[No.3348]
久しぶりに、空也の最中を食すことができました。何とも飽きのこない甘さと、パリッとして、少ししっとりの皮です。
予約してお店に取りに行くしか、手に入れる方法がないので、大事な誰かのお土産には最適の一品のひとつと思います。
今回も美味しくいただいたのですが、お気に入りの蕎麦猪口に、ほうじ茶を入れて、食後のデザートとをさせていただきました。
[No.3348]
久しぶりに、空也の最中を食すことができました。何とも飽きのこない甘さと、パリッとして、少ししっとりの皮です。
予約してお店に取りに行くしか、手に入れる方法がないので、大事な誰かのお土産には最適の一品のひとつと思います。
今回も美味しくいただいたのですが、お気に入りの蕎麦猪口に、ほうじ茶を入れて、食後のデザートとをさせていただきました。
[No.3347]
#13「仕事と人生」西川 善文
一気に読み終えました。バブル後の不良債権処理、イトマン、郵政民営化という経済の修羅場に立ち会ったラストバンカーとも称されるビジネスマンの言葉です。
拙者が鍛えてもらった先生や上司、尊敬する人生の先輩、職場の偉大な先輩諸氏からいただいたいろんな言葉を憶えていますが、それらのいくつかも述べられており、読んでいて嬉しくなりました。拙者がこれまでお世話になってきている方々に、本当にいいご指導や薫陶をいただいたものだ、と。
当事者意識を持つこと、調べることに時間をかけすぎないこと、満点を目指さずに70点くらいでいいこと、複雑なことほどよりシンプルに簡潔に捉えること、正論が何かを見失わないこと、など、うんうんと大きくうなづきながら、言葉をかけてもらった場面を思い出しながら読んでいました。
成果は真似できないかもしれませんが、心意気と行動は真似します。
[No.3346]
エスプレッソにオレンジシロップ、ミルク、シナモン。オレンジの心地よい酸味をお楽しみいただけます。
コーヒーに柑橘系は合わないと思っていましたが、バレンシアオレンジのドライが浮いて、ほどよい爽やかな甘さ。
夕方に疲れた時に、ホッとする温かさと甘さが、かなり気に入っております。
[No.3345]
#12「逆ソクラテス」 伊坂 幸太郎
小学生が主人公の短編集。伊坂作品は好きですが、短編のリンクや伏線を、拙者自身が発見できない、回収できないこともあり、少し苦手な時もありますけど、やはり読んで面白いです。
小学生の日常、子供でありながらも、周囲の大人や家庭の環境要因に強く影響され、実際には子供が好き勝手にできることなんて、あまりないのかも、と気付かされます。
結果的に、大人の行動規範の縮小版どころか、同じような日常を送っているのかも、と思うと少し切なくなりました。
そして、決して拙者はあの頃に戻れるわけではなく、でもあの日々を懐かしく思う気持ちもあるわけで。チビ子の今の毎日はどうなんだろう、と従来よりも、よりチビ子のことを見て、考えて、一緒に何かをしよう、挑戦してあげたくなりました。
回収できていない伏線もあると思うので、再読します。
今はチビ子の勉強机と拙者の仕事勉強机は同じ部屋にあります。一緒に勉強したり、教えてあげたりするのも、まだまだ楽しいです。
チビ子は、字を書くのが好きなのですけど、親バカを承知で言いますと、割と読みやすくて綺麗な字だと思います。
筆ペンを見つけたらしく、何かごそごそしているなと思ったら、メッセージを書いてくれました。
父ちゃんは、父ちゃんで頑張っていることを知っているらしく、一言この言葉をくれました。
チビ子こそ頑張れ、と言い返しましたが、実は眼の奥がジーンと熱くなっていたのであります。父ちゃんも、もちろん頑張って掴んでみせますよ、目標としていることや男のロマンを。
[No.3343]
#11「さすらい猫ノアの伝説」重松 清
首に風呂敷を巻いており、風呂敷の中には手紙が入っている。黒猫のノアは、いつの間にか子供達の前に現れて、大事な何かに気づかせてくれて、子供達が大事な何かに気がついたら、どこかにさすらって行くのです。風呂敷の中の手紙には、次にノアに出会う子供達のために、ノアのことを紹介する手紙を書いているわけです。
担任の先生をなめてしまって、言う事を聞かなかったり、授業で騒いで邪魔したり、子供の振る舞いも学級崩壊に繋がったりして、子供だからいいか、と看過できない実態も耳に入ります。廊下に立たせたり、ゲンコツでこらしめたりすることも、難しいご時世です。
授業の上手な先生やそうでない先生、話の面白い先生や退屈な話の先生、と先生にもいろいろだとも思います。でもやっぱり、先生の如何を問わず、子供は大人の話を真剣に聞いて、集団行動ができるように、不要に騒いだりせず、意地悪せず、素直に頑張ってみる、という姿勢や心がけはとても大事にしたいです、なかなか難しいようですけど。
大人だった子供に嘘つくこともあるし、子供だってずるく騙したくなることもある。でも誰かを傷つけたりしてはダメ。そんな当たり前に気づかせてくれるのがノア、だと感じました。
小学生向けに書かれた作品ですが、拙者ぐんぐん読み進めて、読み終えました。
小学生の頃に売り出され始めたスポーツドリンクブームの第一世代でした。オフクロは、取引のある大塚製薬からの紹介もありポカリスウェット推しでした。同じサッカーチームのしげお君はゲータレード、たかゆき君もゲータレードで、爽やかなレモン味と、ちょっと美味しいオレンジ味には、ちょっと憧れもありました。
マンネリになりがちな在宅ランチを楽しんでやるシリーズ。
外出した妻がいない間に、オモロイ事しようと、久しぶりに在宅アウトドアランチごっこ。冷蔵庫のキャベツ、もやし、ネギ、冷凍庫の豚肉薄切りを拝借し、天かすと乾燥エビをガーッと入れて卵割って混ぜて、あとはメスティンで焼けるのをほっとくだけ。豚肉も焦げ目あって、押さえず焼くからふっくら。天気のいい日に、外で火を焚いて、ワイワイ作って食べたいなぁ。しかしこのふっくらは、癖になります。厚さ2cm以上でふっくらなんですよ。
インターネットのお買い物カートに、いったん興味のあるグッズを入れておいて、買い物ポイントアップの期間に、いろいろ買うのです。
妻やチビ子に、そんなのいらんし、と言われそうなテニスラケット、美味しい地酒、プロスポーツのユニフォーム、冷凍お好み焼き、テントとかいろいろ入れておるのです。
先日、いつものようにお買い物カートから買い物したのですが、ついつい購入する予定のなかったソロストーブと火起こしセットを購入してしまってました。乾燥した枝や葉っぱ、炭はもちろんですけど、燃えるものがあれば、マグネシウム棒を削って火を起こせるようになりました。
ジェットボイル でガスカートリッジでお湯がすぐ沸くし、エスビットガスストーブは、固形燃料で火が起こせて焼けるし、そして今回は燃料なしでの調理も湯沸かしもオッケー。
サバイバル能力の向上を確認するためにも、火を使ってもいい公園に行って、ソロストーブでメスティンで調理したり、コーヒーを飲んだりしたいな。
家族が元気で過ごせるのは嬉しいことですが、そもそも我が家は自宅でご飯が多い上に、外出自粛で、自宅メニューが飽きてきそうです。
特にチビ子の学校時間のランチは、準備時間も短いし、バリエーションも限られてきます。麺類、ご飯にかける系、丼系、パン系。。。
会社の食堂や、お店で食べることもなくなると、買ってくるってこともありますが、拙者が面倒臭がりなもので。
それでもこのコロナ禍で見直したのは、割と自炊していたし、料理するのも面白がってきたので、自分で料理することが億劫ではないことです。長過ぎた独身生活も、ネガティブに捉えるだけでなく、ポジティブに捉えられると嬉しい反面、チビ子の子育てを考えますと、10年、いや5年でも早く子育てを開始できていればよかったのか、と意味もない、非生産的なコメントで慰めあう我が夫婦であります。
週末に作った野菜多めハンバーグ、フライパンで焼くだけだと、なかなか中まで火が通らないので、中央をしっかりと押さえたつもりだったのですが。
ちょっとずつ違うメニューをまた作ってみます。ほうれん草とベーコンのキッシュ、を狙っています。三角のトンガリを食べるのではなく、丸ごと食べる感じで。
週末の過ごし方ですが、ノンビリもいいですが、やはりチビ子は外で遊ぶのを楽しみにしています。サイクリングに行ったりは寒すぎましたが、そろそろ季節的にも外で遊ぶのが楽しくなります。
平日なかなかできませんが、チビ子のリクエストに応えて公園でバドミントンを楽しみました。風が吹くとシャトルが流されたり、飛ばなかったりしますが、ラリーも続くようになったので、面白いし、一緒に遊べるのが楽しいです。
このバドミントンのラケットは、カーボン製で軽く、おもちゃとは言い切れないいい性能です。実家の父からのクリスマスプレゼント、もらうのも使うのもチビ子は楽しんでくれて、嬉しいでございます。
[No.3336]
前回納得出来なかったジェノベーゼパスタでしたが、今回はうまく出来ました。
タマネギをしっかり炒めて、ちょっとニンニクも刻んで炒めて、タコをリングイーネで和えて、塩をパパッと。
パスタのバリエーションが増えてよっしゃー。やってみたら、何とかなるもんです。
ウィキペディアによりますと、イタリアに行った時に緑のパスタを食べたいのであれば、 Pasta al pesto genoveseと注文しなければならんようです。ジェノベーゼパスタと言うと、茶色いパスタが出てくるみたいです。
まあ今回拙者が作ったのは、Pasta al pesto genovese (緑のパスタ)とPasta alla genovese(茶色のパスタ)のいいとこ取りだったわけですね。
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日本で「ジェノベーゼ」というと、この緑色の「ペスト・ジェノヴェーゼ」を想像するが、本場イタリアで「ジェノベーゼ」と言えば玉ねぎと肉の茶色のソース(ジェノヴェーゼソース(≒スーゴ・アッラ・ジェノヴェーゼ))となる。
おウチ時間が長いので、コーヒー消費量は増えるし、どうせだったら美味しいコーヒーが飲みたいし、の欲求は高まります。
カフェインの摂り過ぎも気になるところですが、カフェインレス、デカフェのコーヒーだったらいいじゃないか、と思うはずです。
拙者がこれまでに飲んだカフェインレスやデカフェのコーヒーで、美味しいなぁ、と感じることはあまりなかったのですが、このコーヒーはデカフェですがとても美味しいです。
もともと拙者は、コロンビアのさっぱり、と申しますか、フルーティと申しますか好きな味わいですが、デカフェでも存分に美味しいのであります。
あまりにも美味しいので、ついついお店で言ってしまいました。
デカフェって言いながら、
実はカフェイン抜いてなかった
ってくらいに美味しい
と。お店の人は、大笑いしながら、いやカフェイン抜いてますって仰ってました。
マウンテンウォーター式というプロセスによってデカフェとは思えない素晴らしい風味を保っているそうです。
今年も元気にひな祭りの日を迎えました。ひな人形を飾り、家族で晩御飯を楽しみました。
チビ子は、美味しい魚、和食が好きですので、リクエストは美味しい魚で、いただいた出汁を活用した、鯛飯となりました。ホタルイカで春の気持ちも高まります。
いつもひな祭りのお祝いをするたびに、お祝いを一緒にできない母達のことを思います。母達が健在であれば、きっとチビ子の成長、ひな祭りのお祝いをしてくれる、喜んでくれるはずなのに、とさみしい気持ちになってしまいます。
踊り、歌、刺繍とかの手芸、本を読むのが好きで、英語に興味があったりするのは、二人の母達の素養や特徴が、チビ子に引き継がれていることを感じます。きっと、おばあちゃん達とチビ子は楽しく遊ぶはず、と思うと、また少しさみしくなりますけど。
チビ子の健やかな成長と、豊かな人生を送るために、拙者や妻も奮闘が続きますが、我々も楽しんで、チビ子の成長を応援して行きます。
[No.3333]
久しぶりに緊張感の高まる仕事でした。他部門、それも社内で最大の事業部門の役員に提案する仕事でした。事前に関係者とは議論して、よしっと言ってもらえていた内容でしたが、内容自体がチャレンジングでしたし、何より、web会議で限られた時間しかありませんし。
資料も準備して、セリフも下書きして用意して、練習も何度かして想定の時間内に収まるようにしておきました。
実際に提案を始めると順調で、大きくうなづいていただく感じでしたがトラブル発生。
拙者の声がみなさんに聞こえないようになった、かと思うと、みなさんの様子も見えなくなり、せっかく用意したのに、という残念な気持ちと、何とか回復してやろうという想いが交錯しました。イヤフォンを代替に取り替えて、自分のカメラをオフにして資料だけを投影に切り替えて、なんとか提案に戻れました。その時間は約1分。すごいドキドキでした。
その後、落ち着いて提案に戻りましたが、とても肯定的に捉えてもらい、また方向やレベル感も共有出来ました。みんなでようやくプロジェクトがスタートできる、と安堵でした。
今回は、準備もできていたし、落ち着いて提案できました。許される範囲で最大の準備をしておくのは、やはり大事だと思い、初心忘れるべからずです。イヤフォンも接続方式の異なるものを予備を手元に置いておきました。
さて、チャレンジしてみたいと思っていたことを、周囲の仲間に共有し、アイデアを出し合い、なんとかスタートができるところまでやってきました。いい成果を導き出して、関係のみなさんに喜んでもらえる仕事にしたいと思います。
#10「法隆寺を支えた木」 西岡常一、小原二郎
寺社大工の西岡氏と、科学者の小原氏のコンビネーションが実現させた驚異の著書です。
創建1300年を迎える法隆寺、維持するには不可欠の寺社大工の生活の大変さは予想もしませんでした。しかし、今の法隆寺があるのは、間違いなく西岡氏のお陰であります。
古来から、木材の特性に応じた建築や造形がなされてきたことに、ただ驚きます。西岡氏は、実際に法隆寺の解体や復元に携わり、自分の目でも古来からの技術、設計や造形の妙を肌で感じます。どのような木材であれば、永らえるか。
西岡氏の経験は、小原氏の科学的分析によって、木材の細胞レベルでの特徴や性能に迫ります。生きた気は樹液を通すのに、伐採されて乾燥した木材が水を透過させないのはなぜか、この本によって、拙者はよく理解できました。
西岡氏のお話は、聞いていて職人の言葉だったり、人生訓のようだったりします。適材適所、人間万事塞翁が馬、焦らずに、妬まずに、コツコツと、少しずつ、の実践が、大きな成果を生み出したり、素晴らしいゴールに到達できる、と感じさせてくれます。
何かをきっかけで知った、チビ子の紹介で読んでみました。
[No.3331]
#2「シャーロットのおくりもの」
アメリカ児童文学の名作ですが、拙者これまで読んでことがありませんでした。子豚の話と思っていましたが、シャーロットは子豚の名前ではなく、春生まれの子豚ウィルバーの命を救おうとする、ウィルバーの住む納屋に住み着いた雌クモの名前でした。
チビ子が映画館ごっこしようとなると、バイオレンスのない、人を騙したり傷つけたりしない映画を探さないといけないのですが、なかなか時間も要します。今回はすぐに吹き替え版で見つかったのでラッキーでした。
可愛い家畜も、食肉として育てられているという実情を、チビ子がどう受け止めるかと思いました。かわいそうだから食べない、なんて、人間が生きていけませんし。
人間とは、結局生き物の命をいただくことでしか、生きていけない、とチビ子には話しています。植物だって生き物ですし、動物だって生き物です。チビ子には、拙者が殺生をしないためにベジタリアンになっている人がいるのだとすると、その人は植物の命を軽んじているから嫌だ、と話してしまいました、ついつい。
ところで映画ですが、家族全員で満喫しました。雌クモのシャーロットは子豚のウィルバーの命を救うことができるのか、どうやって救おうとするのか。