者に成りすまし、
空の小切手口座を悪用して、詐欺をはたらく。
銀行や小切手の仕組みを熟知、捜査官との追いかけっこ、
捕まったら脱獄、本当にドラマのようですが、実話に基づいているとか。

弁護士にも成りすましたのですが、弁護士試験には実際に合格したとのこと。

主人公が求めていたのは、お金ではなく、やっぱり家族なんだと思いました。
クリスマスの飾りが灯る我が家、
家族で揃ってにぎやかに、穏やかな時間を過ごす幸福。
お金がないとクリスマスも祝えないのも事実ですが、
お金があるだけではクリスマスを祝う気持ちにもなれないし、
嬉しい気分にもなれないのも事実。

この映画の終わり方、とてもいい観終わり感を得ました。
トム・ハンクス演じる捜査官の愛もいいですね。

Gillette FUSION 5+1 POWER

[No.2091]

5枚刃のひげ剃りを
最初に使った衝撃を
軽く超えました。

ブルブル震えるだけ、
と思っていましたが、
剃り味は
ソフトでシャープ。

肌に押さえる必要が
ないので、安全ですし、
撫でる感じで剃れます。

こりゃいいな、もっと前から使えば良かった。
よっしゃ、父にプレゼントしよう。

炊き立てご飯でパラパラチャーハン

[No.2090]

久しぶりに作りました。
妻もチビ子も
美味しいと食べてくれるので、
作る甲斐があります。

こんな平凡な週末も
嬉しい、嬉しい。

六甲山で芸術と秋

[No.2089]

ちょっと秋を感じようと、
六甲山に行ってきました。

地上よりも5度くらい寒く
ダウンジャケットやコートが必要。
チビ子はじーじと一緒の外出で
興奮気味です。

紅葉のシーズンとして
ピークを過ぎた感じでしたが、
紅葉を感じるに不足はありません。

自然の作り出す色合いの妙には
驚きであります。

葉っぱの大好きなチビ子は、
あちこちに葉っぱがあるので、
どの葉っぱを取ろうかと、
右往左往し続けていました。
寒いのに汗ダクになってました。

なので冷たい山上なのでありましたが、
結局いつものようにアイスクリームを食べて
ご機嫌であります。
クルマで六甲山を下りる頃には、
お昼寝が絶好調でありました。

ちょっとした事で不意に

[No.2088]

ちょっと悲しい気持ちをこぼすようですが、つぶやきます。

母には、これまで名刺が変わる度に新しい名刺を数枚渡していました。
昇進だったり、異動だったり、転職だったり、組織変更だったり
いろいろでしたが。

リビングの飾り棚の片隅に置いてあって、親戚のおじさんおばさんや
いとこ達に、拙者の仕事の様子を説明するのに使って、
と言って渡していました。

先日の葬儀の準備やなにやらかんやらで、
母のバッグの中を確認したのですが、財布の中に探し物はないか、
と財布を開けますと、仕切りのあるカード類の収納ポケットに
拙者の一番新しい名刺が1枚入れてありました。

拙者への連絡先として入れておいてくれたのか、
心配だから持っていてくれたのか、
いずれにしても、拙者の名刺は母を守る役としては果たせなかった、ということ。

名刺をそっと財布に入れてくれた時の母の表情を想像すると、
何となく嬉しい気持ちを感じた後に、やっぱりさみしい思いをしてしまいました。

財布に名刺が入っているなんて、本当にちょっとしたことですが、
母の思いを察するには、十分過ぎます。

読んだ本（2013-#16）：ヒア・カムズ・ザ・サン

[No.2087]

#16「ヒア・カムズ・ザ・サン」 有川浩

久しぶりの有川浩作品でした。

出版社の編集者である、主人公の真也、同僚編集者のカオル。
カオルの生き別れた父親が20年ぶりに日本に帰国することに。
アメリカで脚本家として成功した父親とのことであった。

真也には特殊能力があった。
物を触ると、その物にまつわる人や出来事が見えてしまうという能力。
カオルの父にまつわる文書を手にした真也に見えてきたのは、
アメリカで脚本家として成功しているというのではなく・・・

非常に軽快に読みました。
272ページですが、2時間ちょっとで読み終えたはず。
あれ、こんなに読むの速かったけ？
自分の親との関係や思い出に思いを馳せながら読むと、
今の拙者にはちょっと悲しい気持ちにさせられる場面もあるのですが、
いい思い出も、そうでない思い出も含めて家族の大事な思い出であり、
思いを寄せ合うことで、家族になれる、と感じました。


第一部は、真也を主人公にして、カオルと父親を引き合わせるという視点、
第二部は、カオルの父親との昔の思い出から今に至るまでを軸にした視点
第三部は、どう言えばいいかな。

と複数の視点で、同じ物語を見ているという作品です。
第一部は 一番感情移入して読めましたが、
第二部以降は、何となくゴールが見えている話を読んでいる感もありまして
すーっと読み終えてしまった感じです。

映画にするならば、カオル役は内田由紀だ、と勝手に思いました。

そろそろテニスをご一緒に

[No.2086]

チビ子用にテニスラケットを購入しております。
スポンジボールを投げると、ラケットでボールを打とうとします。
うまくミートできることもあれば、
空振りで失敗することもあるのですが、
いずれの場合も、嬉しそうにキャッキャ言いながら
ボールを追いかけていきます。

この球技好きっぷりは、拙者の遺伝かもしれません。
スポンジボールではありますが、
ラケットできちんとミートできた時には、
3歳7ヶ月のチビ子も嬉しそうにしています。

うん、いい感じです。

ニンニン

[No.2085]

チビ子がトイレに行きたい、
と言ってくれたので、
ズボン、スパッツとパン○を脱がせ・・・
トイレから出てきたので、
パン○とスパッツを履かせたら急に、

にんにん

と言ってすり足で動き始めました。
保育所で遊んでいるのでしょうか、
忍者っぷりを発揮してくれました。

こんな些細な出来事が嬉しい。

iPad mini 16GB

[No.2084]

拙者の通勤時間を言うと、
大変だねと気の毒そうに心配されるのですが、
拙者にとっては、休憩したり、集中したり、
本を読んだり、映画を観たり、音楽を聴いたり、
そして寝たりと、かなりの自由時間です。

iPhoneで映画を観るのは眼が疲れるので、
もっと大きい画面で観たいと思っていました。
電子ブックにも興味がありました。

あーでもない、こーでもないと何度も反芻して考えて、
結局買ってやりましたぜ、iPad mini 16GB、
それもRetinaディスプレイではなく、旧モデルを。
Retinaモデル、ありゃ高過ぎです、売れるんかいな？

iPad よりも小さく軽いですが、十分な画面サイズで軽い。
うーん、そんなことならもっと早く買っておけばよかった、
と思いつつも、これで拙者の通勤時間はもっと快適になります。

Amazonのkindleストアで無料でダウンロード出来る書籍も早速拝見。
マルサス「人口論」、夏目漱石や太宰作品も無料のものも。

おおー、こうなるとデジタルと毛嫌いしたり、
新しいテクノロジーを試してみない事は、
いろんな新しい情報ばかりでなくや先人の遺産を活用しきれないことにもなる、
そんな思いすら持ちました。

使い倒してやります、存分に。

男2人アフタヌーンティー

[No.2083]

40歳を超えた男2人で午後のお茶を楽しみました。
一時帰国中の忙しい中を、わざわざ時間を作ってくれて、
会って話しがしたい、と連絡をくれました。

最近の事、今後の事、いろいろ話して聞かせてもらって。
とても拙者のことを心配してくれていました。
話をすると、なんとなく自分が冷静に見えてきたりするし、
安心な気持ちにもなれます。
オッサン2人アフタヌーンティー、
周囲にはどんなふうに見えたか分かりませんが、
拙者にとっては、とてもいい時間でした。

持つべきは友、友達ありがとうを痛感する最近であります。

複数の事に気を遣いながら話をしたり聞く事が
今とてもストレスに感じることがあります。
気持ちのバランスが揺らぐと、我慢しているスイッチが
入ってしまいそうな気がするんです。
なので友人、家族、親戚と話して落ち着けるのは、
とても嬉しいのです。
一人ぼっちだと、それはそれは、またしんどく感じることもあるし。

今日はこれからテニスの試合、怪我しないように、負けないように
楽しんで来ます。

みなさん、よき週末を。