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2021-06-28

メスティンお好み焼きに学ぶ本番での実力

[No.3398]

先日、ひょんなことから屋外でメスティンお好み焼きを作ることになりました。いつもと同じように準備しましたが、焼き上がりは、拙者は今ひとつでした。美味しいよ、と言いながら食べてくれたのですが、焼きが不十分でした。

原因は2つだと思います。1つは水を少し多めに入れてしまったこと。2つめは火力が弱かったことです。

固形燃料をいつもと同じ、いつもより多く使ったものの、であります。屋外では少しでも風が吹くと、火力が弱まります。写真にあるような風除けを使っても、火力が弱まります。

遊びのアウトドアクッキングならまだいいですが、やっぱり本番で実力を発揮できる人間でありたいと思うのであれば、屋外では火力が弱まることを想定した準備や対応ができるようになりたいものです。

小麦粉を具材と混ぜるのは卵だけにして、固形燃料であるならば徹底的な風除け+燃料多め、あるいはソロストーブ を使って火力を強くすることが必要な感じです。

本番で実力を発揮できるように、仕事でもテニスでも、本番で実力が出せることが大事ですから、焼きの不受分なお好み焼きを食べながら、今度はもっと美味しく焼いてやる、と思っていたのであります。

2021-06-27

当たり前に思っていた味覚の期待が実現しなかった場合の喪失感について

[No.3397]

豪華な外食であるので、我が家ではここぞというお祝いや、エネルギー注入の必要性が高い時に、うなぎを食すのを楽しみにしております。

先日、お気に入りのうなぎ屋さんの別の支店に行こう、となり、電話で確認したら入店もオーケーとルンルンな気持ちでうなぎ屋さんに入りました。

家族で念願の展示を拝見して気分も良いランチになるはずでしたが、チビ子もお気に入りのだし巻き卵が、砂糖甘い、そしてうなぎは期待とは異なり、冷めた感じでしっとりし過ぎ。おまけにご飯も美味しくない。

決して安くないし、でも食べている途中で味わいを評する(特にネガティブな)コメントをしないようにしているので、静かに食べ終わり、お会計を済ませてお店を出ました。

お店を出て、3歩くらい歩いて、妻とチビ子に言いました。

あれ、美味しくなかったね

チビ子「もー私、それ言わないようにがまんしてたのにー」

拙者は、家族が美味しくなかったと感じたこと、おまけに安くない金額を払ったこと、美味しいはずと信じて入ったお店だったのに、のトリプルパンチでした。

その後、美味しいアイスとコーヒーを堪能してリカバリーするも、衝撃の事実がわかりました。

いつものお気に入りの、系列店ではなかったし、支店でもなかったということ。

 

まあ、これも経験です。自分の味覚や経験、信頼できる人からの紹介を大事にして食事しようと思います。

2021-06-24

天邪鬼って仕事には必要な素養だと思います

[No.3396]

そのことをよく知る面々、類似の経験をお持ちであったり、事情や背景をよく知る方々からアドバイスをいただくのはとても有用だと思います。何かをしようとするにしても、やめようとするにしても、結局自分で納得してから決断することがビジネスでも必要だと思いますし。

そのことをよく知る面々からは、まあ実現しないと思うから、やめておいた方がいい、と言われたことがありました。よく聞いてみると、確かにクリアできる条件が提示されていて、当初の拙者達の粗い想いを剥き出しのままだと確かに条件をクリアできないと思いました。

条件を読んでみるうちに、拙者達の想いに条件ははまっている、条件は拙者達の想いを取り込んでくれるだろうと思えるようになりました。プロジェクトのリーダーにも話しまして、確かにクリアできる可能性は高くないかもしれないけど、実現しないだろうからと諦めずに、申請してみましょうと相談した結果、よっしゃ、行ってみましょう、と推してくれました。

効率的に進めようとすれば、確かに申請せずに別のアイデアで進めた方がスムーズに仕事は進んだかもしれません。でもこのプロジェクトは、この申請にオッケーをもらった状態での実施こそが、実現すべき目標に近づけると思ったのです。

結局、いいか悪いか、判断の結果がいつ出るのだろうとモヤモヤしながら、10日間が経過しました。

今日、突然に申請はOKと返事あり。関係者でよっしゃーと喜びを共有できました。まだまだプロジェクトはゴールではないですけども、重要な関門をいい形で通過できました。

天邪鬼であること自体は、周囲に迷惑をかける可能性もあるのですが、メンバーと考えたけ結果、やっぱりこうだなと信じるのであれば、天邪鬼と周囲に見られたり、できもしないことをやって、と思われようとも、諦めないでパンチを打ってみる、はやっぱり正しいと思いました。

ある意味、思い出に残る仕事の一つになりそうです。目的を実現させる為に、さらにアクセルを踏んで進みます。

2021-06-21

AFRIKA ROSE

 

[No.3395]

ケニアで育てられたバラの花、ケニアの人たちが大事に切り取り、梱包されて、日本に空輸され、お店で買えたり、届けてもらうのです。

茎の太い、花を長く味わえるきれいで丈夫なバラを、こうやって日本で売ろうとビジネスを興されたご本人に、直接お会いして会話ができました。

飄々とした、軽快な方ですが、著書を読んだりブログを拝見すると、とても熱い思いを感じます。

花のきれいさ、創業者の想い、SDGやフェアトレードの実現、ケニアでの雇用創出などに刺激を受けまくりの我が家です。娘も妻も、どうせならば、このバラを買いたいし、また買いに行こう、となっております。

AFRICAではなく、AFRIKAなんです。KはケニアのKなのです。

ケニアで梱包する様子、みなさんの笑顔も印象的でした。

2021-06-20

鳥獣人物戯画

 

[No.3394]

甲乙丙丁の全四巻を、すべて見ることができる幸運に恵まれました。

実際に観ると、擬人化されたカエルや猿の表情が、最小限の色彩と線画で豊かに表現されていることに驚きます。

誰が何の為に描いたのか定かではないですが、当時の風俗や生活、やっぱり面白い楽しいことを喜ぶ民衆の様子であったり、お寺に由来された階級的な社会や帰属意識に対する、対抗的な気持ちも描写されているように感じました。

しかし、歴史の資料集で見た資料や作品を、自分の目の前で実際に観ること自体が、かなり興奮しました。実際に描かれている線を見ますと、下書きした様子はなく、サッと描き切ったようにシンプルで、豊かな表情があふれています。立ったり、走ったりの動作も、スピード感満載で、見れば見るほど驚きです。

こうやって実物を見てみる、実際に体験してみることの良さと素晴らしさを再認識です。

2021-06-18

ドイツ出張の事を思い出します

[No.3393]

最後のドイツ出張は、2018年2月だったようです。帰国後にドイツの他、アメリカ(ワシントンDCとロサンゼルス)、シンガポール、オーストラリアからのメンバーを本社に招いてのグローバル会議をやったのでした。

懐かしいですね、もう3年半前のことになります。ドイツへの出張は、当時は日本からのデュッセルドルフの直行便がありましたから、10時間のフライトを食事と映画と読書と睡眠で満喫していました。

マイルやポイントがたまって、ラウンジやアップグレードが利用出来たら、それだけで何となくバージョンアップできたような気がしました。会社の旅費では、エコノミークラスしか乗れませんから、上級会員になるためにはマイルやポイントを貯めるしかなかったですね。あまり海外出張の多い部署ではなかったのですが、拙者の仕事が海外グループ会社への説明や議論が多かったからですけども。



デュッセルドルフ空港に到着すると、英語とドイツ語の正解です。トイレをドイツ語ではトイレッテン、で言うのです。ご存知でしたか?なにかちょっとかわいいです。

デュッセルドルフには10回は出張で行っていると思いますので、街での滞在や過ごし方も自分なりにあって、快適でした。

日本食レストランも多いです。ドイツの現地の人々も並ぶラーメン屋さんで味噌ラーメンと餃子を食べて、パワーチャージ。スポーツショップをぶらぶらして、デパートでチビ子へのお土産を探して、街並みを楽しみながら、いつもの教会を見ながら散歩して。ホテルから5分歩いて駅に向かい、電車に乗ってオフィスに向かう。

電車のチケットの買い方、どのホームに行けば、どの方面に向かうのか、時刻表はどう見るか、なども最初からひとり出でしたから、おっかなびっくりでしたけど、少しずつ慣れたし、ドイツのメンバーも親切で優しいし、少しずつ仲良くなれましたし。

また一緒に、議論して達成感を得られるメンバーとめぐり合いたい、そんな出会いや関係性を得られるように頑張ろうと思いを新たにしています。

2021-06-17

グローバルなビジネスマンのお手本

[No.3392]

拙者にとっては、グローバルなビジネスマンと言えばこの方、という方がいらっしゃいます。ドイツ人の現地役員の方です。見かけはごっつくて、眼光鋭いですが、とても親切で、強くて発想は柔軟で筋も通っていて、憧れのビジネスマンスタイルです。
役職としては間違いなく高い方であり、日本の本社でも彼の評価も信頼も高いのですが、拙者が何度もドイツ出張することもあり、面識も持てて、仕事も教えてもらったり助けてもらったりするだけでなく、ちょっとした時でもメールをいただいたり、細かくコンタクトしていただけたり、と嬉しかったです。
いろいろ思い出します。日本から出張者があると、ドイツのメンバーがホテルから会社への送迎とか、会社の中での会議室の予約とかをするのです。でも、拙者が出張する時は、少し違うそうです。部下の方が、彼に拙者の出張訪問時の事を聞いたら、
「彼のフライトとホテルは知ってる」
「自分で電車に乗ってくるから送迎に行かなくていい」
「会議室はいらない、私の部屋に入っておいて」
と仰っていたそうです。

日本の本社に出張に来られると、彼を食堂で見つけた本社の面々が、何人も彼に話しかけるのです。よく来たね、いつまでいるの、とか何の用事か、とか。みなさんが、彼と話したいと思っていたと思います。
いつかは、彼を食堂で見つけた会長が彼に話かけ、次に社長が彼に話しかけていました。周囲の人々は、遠巻きに眺めていたのですが、社長と離れた次の瞬間、彼が拙者を見つけて、握手を求めてきた時があります。周囲の同僚は驚いていました。彼と親しい、ただそれだけでも少し自慢でした。

ビジネス的な判断のポイント、については彼から学んだり、感じたことも多かったです。拙者が退職する時も、急な話だったので、彼にきちんと挨拶もお礼も言えずでした。手紙を書いて、同僚に託していましたが、彼に届いたかはわかりません。

ドイツの以前の同僚から、彼がこの夏に退職する、と連絡ありました。ビデオレターを送ってくださいとのことですので、90秒くらいでメッセージを録画して送ろうと思います。
英語とドイツ語の両方で挑戦しようと思います。もう出張でお会いすることはありませんが、君も成長したね、バージョンアップしてるな、と言ってもらえるように、日々奮闘します。

2021-06-16

NHK ラジオ ビジネス英会話

[No.3391]

友人や知人からラジオ講座での勉強やトレーニングの事を聞くたびに、自分でコツコツ努力するのはすごいな、とは思うものの、自分でやってみるには億劫だったり、そこまでやろうとする気持ちにもなれなくて、ダメな感じでした。

もう少し、英会話が上手くなりたい、特にリスニングの力を上げたいなと感じる日々で、オンラインの英会話の先生(確か、アフリカのザンビア在住の女性だった)から言われたのです。「毎日15分でいいから、英語の本を読んだり、スピーチを聞いたりしたらリスニング力は向上する、本当だからやってみて」みたいな感じで。

試しにテキストを買って、平日の22:20にはテキストを開いてラジオを聞いています。今3週間目ですね。
テキストは、読むだけでもいいから、とにかく半年続けてみてください、とのことです。
知らない、普段の会話の言い回しが英語にもたくさんあるな、知らない英単語もいっぱいあるな、と気持ちが凹みそうになりますが、ラジオ講座の先生の英語での会話が、少しずつ一語一語クリアに聞けて識別できているような変化も感じます。

今ではインターネットでラジオをストリーミングで聞けますし、ツールや情報を駆使すれば、あとは自分のヤル気次第で、成長も進化もできるな、と再認識です。
四の五の言わずに、とにかくやってみて、力を伸ばせばいい、ということ、ただそれだけですね。

2021-06-15

読んだ本(2021-#27):チームの生産性を最大化するエマジェネスティックス

 [No.3390]

#27「チームの生産性を最大化するエマジェネスティックス」小山 登

思考特性を「コンセプト型」「分析型」「構造型」「社交型」の4タイプで分類し、 自己表現、自己主張、柔軟性のそれぞれの強弱で、行動特性を分類してから、どんな思考特性と行動特性のメンバーが組み合わさると、チームの生産性が向上するか、どんなタイプの人との組み合わせがいいか、などが見えてくる、というお話です。

エマジェネスティクスとは、アメリカのゲイル・ブラウニング博士とウェンデル・ウィリアムズ博士が、20年の歳月をかけて、70万人のプロファイル情報から導き出された「思考」と「行動」の分析ツールだそうです。

コンセプトと社交が強めだったり、分析と構造が強めだったりと、何か一つが強烈に強めというよりも、複数の思考特性と行動特性の組み合わせで、その人の言動の特性が見えている、という件は、何となく納得感がありました。

同じ行動特性や思考特性のメンバーを揃えればいいという訳ではなく、役割を分担した方がいいですし、でも相性の悪さはあるし、という具体例も書かれていて興味深いです。

そもそも拙者自身が、自分の思考特性や行動特性を調べた訳ではないですが、おそらく思考特性は「コンセプト型」「分析型」が強めで、自己表現や主張は強めだと思います。だと言って、人のアドバイスを聞かないってことはないと思いますが、相性のいい人、そうでもない人、難しい人はいると感じる理由に、この思考特性と行動特性は、確かに関係しているように感じます。

この特性とあの特性の組み合わせはいいとか、悪いとか、いろんな実例もあげられて教務部会です。上司と部下との関係、他部署のメンバーとの仕事のやり方など、参考にできることも多いと思います。

2021-06-13

読んだ本(2021-#26):「つながる世界」のサイバーリスク・マネジメント

 

[No.3389]

#26「つながる世界のサイバーリスク・マネジメント」

佐々木 良一 監修

インターネットで繋がるけど安全に、と考えるとサプライチェーンというキーワードに当たります。サイバーリスクを考えるには、攻撃者や防御策を検討しようとすればテクノロジーの理解が必要です。ビジネスという側面からは、法律や業界基準、各国の要求事項などの理解も必要で、これらを合わせた理解した上で、ビジネスとして何に取り組むべきか、どのくらいの費用や投資で、どんな成果をもたらせるか、社会に貢献できるか、などを考えたり、議論できるんだと思います。

とてもこれから重要になりますし、挑戦しがいもあるテーマだと確信しました。でもどうやったら実現できるかは、まだまだ考え続けることが必要です。

こんな気持ちにしてくれる2,800円は、とても有意義だと思えて、本との出会いが嬉しいです。

2021-06-11

味噌ラーメンを食べると(何となく)元気になる

[No.3388]

理由はわからないのですが、疲れた時に味噌ラーメンを食べると元気になるし、元気になりたい時は、味噌ラーメンを食べたくなるのです。

海外出張先のデュッセルドルフでも、パリでも、気合を入れたり、自分へのご褒美には味噌ラーメンでした。

味付けも濃くて、温かいからかな?

2021-06-10

読んだ本(2021-#25): 参謀の思考法

 [No.3387]

#25「参謀の思考法」荒川 詔四

ブリジストン元CEOの語る経験談に裏打ちされた、トップに必要とされる、企業に必要な役回り=「参謀」です。

「参謀」のことを、大将に気に入られた、とか、社長の威を借る、とか、社長のご機嫌をとる、とか捉えていると、荒川氏の言う「参謀」とは全く異なるものです。

ポジションの高い方に報告したり、相談する機会では限られた短い時間で、端的に、根拠を持って論理的に説明することを気を付けています。

荒川氏曰く、もちろんそれは大事ですが、上司や社長に先んじて考える、上司との決定を現場で実施するのが参謀の重要な役割です。

上司や社長の言いなりではなく、違うことは違うと進言できる気持ちの強さも必須である、と。また上司や社長というのは「人」として捉えるのではなく、「機関」や「役割」として捉えることで、好き嫌いとか、気に入られようとするとかいう問題からは、乖離させて参謀の仕事ができる、とも。

いやー、この本、学生時代からの友人におススメいただいたのであります。2晩くらいでアッと言う間に読み終えました。共感できる内容も多く、少し拙者も自信が持てました。

なので、他部署だけどもプロジェクトが同じメンバーの後輩のデスクの上に、おススメ本として、置いておきました。


2021-06-09

今年も約束を少し果たせました

[No.3386]

お世話になった先生に、40年以上前に頼まれたことがあります。
毎年、この日のことを、あの友のことを忘れないで欲しい、と。
今年も、この日のことを、あの友のことに思いを馳せました。
少しですが、今年も約束を果たしました。

友ばかりか、祖母や母のお墓参りにも、もう1年以上行けておりません。
まあ祖母や母との関係性で考えれば、墓参りに行くか行かないかが問題ではなく、折に触れ感謝を忘れずに、写真に花やお茶、お菓子を供えて話しかけることで、近くに感じたり、よっしゃ頑張ろう、とも思えます。

実家に帰省出来たら、父とも日本海の幸を楽しみながら飲んで話したいし、親戚にも会いたいし、友人ともキャッチボールしたいし、もちろん友、祖母や母のお墓参りにも行きます。

2021-06-07

Practice, practice, practice

[No.3385]

オンラインでの英会話レッスンを受けておりまして、いろんな国に住んでいる先生と会話することになります。

タイ、ジャマイカ、ドミニカ、アメリカのミシガン州、アイルランド、南アフリカ、ザンビア、フィリピンといろいろです。どの先生も親切でわかりやすく話してくれます。

拙者の場合、特にリスニングを強化したいです。自分で何かを説明したりする時は、自分の中で話そうとすることが準備できているのでいいのですが、途中で質問されたり、議論を始められたりすると、何を言っているのかわからない場合、とても慌てますので。

もちろん生徒をレッスンで励ますこともされるとは思いますが、いろんな先生が「あなたの言っていることは分かりやすいですよ。自信を持って話して」と言ってくれるので、元気が出ます。

そして、最近2人の先生から、まったく同じフレーズを言われました。

「Practice, practice, practice (やってみて、やってみて、やってみる)」

という意味だと思います。実は、25年前にアメリカのサンノゼに海外出張に行った時に、そのオフィスの事務員をしていた女性からも、言われたのです、同じセリフを。

大丈夫だから、どんどん話してみたらいい、と。

結局、25年間で拙者自身の英語能力がどのくらい向上できたかはわかりませんが、その後なんども海外出張し、英語で説明したり、やり取りすることもたくさんありました。あのオフィスの女性(名前は憶えています、B.Bさん)が励ましてくれたのも、英語での会話を恥ずかしがらなくなった、理由の一つです。

まあもっと、英語の語彙力があれば、もっと聞くのも、話すのも楽しくなったり、豊かになったりするのでしょうけど、2つ憶えたら、3つ忘れてしまいそうな記憶力が問題です。

と言いながら、人生初のラジオ英会話も始めてみました。諦めなくて、継続すれば何とかなると信じて。

2021-06-06

読んだ本(2021-#24):この国のかたち(2)

 

[No.3384]

#24「この国のかたち(2)」司馬 遼太郎

もともと、歴史には興味があるものの、そんなに歴史という教科が好きではない上に、明治維新のトピックは、大学入試前の駆け込みであまり深く記憶にも止まらず、といったん他人のせきにしてしまっております。

父との会話がきっかけで読み始めたこのシリーズ、面白いです。

江戸幕府の武士階級でありながら、明治維新以降は政府の役人になった人たちって、どんな人なのか、どんな価値観の変化をしたのか、受け入れたのか、とても興味深いです。

勝海舟と西郷隆盛との会談、その後の勝海舟と西郷隆盛の人生の推移を今回ようやく知ることができました。西郷隆盛が野蛮だったのでは決してなく、煩悩や野心ではなく、正義を追い求めた人だったと思うと、もっと西郷隆盛に活躍してもらえていたら、日本国憲法や昭和の時代も変わっていたように想像します。

正しいだけでは貫けないのは実情ですが、正しさのない政治や行政は、いったい何のための政治や行政なのか、を考えると、東京オリンピック・パラリンピックを開催するのか、延期するのか、答えは日本のみんなで共有できるような気がします。

2021-06-04

隣に座って算数の問題を解いて見せる

[No.3383]

仕切り板のある箱の中に、Aの部分に水を入れ続けたら、だんだんと上昇する水面の高さをグラフにしてみたのです。

何秒後にどのくらいの水面の高さになっているか、みたいな内容の算数の問題です。

この問題は、おそらく5~6分くらいでアとイとウを計算で答えを出すことが求められているようです。

なんとなく解けそうですが、チビ子にわかるように説明してあげたいので、いろいろ線を引いてみたり、身振り手振りで伝えようとしています。

お気に入りの椅子を、拙者のデスクの方に持ってきて、拙者とチビ子が並んで座って、時には一緒にyoutube での解説を探したり、見たりしながらの勉強。

あっそうだ、わかった、という時のチビ子の表情を見ることが出来るのは、嬉しいことです。

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きっとコロナ禍でなければ、これほど一緒に晩御飯を食べられなかっただろうし、勉強もできなかったかもしれません。習い事の送り迎えでも、いろいろ話もできるし、おやつをもぐもぐしながら歩くのも気分転換になりますし。

コロナ禍でなければ、チビ子が起きる頃に会社に向かい、チビ子は寝る頃に帰宅だったように思います。そう思うと、コロナ禍でもいいことはあるな、と思えます。

2021-06-03

読んだ本(2021-#23): 経済安全保障リスク

 [No.3382]

#23「経済安全保障リスク」平井 宏治

アメリカの同僚から、初めてInfomation Assuranceというキーワードを聞いた時、何のことだかわかりませんでした。

Information Security ではなくInformation Assuranceなのだということを教えてもらった時に、日本が自分で我が国を守ろうとする法律、制度や国民レベルでの認識が、アメリカと格段の違いがあることに驚きました。

北海道の水利権が、某国の資本によって買い取られている、防衛省のそばに建った高層マンションの一室を、某国の民間人?が購入している、某国の軍事機関が支援する技術大学から、大勢の留学生を迎え入れているなどの事象を並べてみると、日本の重要情報や技術情報が、いとも簡単に某国に合法的にでさえ流出しているという実態を感じます。

国家機関が民間企業に産業振興支援をし、結果的に海外に輸出すればダンピングとも思われる事態ですが、WTOなどの国際機関のリーダーが、その国家から選出されたリーダーであるならば、ダンピング疑惑には、骨抜きな対応になることは明らか。

あらゆる技術情報を軍事に転用する、遠慮なく国家全体で取り組まれているとしたら、相当な防御や外交姿勢を示さなければ、どんどん日本から流出しますね、技術も、資本も。

スパイ防止法がなく、サイバー攻撃をされてもやり返すことを憲法で禁じているのであれば、サイバー攻撃は浴びるだけ浴びてしまう、負けが必然ですね。

書かれていることがどこまで事実か、拙者は知る術もないですが、国レベルで取り組まないと、国民の生活の平和、平穏、健全な経済成長は望めないです。

拙者は、自分の立場でできるベストを考えて行動します、プライベートも仕事も。

2021-06-01

罪なパスタ

[No.3381]

キャベツとエビにアンチョビでフィットチーネ。塩を全然使わずに、ニンニクとアンチョビのみの味付け。

家族にも好評。

う〜ん、また罪なパスタを作ってしまった。