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2025-08-31

読んだ本(2025-#74):リカバリー・カバヒコ


[No.3977]

#74「リカバリー・カバヒコ」青山 美智子

日の出公園にあるカバのアニマルライド(動物の形のオブジェ)、自分が痛い体の部位と同じカバの部位を撫でると、痛みがなくなるという伝説を持ち、回復力のあるという意味もあって、リカバリー・カバヒコと呼ばれていました。

日出町に住む、高校生、小学生、幼稚園ママ、親と同居していないサラリーマン、短編の主人公が少しずつカバヒコを介した繋がりが、ほんわかとあったかい気持ちにさせてくれます。

子供の頃の拙者にとって、カバヒコもありました。寝転んで海を眺めた防波堤、夕陽を眺めようと登っていた松の木です。

松の木はなくなってしまいましたが、今でも、あの防波堤を見ると、懐かしくて、少し元気が出る気がします。 

2025-08-30

読んだ本(2025-#73): ANAの口ぐせ

 [No.3976]

#73「ANAの口ぐせ」 ANAビジネスソリューション

デュッセルドルフに出張に行った時に、結構緊張感の高いミッションで、意図も説明も難しく、同意を得るのもハードルが高かった事がありました。なんとかいい感じに出来て、ホッとして帰国便に乗った時に、CAさんに「お疲れ様でした」と声をかけていただきました。

世界一周の海外出張の最終目的地から帰国便に搭乗した時、CAさんに「お帰りなさい」と言っていただいてから、選択できる場合はANA便に乗っています。

地上スタッフにも、CAにもいつもいい印象を受けます。最近ではチビ子も好きになった出来事がありました。

お客様へのおもてなしは、社内メンバーだけでなく、他社関係者も含めたチームとして取り組んでいる事がよく分かりました。安全に関して妥協しないという気持ちもよく分かりました。やはり本気になっている仕事っぷりこそ、優れた成果を生み出し、メンバーも達成感や成長を享受できるのだと思います。

チームとしての強さとか、チームとしての進化について、この本はいいヒントをくれているので、メンバーに紹介しておこうと思います。

2025-08-29

父にスマホを送った(続報12)

 [No.3975]

スマホを入手して父に送る、続報その12です。

父も拙者も、🇺🇸MLB中継のロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスを観ていたとLINEビデオ通話で話していました。

父は、約70年前に船でハワイ経由でサンフランシスコに向かい、大陸横断鉄道でボストンとニューヨークに向かって訓練を受けて、ニューヨークからパナマ運河を経由してサンフランシコに寄港し、またハワイ経由で日本に戻ってきたことは何度も聞いていましたが、実はサンディエゴにも寄港していたことを聞きました。

パナマ運河を通過して太平洋に出た後で、台風のような嵐に遭遇し、当初予定していなかったサンディエゴに避難の寄港をした、とのこと。サンディエゴ水族館も見た、と楽しそうに話してくれました。

サンディエゴ・パドレスの本拠地ペトコ・パーク周辺の映像を観て、思い出したそうです。70年経っても思い出せるほど、強烈でいい思い出だったんだろうな、と思います。地図で見ると、確かにサンディエゴはいい港の地形だと思います。

ちなみに拙者、26歳の時にサンディエゴには出張で行ったことあります。メーカーのトレーニングを受ける出張だったので、観光アクティビティはゼロ、サンディエゴ水族館も行けませんでした。。。

2025-08-28

読んだ本(2025-#72):労働と独占資本

[No.3974]

#72「労働と独占資本」ハリー・ブレイヴァマン

学生時代の研究のメイン文献でした。アメリカの労働市場がテーマの主要な内容でしたので、重要な文献でしたし、会社で働くと言う意味や社内での処遇とかを理解することに役立ったことは間違いありません。入手の経緯も忘れる事はないです。

社会人経験を長く持つ大学院の先輩には言われていました。あなたが実際に会社で働いて社会人経験を積むと、この本に書かれている研究成果をもっと理解することが出来る、と。

本を入手して読んで四半世紀が経過しましたが、いつも手元に置いていた本を再度読んでみました。

先輩のおっしゃってくれたとおりでした。

執筆当時は、機械化やオートメーションの隆盛、コンピュータの事務作業への導入という変化が起こっていたと思いますが、その後コンピュータの汎用化、インターネットのビジネス利用、そしてAI利用の増加が起こっている変化、ブレイヴァマンさんならどんな視点やコメントを聞かせてくれるだろうか、と思います。

独占資本についてあらためて調べると、定義は銀行資本と産業資本が融合して生まれた資本形態であり、日本の財閥に相当するとも言える、とのこと。

資本家は上場株式会社の経営陣とも違うように思いますが、独占資本を会社の経営層として捉えて読んでも、そんなに違和感はないかもしれません。

労働過程の分断、分解に伴う労働の価値の相対的で絶対的な低下、学術的に整然と言語化することは拙者には難しいですが、これまでの社会人経験で見た事、聞いた事、感じた事と照らし合わせて、とても納得感があります。

 この研究の素晴らしさの一つは、ご本人の銅配管職人としての経験の他、食肉加工、織物業、自動車工場などの職場の実際を自分で経験したり、見た事からの考察であり、他の社会科学者の企業内分業の考察とはリアリティも違うし、社会的分業の意義と企業内分業の意義を議論として混在しないようにしている事、と読んで感じました。

1974年の研究であり著作ですが、会社という組織の辿る成長や組織の編成の変化、この2025年の今までをも見通しているような感覚を覚えます。

日本の失われた30年と言われる経済低成長について、その主たる要因がこの本を読んで気付いたような気がします。

第12章の現代の株式会社、第15章の事務労働者は。この章だけでも大きなスケールを持つテーマですが、実際の労働過程を知る著者の具体的で普遍的な考察が、拙者には刺さりました。

また会社組織の中で成果を出す、ポジティブな評価を得る為のポイントやコツが、反面教師的に透かして見えたような気もします。価値の定義すら簡単ではないのですが、価値ある成果を生み出すビジネスマン、と労働市場で評価される事が、やっぱり重要だと思うし、目指そうと思います。

経営的な立場であれば、何を目的に事業活動を行い、どんな利益還元を行い、地域社会やマーケットにどんな存在意義でありたいか、のバランスを実践できるビジネスマンになれたらいいなぁ、と思います。具体的な方法はまだまだ模索ですけど。

組織内で自分のキャリアを磨きたいと考えるビジネスマンは、この本を読んでいろいろ考えてみたらいいと思います。

どんな思いや視点でこの研究をしたのか、著者に対する興味もわいてきました。序文も訳者後書も全部読みました。日本語訳で助かりましたが、わかりにくい記述もあるので英語の原書を読んでみようと思います。

2025-08-22

ペヤング ソースやきそば超大盛

[No.3973]

1人で留守番ランチのある日のこと、かなり空腹でしたし、ちょっと変わったことしてみようと思って、超大盛を食べることにしてみました。

237g、1,081キロカロリーは、必要以上に大盛でした。今後、これを食べようとすることはしないと思います。

我が家で語り継ぐ、パリ・ペヤング事件にあるように、海外出張のお供としてもかなり身近な存在ですが、普通サイズのペヤングやきそばで十分であることを確認できました。

2025-08-21

UNITED ARROWS x BRIEFING SLIM PACK

[No.3972]

ビジネスカジュアルで通勤して仕事する日々で、スーツを着る機会がものすごい減りましたが、夏はポロシャツとチノパンでビジネスシューズ、が拙者が自分で許容するスタイルです。

金曜日でもジーンズやスニーカーはないな、が想いですが、いろんな同僚がいます。

ビジネスでリュックはなし、と思い続けてきましたが、こんなにパソコンとタブレットを持ち歩くことになるとは予想していませんでした。

妻の仕事用リュックを数日拝借して結果、ビジネスでも使えるリュックを購入することに決めたのです。背負えるので両手が空くし、重さも緩和できるし、デザインも気に入っています。

2025-08-17

平常運転な日常に戻り、ガッツを注入

[No.3971]

楽しかった旅行を終えて、片付けをササっと頑張って、仕事に戻ってから1週間が経過しました。

チビ子のリクエストでパスタを作って食べて、久しぶりにテニスの振替レッスンを堪能して、1人ランチでは天下一品の唐揚げ定食を食べて、エネルギ充填完了です。

当たり前なのですが、大事なことに気がつきました。バンクーバーで涼しく過ごした24時間、ロサンゼルスでウキウキ過ごした24時間、東京で暑さの中仕事に向かい、会議や企画を考えて疲れて帰宅する24時間、朝のんびり起きて家族とワイワイ過ごす24時間、どれも同じ24時間です。





時間は誰にでも平等という言われ方はしますけど、どう時間を使うか、何をするかで時間の効用、意義や思い出としての価値などは、全く異なるものになります。

無意に過ごす時間もいいですし、目的を持って過ごすのもいいですが、自分で積極的に時間を過ごす目的を決めて過ごすことが、人生の豊かさにつながるのではないか、という仮説をより強く感じるようになりました。



2025-08-15

Los Angeles Dodgers Goods

[No.3970]

MLB 2025開幕戦のドジャース観戦をとても楽しみにしていたチビ子、いろいろ申し込みましたがチケットを取れず。確率的にはとても難しいとは理解しながらも、ガッカリしたままのチビ子に、拙者はどうしても観戦させてあげたい、家族でドジャースタジアムに行きたい、とまずは勝手に盛り上がりました。
妻にも何とかして観戦に行こうと話し、いろいろ調べたり、確認したり、フライトやホテルも同時並行で準備しました。

結果的に、大谷選手の先発する試合、ワールドチャンピオンのリングが来場者にプレゼントされる試合、ブルペンでの練習も見れて、39号ホームランで盛り上げることができて、最高の思い出の一つになりました。

ヘルメットの形のケースに入ったアイスクリーム、ガーリックきいたポテトが入れられたケースも洗って持ち帰り、我が家のリビングでドジャースグッズのコーナーに鎮座しております。

チビ子には、17番の大谷選手のユニフォームジャージも買ってあげて、着て応援していました。ジャージも大事な思い出グッズです。次回ドジャースタジアムに観戦に行く時は、チビ子はジャージを持って行きますね。

拙者自身も行けて、観れて嬉しかったのは間違いないです。でも本当に嬉しいのは、チビ子や妻が楽しそうで、楽しかったと言っている様子を見ているのが嬉しいな、と思えているのだと最近思うのです。また家族が喜ぶ、楽しむ何かを続々としたいものです。

2025-08-13

読んだ本(2025-#71):海馬の尻尾

[No. 3969]

#71「海馬の尻尾」荻原 浩

恐ろしさを感じなかったり、他人の喜怒哀楽を認識したり共感できない場合、肝っ玉が太いとか経験的な特性ではなく、脳内の原始的器官である海馬とか、海馬の尻尾と呼ばれる小器官の機能不全が原因かもしれない、と判断された主人公。3年の懲役を終えて出所した反社会的勢力の1名。

舞台は、2度目の原発事故の影響で、不安を抱える大勢がいる社会です。極秘裏に不安を煽ったり、抑制しようとする心理実験や治験が行われていることは、機関の一部の者しか知りません。

主人公は、暴力的で残虐さが恐怖を感じないこと、アルコール中毒の治療も兼ねて、組長の好意で検査と入院をすることになりました。過酷な幼少期や両親からの愛が不足した年月が原因ともなって、恐怖を感じない、他人の感情を考慮することもないと思われていました。

病院の待合室で、急に懐けれた小さな女の子。彼女も脳の特性や疾患に関する治療や入院をしている様子。シングルマザーのママ、女の子の付き添いに元気がない様子を、主人公が気にするようになります。女の子と絡むのが最初はうざかったのに、徐々に気になり始めて、女の子の元気のなさが、主人公の感情認識に変化をもたらします。

物語は一気に読んでしまいます。騙し騙され、本当に信頼できる仲間とは誰かのか?組長か? 組の後輩か? 入院部屋の同居人か? 診察して治療してくれる医師か?

守りたい存在ができれば、パワーも出るし、生き甲斐も出てくるのだと思えます。主人公のその後が気になります。どうか笑顔が多い日々を送ってくれているように願います。

2025-08-10

観た映画(2025-#12):チャンピオンズ

[No.3968]

機内で観た映画シリーズ。

いろいろ同じようなパターンの映画もある気もしますが、この映画のパターンはついつい観るくらい好きです。

プロのマイナーリーグのバスケットボールチームのサブコーチだったのに、ヘッドコーチに逆らってクビになり、自棄になって飲酒運転で事故を起こし、罰金刑の代わりに社会奉仕活動として、パラアスリートのバスケットボールチームのコーチになった主人公。

精神的な症状や特徴をそれぞれ持つチームメンバー、早くプロのバスケットボールチームに復帰したいと思っていた主人公が、チームメンバーのそれぞれの事情や行動の原因となっていることに思いを馳せるように、いつからなったのでしょうか。

何かを克服して今があるから、一人一人がチャンピオンなんだ、というセリフがこの映画タイトルにもなっています。

メンバーとのつながりで、チームとしての成果を大きくすることができるというスポーツもの、拙者好きです。仕事のチームもそうありたいと思い続けています。

観た映画(2025-#11):E.T.

 [No.3967]

帰国便の中で観た映画です。
久しぶりに観ました。40年以上の映画です。今見てもやっぱり面白い作品ですし、眼の奥が熱くなるくらいに感情移入しました。

最近の映画、こんなに面白い作品あったっけ、とついつい思うくらいに、最近の新作映画がつまらなくなっていないか、という気持ちが強くなりました。

宇宙人を助けて匿った少年エリオット、エリオットの家族、友達がE.T.を科学者達から助け出そうとするシーン、あれこそ映画の醍醐味、永久不滅の魅力です。

2025-08-09

UCLA -> In-N-Out Burger -> Santa Monica Beach

 [No.3966]

片側6車線のフリーウェイ、左ハンドルの右側通行の🇺🇸ロサンゼルスを、妻とチビ子のスマホ2台ダブルナビゲーションでレンタカーで移動しました。

UCLAに行って、建物や雰囲気を味わってみたかったのです。拙者にとってはスタンフォード大学、UBC、サイモンフレージャー大学に続き、海外有名大学への訪問です。





快晴の青空、広いキャンパス、歴史ある建物、芝生の木陰に座ったり、読書したり、パソコンでパチパチしていたり、夏休み中のキャンパスですが、図書館で籠って勉強している学生もいました。嗚呼、なんて素敵なキャンパスライフ。もちろん勉強は大変でしょうが、学び直したい欲求が高まりました。ブックストアでチビ子もグッズやお土産をゲットし、友人の息子さんとも10年ぶりに再会して楽しかったです。


予想よりも長時間UCLAを満喫したので遅めのランチになりました。拙者のロサンゼルス出張で気に入って、大谷翔平選手のお気に入りでも有名になったIn-N-Out バーガーに行きました。チビ子にもおいしさが伝わって嬉しかったです。お気に入りになったようです。







その後サンタモニカのビーチに移動。駐車場に入るまでちょっと渋滞でしたが、桟橋で受ける海風、どこまでも広がる砂浜、広い快晴の青空、最高でした。日差しが強いのに蒸し暑さがないので、日本の夏よりも圧倒的に快適です。














仕事や学校、生活を支える制度や保障などの違いなどいろいろありそうだとは思いますが、夏の厳しい日本ではなく、夏を快適に過ごせる場所に行く、住むなどが拙者にとっての人生のチャレンジになった気がします。

2025-08-08

読んだ本(2025-#70):答えは風のなか

[No.3965]

#70「答えは風のなか」重松 清

小学生や中学生の頃を思い出しながら読みました。

自分の家であるルールと、友達の家のルールの違いに気がついた事が思いついたことの一つです。友達の家でお昼や晩ご飯をいただくことになった時、テレビを見ながら食べる家もあるし、食べる時にあまり話をしない家もありました。

いろんなお家の事情もあるんだな、と子供ながらに感じたいくつかの事を思い出しました。

いいとか悪いという事ではなく、その家ではそうしているという事情や経緯があるだけなんでしょうけど、その事情や経緯こそが、その家の雰囲気や文化になるんだと思います。

親からの躾、親の思考などが子供に与える影響は大きく、いくら子供が育って大人になったとしても、子供時代に馴染んだことから自分の意思で離れることも難しいと思うと、親の責任は重大だなと再認識します。

家業が不調になり、引越しや就学を変更することもあるし、親の想いや思い込みが、子どもの最適から遠ざける事も起こる可能性があります。

今回の家族旅行、いろいろ懸念や困難はありましたが、我が家にとってもいい思い出になるし、いろんな気づきを得られたので嬉しいです。家族で過ごした一瞬一瞬も鮮明に思い出されます。我が家の文化や雰囲気にいい影響となりそうです。

我が実家もそうだし、我が家もそうですが、食事中にはテレビを観ません。今日の出来事や話したい事を、ワイワイと話しながら食べます。大きな口を開けて食べながら話すと、妻から注意を受けますけど、それが我が家。

2025-08-07

ロサンゼルスに行く、友人に会うの巻 (その2)

[No.3964]

前職の時にロサンゼルスのオフィスでお世話になったアメリカ人のマネージャーに会えることになりました。

私が好きだったと憶えてくれていたメキシカンレストランでタコスを楽しみました。店内には、屋内の中庭がありまして、森の中で食べる感じです。エビのタコスを頼みました。やっぱり美味しかったです。



5年半前の、私の退職理由を話せてなかったので、いろいろご心配をおかけしていたことがわかりました。その他、仕事のこと、家族や趣味、トランプ大統領のことなどを話し、また会おうと約束しました。


会いに来てくれてありがとうございます、と言ったら、友達だから会いに来るよ、と。涙が出そうに嬉しかったです。




2025-08-06

Dodger Stadium Ohtani 2024 World Series Champion Ring Day

[No.3963] 
今回の旅行の目玉イベント、主目的と言ってもいいのがドジャースタジアムで観戦する事でした。
2025シーズンの開幕戦が日本でしたが、いろいろ応募してもチケットが取れず、落胆するチビ子に言いました。
父ちゃんがドジャースタジアムで観戦させてやるから、待っておいて、と。
家族のスケジュール、エアチケットの比較と確保、ホテルの予約などを家族でワーっと進めながら、結構大変だったのはWebでのドジャース観戦チケットの購入でした。
割引クーポンを利用しての購入経路が分かりにくく、また座席指定の場所をどこにしたらいいか迷ったのです。
ナイトゲームはホテルに戻るのが大変だろうから、デーゲームに絞り込んだ時からラッキーが始まりました。デーゲームの日は、ワールドシリーズの大谷チャンピオンリングのレプリカを来場者にプレゼントの日だったんです。

試合の無事の開催と、選手たちが怪我をしないように祈る日々でした。
ロサンゼルス在住の友人が一緒に参戦できることになり、スタジアムまでの移動も安心です。試合前スタジアムツアーにも申し込んだので早めにスタジアムに到着。ゲートの前にはリングの配布を待つ車が渋滞していました。ロス在住の友人曰く、大谷選手だからこそ、こんなに前の時間からたくさん待っているのだろう、と。
スタジアムの芝生が綺麗です。大谷選手の一挙手一投足が注目されていました。背番号17を着たお客さんが一番多かったです。
印象深いのは、大谷選手は悠然と淡々と準備や確認を進めていた事です。時折笑顔もありましたが、本当に野球でいいプレーをする、に集中しているようです。
チビ子は、ブルペンで先発の準備をする様子を見て、撮れるというラッキーもありました。
ドジャードッグを食べて、ヘルメットの形をしたケースに入ったアイスクリーム、ヘルメットの形のケースに入ったポテトも美味しくて、チビ子はヘルメットケースをきれいにして、我が家に持ち帰りました。
ネクストバッターサークルは、本当に近くで見れました。背が高いし、背中が大きいし、手脚が長い。でもスピードもあってパワフルです。
大谷選手のピッチング、39号ホームランも見ました。ムッキー・ベッツ選手、フレーディ・フリーマン選手への歓声も大きかったです。

観戦中は口数の少なかったチビ子、ホテルに戻ってから観戦の感想を聞いたら、いつもの口調での振り返りが止まらなくなりました。観戦中は受け取る刺激が多すぎて、言葉を発せられなかったみたいです。

我が家にとって、とてもいい思い出の一つになりました。ロス在住の友人とも楽しみを共有出来て嬉しかったです。またドジャースタジアムに行こうと思います。



2025-08-05

読んだ本(2025-#69):ハリネズミは月を見上げる

[No.3962]

#69「ハリネズミは月を見上げる」あさのあつこ

拙者が現代の女子高生になることは出来ませんが、女子高生が主人公の小説を読む事で、擬似体験が出来るかもなと思いました。

将来に明るい希望が多い、と若い人を見ると思いますが、実際には家庭や学校などの事で、誰にも相談できずに悩んでいる若者も多いんでろうと思います。

拙者が高校生の頃よりも、情報収集の頻度や感度も多様化し、都市や地方の経済格差も拡大し、就学の困難性に悩む若者も多いと思います。

チビ子ももちろんですけど、若者の悩みを解決してあげたり、軽減できる大人にならなくてはいけんな、と思いました。

2025-08-04

ロサンゼルスに行く、友人に会うの巻

[No.3961]

10年前にロサンゼルスを旅行した時に、妻が幼稚園時代からの友達と再会しましたが、その後はSNSでやり取りするものの、なかなか会える機会もありませんでした。

今回のロサンゼルス旅行の目的の一つは、友人に会う、でしたが、空港に迎えに来てくれることになり、ロサンゼルス到着後30分くらいで会えました。ホテルまでの車内で、前回会ってからの10年の近況報告を一気にして、スーパーに買い物に連れて行ってくれて、ワイワイといきなり楽しい時間からロサンゼルス滞在が始まりました。

ロサンゼルス、空が広く青く、日差しは強いですが蒸し暑くなく、朝晩は涼しいくらいでとても過ごしやすいです。


スーパーの品揃えは鮮やかで、見ているだけでも楽しいです。


我が家全員が好きなタコベルにも連れて行ってもらい、ホテルのバルコニーで晩御飯として美味しくいただきました。




2025-08-03

読んだ本(2025-#67+#68):砂の王国(上)+(下)

[No.3960]

#67+#68「砂の王国」(上)+(下)荻原 浩

証券会社のトレーダーだったけれども、いろいろあって奥さんに出て行かれて、ホームレスになった男性が主人公です。ホームレスの縄張り争いや、食事や防寒グッズを奪い合ったり、分け合ったりの中で、ホームレスになってしまったことへの絶望とちょっとした失敗や諦めの連鎖で、ホームレスになる可能性も感じました。


長身のイケメン、口数のすくないホームレスが、近所のコンビニやお惣菜の期限切れ前のお弁当などをよくもらえていました。辻占いで稼ぐ男は、占いのサクラを主人公に依頼し、鑑定のお客1人につき100円をもらうことになりました。占いのお客さんの身なりや言動から、悩みや背景を予想するテクニックと話術を見て、主人公は閃きます。イケメンを教祖にして、辻占いの男が教義や教祖のコメントを書き、主人公が新興宗教の設立や運営をすることを。

口数の少ないミステリアスなイケメン教祖に集まる女性信者、信者間でのお布施競争、信者を煽る教義など、アッという間に教団勢力が拡大し、教祖、辻占い、主人公の目指すものにギャップが出てきて・・・。


主人公が証券会社にで働いていた時に、いろいろ仕事のプレッシャーや不安もありながら奮闘していました。奥さんを責めることにできなかったことは話の中で分かるのですが、主人公がもっと奥さんに胸襟を開いて話していれば、主人公がホームレスになることはなかったんだろうと思うと、人生の岐路はちょっとした事情をきっかけに、大きく変わるんだろうな、という想いを強くしました。

2025-08-02

バンクーバーに行く、UBC Anthoropology Museum(人類学博物館)の巻

[No.3959]

バンクーバーに在住の友人、偉大な人生の先輩でもありますが、チビ子にとっては優しい親戚のおばさん以上に親しみを感じさせてくれます。2年前にバンクーバーを訪問した際にも、大変お世話になりました。今回もバンクーバーを訪問し、再会できました。

台風9号の接近を考慮して、出発を前倒ししたので、バンクーバーでの滞在が1日増えたので、UBC Anthoropology Museum(人類学博物館)と 植物園を楽しむことができました。

久しぶりの海外出発をいつものカレーライスでスタートしました。バンクーバー空港で出迎えてくれるポールに、お久しぶりです、と挨拶です。

ホテルの朝食を楽しんだ後に、知人が迎えに来てくれてUBCまで連れて行ってくれました。ファーストネーションズと呼ばれる先住民の歴史や造形、拙者は以前からも興味津々でしたし、前回のバンクーバー旅行でも堪能したのですが、 UBC Anthoropology Museum(人類学博物館)が閉館していたので、今回は念願の訪問でした。


眼や顔の表情を見ていると、拙者の先祖的な物を感じるんです。拙者の生まれ育った地域の神楽の面や音楽とも繋がりを感じます。中南米の民芸とも何かを感じるのです。



ファーストネーションズは、これらの造形を長く残そうとする意思はなく、木はそのうち自然に還っていくものとして朽ちるもよし、という発想だったみたいです。



こんなに多くの展示、こんな大きな規模のある博物館が、大学附属であることに驚きます。多くのお客さんが訪問しており、入館料は大人で19カナダドルくらいでしたが、価値は十分にあります。

拙者、大学時代をこの大学で過ごせたらどうだったかな、いいよな、の気持ちが再燃しました。