[No.2903]
空気の冷えた週末でしたが、家族で出かけた先で見上げた空です。
澄んでいることもあり、また周囲に高層ビルもない空間で見る空は、青く広く、とてもリラックスできます。
デジカメで撮ると、青色のグラデュエーションが分断されてしまうほどです。
晴れた日の空が青いことは当たり前なのですが、空を見上げて、胸を張って、深呼吸するだけでも、エネルギーを充填できたような気持ちになれます。
[No.2903]
空気の冷えた週末でしたが、家族で出かけた先で見上げた空です。
澄んでいることもあり、また周囲に高層ビルもない空間で見る空は、青く広く、とてもリラックスできます。
デジカメで撮ると、青色のグラデュエーションが分断されてしまうほどです。
晴れた日の空が青いことは当たり前なのですが、空を見上げて、胸を張って、深呼吸するだけでも、エネルギーを充填できたような気持ちになれます。
[No.2902]
#54「山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る」山中伸弥+成田奈緒子
医学部に進学して医師となりノーベル賞受賞ともなると、とても同じ人間とは思えない気持ちにもなりますが、同じように悩み、くじけそうになり、あらゆる問題を抱えて苦闘する経験をしてきた人生の先輩として捉えれば、そこにはただ共感しかありませんでした。
ご自身が育てられた環境、両親に感じていた想いや葛藤、本当にみなさんにいろんな事情があるのだと思います。
子供の就寝時間、睡眠時間、子供が自分で考えて行動すること、親が子供に与えすぎないこと、干渉しすぎないこと、ええかっこしぃをやめること、いろいろ子育てと、家族といい関係でいられるための示唆にも富んでいます。
いろんなハウツー本やノウハウ本はあると思います。拙者もいろいろ読んでみたこともありますが、自分で考えて行動してみて、ダメなら違う方法を考えてみてやってみて、周囲の人に感謝を忘れずに、など共通する要素が、いろんな本で多いことにも気がつきます。
拙者的に言うと、母方のおばあちゃん、小学校1、2年の担任の先生、父や母と話したこと、大学や大学院時代の恩師に見せてもらったこと、前の会社の上司や先輩には、とてもお世話になったこと、いいことや素晴らしい人に出会えて嬉しいな、と再確認しました。
[No.2901]
試打のフィーリングが気に入ったので、ポチッと購入。
張り上げると324gですが、軽いイメージです。キッチン用の秤で測って見たのですが、こんな感じです。
19. WILSON Prostaff 85 ・・・ 364g
23. Babolat Pure Aero Rafa ・・・ 326g
24. Head Graphene 360+Radical Mid Plus 2021 ・・・324g
Prostaff 85はやっぱり重たいのです。ラケットの重さ自体がボールのパワーになるのはいいのですが、しっかりと握りすぎると、手首が硬くなってしまうので、ラケットヘッドが走らなくなるんです。
300gくらいのラケットを試打した時は、ラケットが軽過ぎて、右腕がすっぽ抜けそうになりました。 320gくらいが、今の拙者には心地よいのかもしれません。
RafaとMP2021が、張り上げの重さがほとんど同じことは驚きでした。MP2021の方が軽いラケットに感じます。
この3本のラケットを、その日の気分で使い分けてテニスを楽しみます。特徴が大きく異なるラケットを併用するプレイヤーは多くないような気がします。でも、フィーリングの違いを楽しめるので、結構おすすめです。またストリングを張り替えただけでも、フィーリング変わりますし。とにかく楽しいのはいいことです。強くもなりたいけど。
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久しぶりにラケットヒストリーを更新。
今使っているのは、赤フォントの4本。
手元にあるのは、緑フォント(記念や予備の保存)
[No.2900]
#53「傘のさし方がわからない」
車椅子での生活になった母から、雨の日には車椅子の操作で手が塞がるから、傘をどうやってさしたらいいかわからないね、という何気ない一言が、この本のタイトルです。
またしても、岸田奈美作品を一気読みでした。
綴られている言葉の一つ一つはとても日常的でありきたりなのに、表現される心情や(勝手に受け取っている)想いは、熱く、でも優しく、押しつけがましくない。
誰かが、岸田作品を読むと元気が出る、とコメントしていましたが、そのとおりですね。
拙者も読んで元気が出来ました。
困難があっても大丈夫、多分、まあ知らんけど
これぐらいの気持ちの方が、楽しく前向きに生きて行けそうですし、拙者と同じかもな、と思いました。
[No.2899]
その道のプロの方に、秘訣やコツを端的に聞くのは無粋ですし、生意気だし、憚るべきですが、時と場合によっては会話の流れで許容していただけることもあると思います。
そんな幸運にめぐり合い、素晴らしく美味しいパスタを提供していただいたシェフに聞いて見たのです、どこのパスタを使われていますか、と。
教えていただいたパスタは、そんなに高価でもなく、再加熱にも適しているとのこと。
ジェノベーゼとか、海鮮のオイルパスタとかに良さそうなんだよな、と思いながら、とりあえず入手してみます。
ひょんなことから隣席の常連のお客さんと知り合い、シェフまで紹介いただいたご縁です。こんなご縁やつながりを楽しめるなんて、豊かなことだな、と嬉しいです。
#52「この国のかたち(6)」司馬遼太郎
とうとう全6巻を読み終えました。最後は未完のままで著者が鬼籍に入ったので致し方ないですが、少しでも著者の実体験や研究をベースにした日本人史観といも呼ぶべき、歴史的な事実の解釈や、そこから導かれる現代日本の行動様式、道徳観、倫理観などを察することができたような気がします。
もっと若い頃に読みたかったという後悔もありますが、この年齢になってこそ感じること、考えが及ぶこともあるので、ふむふむとうなづいたり、そういうことだったのか、の連続でした。例えば、⚪︎兵衛という名の歴史的な由来や経緯など。
言い古された表現ですが、歴史は川の流れと感じました。急流もあれば蛇行する箇所もあるし、上流と下流でも変わるし、雨が降れば濁って水量が増えるし、晴れが続けば水量が減るし。川に流れながら移りゆく景色を眺めるか、沈みそうになるか、流れ行く川を一箇所で眺めるか、で見え方、感じ方も違います。
日本の歴史の流れを見ると、やはり明治維新というタイミングで起こった変化が、理屈はなく勢いで、起こってしまった、と捉えました。将軍から明治天皇に最高権力が移譲下にも関わらず、同様に高位の地位にあり続けた人、高位から去った人、去らされた人、急にのし上がった人、まさに入り混じっています。
その人々が織り成した制度や構造が、あの大戦に向かわせることになった、とやはり感じました。官僚制度に関する中国、欧州と日本の比較も興味深かったです。
きっと読み返すと思いますので、お気に入りのコーナーに1〜6を積んでおきます。
[No.2897]
独身時代の勤務場所などを、チビ子にも話したことはあるのですが、実際に一緒に出かけられるようになったことが、驚きであったりします。
給料日がくれば、何を買うというわけでもないのにペンや文房具を見にきていたお気に入りのお店ですけど、今ではチビ子も大のお気に入りのお店になったのは、遺伝でしょうか?
夕方の綺麗な時間に、歩行者天国も存分に楽しみました。
グッドモーニングパスタ
炭水化物を食べるなら朝か昼シリーズ。
寝起き3分で調理出来る漢になりました。
イタリア人でも朝からパスタ食べないだろうね、こんなのは。
朝からしっかりご飯を食べると、スタミナも持続するようですし、拙者も炭水化物が好きなのに、夜食べると体重が減らない。これらの状況を考えますと、炭水化物を朝か昼ならしっかり食べられる、となりました。
まあ、拙者も眠いなと感じながらパスタの調理をするわけですが、慣れてきました。家族にも好評ですし、しばらく続けてみようと思います。
[No.2894]
[No.2893]
#51「もうあかんわ日記」岸田 奈美
しんどいけど頑張っています、ではなく、まあ生きていればいろいろありますけど、というスタンスと、どこまでも困難を笑いに消化してしまえるように感じる言葉やユーモアのバランスのとれた綴り方、あこがれます。
自分の至らなさや現実の困難を受け止めつつ、どうにか解決策はないかと穿つ機会をうかがう感じは、勝手に共感を覚えています。
この本を読み終えて、2021年は51冊を読んだことになりました。おそらく人生で読書冊数が最も多いような気がします。
もっといい本や面白い本がありますから、もっともっと読めると思えて嬉しいです。まだ読もうと思っているストックもありますし、まだまだ読んでやる。そして、少しは知恵やインテリジェンスを増やしたいものです。
[No.2892]
久しぶりの以前のお気に入りの喫茶店に寄ってみました。残念ながら定休日のようでした。
お気に入りのコロンビア・スプレモを飲みながら、大きな天板のカウンター席で、優しい日差しの中で、静かにジャズを聴きながら時間を過ごすことはできませんでした。
また今度行ったら、マスターはいつもの優しい笑顔で、「久しぶりですね」と声をかけてくれると思います。
屋根の上の芝生も健在、今年は満開のコスモスを見ることができませんでしたが、次のチャンスを狙っておきます。
[No.2891]
#50「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」ブレイディみかこ
話題になっているのは知っていたし、興味もあったのですが、この本も先にチビ子が読んで、チビ子にオススメされたから読んだ本の一冊です。
イギリスで保育士をしていた著者が、アイルランド人の夫、息子との3人暮らしで、息子の学校生活を中心に語られる、イギリスの社会格差、階級問題、移民問題、出口のない経済政策や社会保障の日常です。
著者や著作の素晴らしさは、拙者が今さら評する必要もありません。現状をいったんありのままで受け入れて、自分で消化し、理解して、流されるでもなく、立ち向かう訳でもなく、でも自分らしく考えて行動する様子、大人よりも、子供の方が自然に出来ているかもな、という気持ちになります。
部落差別の歴史的経緯を勉強した子供時代、母に言ったのです。理不尽な部落差別が残り続けているのは、大人が断ち切れずに子供たちに伝承させてしまったからだ、大人の責任だ、と母に言い迫ったことがあります。
母が難しそうな顔で、そうは言ってもなかなか差別や偏見はなくせない、と言いながら、でも子供のせいではなく、大人のせいだ、というのは正しいね、と言ってくれたことを思い出しました。
拙者も、もう大人ですから、大人のせいってならないように、いろいろ考えて行動します。ごまかしや知らないふりではなく、正しいことを正しいと言えて行動し、守りたい存在を守るために生きるのであります。
[No.2890]
何かをきっかけに、父のスマホにLINEビデオ通話しても、父のスマホ画面に変化がなくなりました。Android OSかアプリのアップデートが完了していないのかも、と思いました。
父によるリカバリーはハードルが高いので、近所の従姉の息子(拙者の弟分)にお世話になろうとしました。一昨日、父が本屋でスマホ入門みたいな本を買ってみた、わからないけど少しずつ読んでみると言っていました。
#49「この国のかたち(5)」司馬遼太郎
偉人と呼ばれる人々に関する伝承と、実際の人となりには差があるものとは思いますが、一度でも大河ドラマでスポットライトが当たったりすると、良き面のみが強調されてしまうのも、功罪かと思われます。
実はお酒や女性に歯止めが効かなかったとか、朗らかなように見えて、実は身内に厳しい人だった、というのも多いでしょうし。
この本が拙者に与えてくれる価値とは、どこまでも一般人としての視点や感覚で、歴史的な実態を感じてみる、ことができる、であります。位が高いから優れているでもなく、貧しいから評価が低い、でもなく。
それにしても、明治維新について思うところがたくさんあります。大学入試に向けた高校の日本史の授業では、明治維新の内容は駆け足でラストスパートでしたが、大きな歴史の転換です。幕府から朝廷に、将軍から天皇に。その大きな急いだ転換の歪みが、二度の大戦を含む戦争の選択をしてしまったんだ、が現状の拙者の認識です。
全6巻も、残すところあと1巻です。急いで読みたいような、じっくり読みたいような不思議な気持ちです。
[No.2888]
もし、忘れたい出来事を、まったくなかったかのように忘れることができるとすると、悲しい出来事に落ち込む時間を、短縮できるかもしれません。確かに、悲しい出来事に心を痛めて、立ち直れなかったり、心だけではなく体の健康も損なったりすることは、あると思います。
記憶屋にコンタクトして依頼すると、嫌な悲しい出来事の記憶を忘れることが出来ます。でも、悲しい出来事に関連して、大事な人の事も忘れてしまうこともあるのです。例えば、婚約者のことを忘れてしまうと、忘れられた婚約者は、大きな喪失感を味わいますね。
人間の記憶についていろいろ研究者の著作を読むことがあります。憶えておくことも大事ですが、人間の人生では、忘れて行くことも大事だと感じます。
以前、オフクロだったと思いますが、都合のいいように忘れて行くものだ、と言ってました。きちんとご飯を食べて、睡眠を取れば健康になれるし、忘れた方がいいことは、いい感じで忘れて行くから、と。
悲しい出来事からも学びはあります。悲しみからすぐに立ち直ることはできないけど、少し気持ちを休憩させて、そのうち徐々に立ち上がれるようにもなりますが、それには周囲の優しさ、そっとしておいてくれる温かさが必要です。そんな優しさや温かさがないのであれば、やっぱり記憶屋の役割は必要かもしれません。そんなことを思いました。
[No.2887]
Wilson Pro Staff 85 はストリングと合わせて350gくらいです。
テニススクールの試打ラケットを久しぶりに使ってみました。Head Radicalシリーズは、以前使った事があって、振り回しのよさとボールの弾きの特徴を憶えています。張り上げで320gくらいですね。
ストリングもナイロンですので、食いつくフィーリングがいいですが長持ちしないので、拙者は長持ちするポリを張っており、久しぶりのナイロンストリング。
使ってみてですが、とても軽く振れるし、スピンもよくかかります。
30gだけの違いですけど、新しいラケットは確かに使い心地がよくなっていますね。
Wilson Pro Staff 85を使いこなすことこそが自信であり、スイートスポットに当たった時の感触が凝縮した楽しみなのですが、気軽に楽しめる快適な打ち心地も、いいなーと思いました。
ラケットが軽いと、握りを脱力しやすい、というメリットも感じました。しっかり握ると、手首が力んでしまうので、ラケットヘッドが走りにくい、ヘッドスピードが出にくいのは実感するところです。フィーリングの違うラケットを2、3本持っておいて、気分で使い分けてみる、そんなテニスライフもあり、ですね。
たくさんの修学旅行生達も、ワイワイとやっと実現した?何とか実現した修学旅行を楽しんでいる様子も、大仏様のご加護があってのことのように感じました。
何とも特有の表情をしていらっしゃいます。笑うでもなく、無表情でもなく、ただ穏やかな印象です。