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2023-12-28

東京タワー 2023年 冬

 

[No.3359]

東京に住んでいた、という友人と以前会話した時に、都会のど真ん中でマンションを借りていて、仕事をしていたと聞きました。

人も多いし、物騒な気がするし、家賃も高かったんでしょうね、という話になったのですが、なんでその場所に住むことにしたのか聞いたら、その理由は、

人生で一回くらいは

東京タワーの見える場所に

住んでみたかった


とおっしゃってました。


その時は、へぇって思いましたが、実際に東京タワーを見ると、ついつい見惚れてしまう拙者ですので、今は、なるほどなと思えます。

最近、また仕事に向かう途中の寄り道で見た東京タワーです。公園の緑、空の青、タワーの紅白がきれいな組み合わせです。

2023-12-26

友人との再会、直接会えることの喜び

[No.3358]

コロナ禍の生活変化は、社会や個人の生活にもいろんな影響を与え、残しているのだと再認識しました。

実際には、友人とも仕事や家族の用事の都合、ましてや海外など離れた場所で生活している友人とは、そんなに会えるわけでもなく、大人になれば友人と会うにも、事前に日程を確認するとか、会いたい、と強い意志がなければ実現しない事も少なくないです。

今年は、数年ぶりに会えた友人関係が、いくつかありました。Facebookで近況を見ていたりもしますが、やはり会って話すのは格別です。オンライン飲み会も楽しかったり、スマホのビデオ通話も嬉しいですが、会えるなら会う、はやっぱりいい。

言語よりも、表情と感情を組み合わせた雰囲気を感じることが、コミュニケーションにとってインパクトはあるように思います。メラビアンの法則によると、人間の情報処理の55%くらいは眼からの情報とのことです。

最近、海外に住む妻の友人家族と5年ぶりくらいに会って食事を楽しみました。お互いの家族の健康、子供たちの成長を喜び、またFacebookで見ていて突っ込みたかったことを話したり、ハグしたり、握手したり、食べて、飲んで、話して。

真鯛のポワレ、ソースも絶品。素晴らしい友人家族との再会の時間、料理も美味しくて、いい時間を過ごしました。やっぱり友人に会うのはいいな。


2023-12-23

ご近所のピザ屋さんがいい感じです


[No.3357]

近所のピザ屋さんが気になっておりましたが、ようやくお邪魔できました。

ランチタイムを少し過ぎていたので、テーブルにもすぐに座れまして、焼きたてのピザをぺろっといただきました。


妻もチビ子も拙者も、時々無性にピザを食べたくなるのですが、以前お気に入りだったお店にはなかなか行くことも出来ず、また別のお気に入りのピザ屋さんがあるといいな、と思っていたのです。

焼き立てを食べることができるので最高ですが、このお店は少し山椒が効いていたり、ネギとシラスなどの組み合わせも、ソースに飽きもなくて美味しいです。


マッシュルームが盛り盛りで、温泉卵もかけて食べるピザは、トリュフの風味もありまして、濃厚でありながらも食べやすい。

あまり上手ではない食レポですが、このお店はちょくちょく行くことになると思います。週末のランチ、ピザでちょっとワインも楽しめそうで、嬉しいです。

2023-12-19

再掲:佐々木常夫氏 特別講演メモの抜粋


[No.3356]

佐々木常夫氏 特別講演メモの抜粋です。自分のBLOGを少し振り返っている時に、見つけました。忘れないように思い出したいので、再掲です。


■仕事の進め方の基本:

・常に上位者の視点:自分よりも上の立場での発想は仕事の幅と内容を高度化する

・自己主張の明確化:しかし他人の意見をよく聴くこと

・自己研鑽:向上心は仕事を面白くする

■偏見を含めてのアドバイス:

・礼儀正しさにまさる攻撃力はない

・読書の価値は本の数ではない、多読家に仕事のできる人は少ない。本は選べ

・子供は親の鏡、親は子の鏡、子供の教育に関心を持ち、家庭、学校、社会に責任をもつこと

・友達は大事にしよう、友情は手入れが必要

・人生に必要なのは勇気と希望とSome Money、身分相応の金遣い

 

■ワークライフバランスを実現する仕事術

・戦略的計画立案は仕事を半減させる

・プアなイノベーションより優れたイミテーション

・口頭より文書が時間節約

・eメールは正確、簡潔に、時にメールよりも電話

・会議は最少限に、ミーティングは頻繁に


■部下と向き合うマネージャーに求められること

・自分なりの考えを確立させる、ミッションステートメントを書け

・仕事の効率化の両輪は、コミュニケーションと信頼関係

 

■これからの時代の経営

・ともかくとことん脳細胞を使え、行動する前に考える、人に聴く、調べる

・揺るがすことができない事実を把め、それは本当に事実か、たいていの場合ほとんど事実ではない。必ず念のために揺すってみること

・揺るぎなき倫理、金儲けが全てではない、世のため、人のため、”志”

 

■リーダーシップとは

・現実把握力、それは本当か真実か、一度ゆすってみる

・強固な意志、成長の意欲、覚悟と決意、楽観的な現実主義者たれ、結果に拘る 


■働く者に贈る言葉

・目の前に仕事に真剣になりなさい

・欲を持ちなさい、欲が磨かれて志になる

・強くなければ仕事はできない、優しくなければ幸せになれない

・人を愛しなさい、それが自分を大切にすることです

・運命を引き受けなさい、それが生きるということです


どれも大事にしたい内容です。

読んだ本(2023-#58):コロナと潜水服

 

[No.3355]

#58「コロナと潜水服」奥田 英朗

久しぶりに本屋をブラブラ過ごしていて見つけた戦利品とも言うべき奥田英朗作品です。これまで、けっこう奥田作品を楽しんできました。読むのが快適で楽しい理由は分かりません。

直木賞受賞作家に、いい作品ですねと言うのはおこがましすぎますが、拙者にとっては、まだ読んでいない奥田作品を手にして読むのは、とてもラッキーと感じることです。

科学的には証明できない存在や出来事を、この作品では「小さな救世主」と表現しているのかもしれません。

拙者、いわゆるスピリチュアルな存在や力を説かれるのは好きではないのですが、拙者自身は、科学的には証明できていないけど、何か霊的な存在や力はある可能性がある、と思っています。家族以外の誰かに言うわけでもないですけど、そんな存在や力がある、と思った方が楽しいですし、先に虹の橋を渡った人たちとつながっていられる気持ちになれます。

第二編「ファイトクラブ」は、奮闘するサラリーマンへの応援歌も感じます。置かれた場所で咲きなさい、くらいの高尚さはないですが、その場で何とか楽しみコツコツ頑張る重要性を再認識させてくれます。

第三篇「占い師」の主人公、人間の業や煩悩が端的に、でも具体的に描かれていて興味深かったです。拙者は、人気のプロ野球選手でもないし、フリーの女性アナウンサーにもなれませんが、何だが人生を疑似体験したような気持ちです。

文庫本で700円のこの作品、やはり読書は費用対効果の高い投資、意味のあるいお金の使い方だと実感できます。

2023-12-17

観た映画(2023-#13):オールド・ルーキー

 

[No.3354]

35歳の高校教師がメジャーリーガーになったと聞いて、とても驚きました。その実話をベースにした映画です。

父親の基地異動に伴う、家族連れ立っての引越し、野球チームを離れたり、野球チームのない地域での生活など、なかなか子供には過酷な状況だったように思います。父親の仕事の事情も大事ですが、子供の明るい希望や楽しみを存分に味合わせてあげたいな、が親となっての心情です。

なんともアメリカンドリームを感じさせてくれるテーマですが、実際のジム・モリス選手は2シーズンでメジャーリーグを引退しています。でも、メジャーリーガーになること自体が夢みたいなものですから、10年間で1,000億円を超える契約をしたドジャースの大谷翔平選手、アジア人初のハンク・アーロン賞、MVPなどを受賞した二刀流の凄さを思い知ります。

リビングでゴロンとしてチビ子とも観たのですが、アメリカンの大きさ(地理的な、経済的な規模も含めて)や、競争の激しさなどのいろんなことを、なんとなく感じることもできているようです。いろんなきっかけで、別の国の文化や社会制度などに興味を持ったり、知ったりできるといいと思います。

それにしても、ロサンゼルスに行って、ドジャースタジアムで大谷選手の活躍を現地で見たいな、という気持ちは盛り上がるばかりです。

2023-12-16

読んだ本(2023-#57):八月の御所グラウンド

[No. 3353]

#57「八月の御所グラウンド」万城目 学

東京の皇居は、一般公開されている周辺もありますが、基本的には自由に出入りできない、すべきではない、という印象も強いです。

京都の御所に初めて行った時に驚いたのは、庶民の生活の一部のようになっていて、ママチャリがたくさん走っているし、テニスウェアや野球のユニフォームを着た集団もいて、まさか野球のできるグラウンドがあったり、テニスコートがあるとは思いませんでした。そのうち、公園もある京都御苑の中に、立ち入り制限のある京都御所がある、とは知るのですが。


久しぶりに本屋で長時間過ごすことができたので、面白そうな本はないかとウロウロして見つけた万城目学作品です。2編で構成されていますが、京都の歴史が、現代の日常に絡んでくる少し切ない気持ち、そしてほんのりと温かい気持ちにもなります。

科学的には証明されていない霊的な存在ですが、科学的にはまだ証明されていないだけで、実は何か作用している可能性はゼロではない、と拙者は考えています。

虹の橋を渡った祖母や親戚の面々、母やお世話になった先生などとの思い出を強く思い出したり、なんとなしについつい話しかけていることもありますし。

京都での生活で記憶している地名や通りの名称もふんだんに出てくるので、それだけでも万城目学作品を読むのが楽しいですし、科学的には証明されていない存在を、あまりにも当たり前に京都の生活の中に盛り込んでくる万城目作品。この話もすごいいいなぁ、と思っていたら平積みの場所にポップアップがありました、直木賞の候補作品とのこと。


<2024年1月17日に追記>

6回目の候補作『八月の御所グラウンド』で直木賞受賞が決定しました。受賞おめでとうございます。いつもありがとうございます

2023-12-14

マヨネーズ瓶と2本のビール

[No.3352]

Facebookの記事?広告で見たことがきっかけですが、一気に引き込まれました。2012年に投稿されたもののようですから、11年が経過して拙者が見ることになった、ということです。

人生で大事なことが何かを知ること、どうやって大事にするかを知ることは、豊かな人生をおくるためには必要な知恵ですね。こんな知恵を、親や親戚、尊敬する先輩から聞けるといいと思いますし、拙者はか家族、チビ子、知人や後輩に伝えられるようになりたい、と思います。youtubeの動画はこちらからどうぞ。


以下はこちらのページからの引用です。

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毎日が一杯一杯で人生が辛いと感じた時、1日24時間が足りないと感じた時。そんな時は、「マヨネーズ瓶と2本のビール」の話を思い出してもらいたい。

ある哲学の授業で教授はいくつかの物を机の上に並べていた。クラスが始まると、教授は無言で大きなマヨネーズ瓶を手に取り、ゴルフボールを入れていった。生徒にマヨネーズ瓶が満杯かどうかを確認した。生徒たちは同意した。

次に、教授は同じマヨネーズ瓶の中に小石を入れていった。入れられた小石はゴルフボールの間の隙間を埋めていった。教授は再度、生徒たちにマヨネーズ瓶が満杯かどうかを確認した。生徒たちは同意した。

さらに、教授は瓶に砂を入れていった。言うまでもなく、砂は空いている隙間をほぼ完全に埋めた。教授は念のため生徒に満杯であるかを確認した。生徒たちは大きくうなずいた。

最後に、教授はビール2本を開け、瓶の中に注ぎ込んだ。残っていたわずかな隙間はビールによって完全に埋まった。生徒たちは笑った。

生徒たちの笑いが収まったあと、教授は言った。

「この瓶は君たちの人生を表現している。ゴルフボールは君たちにとって最も大事なものだ。例えば家族や子ども、健康や友達、君たちが最も情熱を感じていること。仮に君たちが大事なもの以外をすべて失ったとしても、君たちの人生は “一杯” なのだ。小石は君たちが次に考慮すべきこと。仕事とか、家とか、車とか。砂はそれ以外の小さなこと。」

教授は続けた。

「もし砂を先に瓶の中に入れてしまうと、ゴルフボールと小石を入れる場所がなくなる。人生も同じことだ。

小さなことに時間や労力を費やしてしまうと、本当に大切なことを手に入れることができない

君たちが幸せであるために必要なものを意識しなさい。

子どもと一緒にいる時間を取りなさい。親と一緒にいる時間を取りなさい。祖父母に会いに行きなさい。奥さんをディナーに連れて行ってあげなさい。また18ホールプレイしてきなさい。家の掃除や芝生刈りをする時間はいつでもある。

まずはゴルフボール、つまり君たちにとって最も大事なものを優先しなさい。優先順位をつけなさい。他は単なる砂なのだから。」

すると、とある生徒が手を挙げてビールの意味について質問した。教授はニコッと笑い、こう答えた。

「質問してくれてありがとう。ビールはどれだけ人生が一杯一杯になったとしても、友達とビールを飲むぐらいの余裕はいつもあるということだよ。」

2023-12-12

本当に単なるつぶやき

[No.3351]

このつぶやきと叫びBLOGを開始したのは、2005年4月なのです。途中でBLOGサービスを切り替えなくてはならず、以前のBLOGサービスでのつぶやきと叫びは、ほとんどなくなってしまいました。当時の会社の後輩にBLOGなるものを教えてもらったこと、学生時代からの友人が、文章を書く練習になる、と言ってくれたのがBLOGを始めようと思ったきっかけです。

また、遠くに離れている友人や知人への近況報告を兼ねておりました。当時、拙者がこのBLOGをやっている、とお伝えしたのは当時で10名くらいです。高校時代からの友人Y、当時の職場の愉快なメンバー7名、大学時代からの友人M、大学院時代からの友人Dくらいだと思います。それ以降も、このBLOGの事をお伝えすることはほとんどなく5名くらいです。始めて18年が経過した今でも見続けてくれているのは、友人Yくらいかな。

今では、本当に分かりませんが、海外からもアクセスしてくれる方もいて、とても不思議な気持ちです。

最初は近況報告や文章を書く練習という目的でしたが、今では自分の考えを記録しておく意味も出てきています。チビ子には、父ちゃんがこんなことを考えていたとか紹介することもできます。チビ子も時々読んでいるみたいですが、特に何か感想を言われるわけでもなく。

このBLOGのおかげか、文章を書くこと自体は億劫ではなくなりました。文章が上手くなったかはわかりませんが、読んだ人に分かりやすく書こうとする気持ちは、醸成できたと思います。いい文章を書けることは、いいアウトプットができる、ということなので、ボチボチとこのBLOGも続けていこうと思います。

写真は、以前富士山の近くの旅館に泊まった時の1枚。本当に富士山を近くで観ることが出来て、なかなか強烈にいい思い出が残っています。家族で、しばらく黙ってぼーっと眺めていました。また家族で行きたいな。

2023-12-11

読んだ本(2023-#56):倒れるときは前のめり

[No.3350]

#56「倒れるときは前のめり」有川ひろ

拙者が有川浩(ひろ)作品を読み始めたのは、阪急電車でした。海外出張の時に一気に読み、映画化されたものも、すぐに観まして、本も映画も満喫しました。三匹のおっさんシリーズも好きですし、読み心地のよさ、読後に残るポジティブな気持ちが気に入っている理由だと思います。

そんな有川ひろさんのエッセイがあると気が付き、さっそく読み始めたのです。まず、タイトルが気に入りました。拙者もこの信条で仕事していますし、生きていこうと思っています。

日々の気づきがエッセイの素になっているのだと思いますが、その一つ一つはとても日常的な出来事ですが、ちょっとした疑問や本当にそうなの、という自分で考えてみる、調べてみる習慣がない人は、エッセイが面白くないと感じます。あと、少しは、あまのじゃくな性格もエッセイには必要と思います。

書店での本との出会いを、有名作家でもある有川ひろさんも、そんなふうに感じているのだと思うと、ますます有川作品も、書店も好きになります。

阪急電車の映画を観た時に、有川さんが感じたこと、コメントした事の内容やその背景を知ると、生き様も感じます。お気楽に見える日常と、その内なる強い熱い情熱を併せ持つ、しかしそんなに内なる熱いものは安易に見せたりしない、うん、憧れます。

エッセイの面白い人、もちろん文章として生成する語彙や文章能力も必要ですが、まずは面白いネタがないとエッセイは面白くなさそうです。となると、もう虹の橋を渡ってしまった、母方の伯父さん達、遠洋漁業や貨物船の船乗りだった出来事を親戚の集まる席でいろいろ聞きましたが、あの話などをエッセイにすると、相当に面白いはずです。

拙者も、エッセイが面白くなるような豊かな人生をおくろうと思います。

2023-12-10

高尚だから、B級だからと言わず

[No.3349]

LINEビデオで実家で一人暮らす父と話すことは、天気のこととか、食べたご飯のこととか、父が思い出す懐かしい話、まあ30~50年くらい前の話とかです。父が話したいことだったりすると、拙者としては、もう200回くらい聞いている内容もあったりします。

拙者がテニススクールからっ帰宅後のLINEビデオ通話では、テニスなんて上流階級のスポーツだと思う、皇族でもないと日常テニスを楽しめないというイメージ、と父は話します。拙者がテニススクールの月謝の事を話し、週に1回居酒屋で飲むよりも、安いし、健康にもいいと話すと納得していました。

我が家では、コーヒーを淹れることも多く、インスタントのスティックコーヒーを飲むことはほとんどありませんでした。しかし、高齢の父はコーヒーを淹れるのも億劫ですし、でも温かいコーヒーを飲んでもらいたいし、飲みたいはずです。

拙者が帰省した折には、スティックのコーヒー簡単に飲めるのを、父は喜んでいまして、同じものを買うこともあるようです。

父とも話すのですが、それは無理とか、そんなガラじゃない、と決めつけるのではなく、興味があったらとにかくやってみよう、を大事にしようと思います。

父には耳の痛い話で、忘れたふりをしていると思いますが、LINEビデオ通話を始めるために、スマホを買って父に送ろうとしましたが、父はいらない、と言ってました。使い方も分からないし、使いこなせないし、高いし、壊してしまうと大変だから、と。

拙者が、父の了解を得る前に、自分で携帯電話を契約し、スマホを購入し、LINEアプリをインストールして、父に送っておいた、と言ったのでした。最初は確かにLINEビデオ通話をピックアップするのも大変だでしたし、アプリ更新の度に操作方法が少しでも変わるのは混乱のもとですが、今ではLINEビデオ通話で、お互いの顔を見て話せるのは、とても喜んでいます。

たかだかLINEビデオ通話ができている、ということだけですが、とにかくっやってみたら、いろいろ面白くなる、の象徴であります、我が家の場合。

ちなみに、2014年に海外出張に行った時に、Skypeでチビ子と時差を超えてビデオ通話した時のことを思い出しました。この時も、スマホでビデオ通話の素晴らしさを痛感しました。

今年は、クラシックのコンサートを何度か楽しみましたし、カナダ・バンクーバーにも旅行できました。まあコスト的にはかなりチャレンジングでしたが、心揺さぶられる、強烈な楽しさが残る家族の思い出は、まさにプライスレス。そのためには、日々仕事も頑張る価値があります。

2023年もラストスパートのタイミングです。2024年もいろいろ試してみて、挑戦してみて、少しでも人生が豊かになったり、面白くなったり、何かの役に立てるように、いろいろやってみようと思います。

まずは、年末の掃除や片づけです。

2023-12-09

読んだ本(2023-#55):処方箋のないクリニック

[No. 3348]

#55「処方箋のないクリニック」仙川 環

チビ子から言葉をかけられました、最近読んで面白かった本を教えてあげようか、と。

大病院の跡取り兄弟の長男が、大病院の敷地内にひっそりと開業している総合内科、心療内科の来訪者のお話短編集です。

家族や親戚、職場や近所でのいざこざが、結構な心理的負担になっていたりしますが、冷静な判断や合理的な情報収集も難しい中で、ストレスや体調不良にもなりがちです。

少し浮世離れした感じの心療内科のドクターが発する言葉やアドバイスで、目から鱗が落ちたような気持ちになれる、そんな登場人物を見ると、拙者も時々自分を俯瞰したり、誰かのアドバイスを素直に受け入れてみることで、冷静になれたりするな、と思います。

この風変わりな心療内科医とちょっとファンキーな看護師が登場することに、既視感があったのですが、思い出しました。奥田英朗さんのドクター伊良部シリーズ。

チビ子曰く、ちょっと変わったお医者さんと日常のトラブルを描いた作品は、割とあるよ、とのこと。いつの間に、そんなトレンドまで知るようになったのだ、チビ子。

2023-12-07

DUNLOP FX 500

[No.3347]

通っているテニススクールでは、3ヶ月に1度くらいのタイミングで、ラケットメーカーからのおススメのラケットを、レッスンの中で自由に試せる機会があります。

拙者、これまで自分のいつものラケットでレッスンもしたいので、お試しをあまりしてきませんでした。最近は、ラケットによる打感やボールの変化も知りたくなったので、お試しするようになりました。

今回お試しで気に入ったのは、ダンロップのラケットです。このラケット、お世話になっているレッスンのコーチが使っているので知っていましたが、ストロークも拙者好みでボールが弾きすぎず、ボレーの時のホールド感も心地よく、気に入りました。

これまでダンロップのラケットは、あまり使ったことなかったのですが、いろんないいラケットあるんだな、と思います。同じモデルのラケットでも重さやバランスはちょっと違いますし、ストリングの種類や張り上げテンションの違いでも、フィーリングは別になることも多いですし、気に入ったモデル、いい感じのストリングとテンションって、探すのも大変ですが、楽しいものです。

そして今晩も、テニスがとても楽しかったです。

2023-12-05

友は有り難きかな

 

[No.3346]

拙者、自分の性格を社交的とは思いませんし、自分から知らない人に話しかけていくとか得意でもないですし、初めての方と会う立食パーティとか苦手です。

学生時代もいろんなサークルとか友達の友達が主催の飲み会に出るとかも、むしろ苦手でしたし、そんなきっかけで知り合う友人と呼べる存在は、少なめなかな、と思っていました。

学生生活を終えて四半世紀が経過しましたが、嬉しいことに学生時代からの友人とも今でも近況を報告し合ったり、お互いの喜びを共有したり、困難にアドバイスをもらえたりできています。

そんな友人の一人と1年ぶりくらいに会えることになりまして、広島出身の彼と、広島出身のご主人の焼く、広島お好み焼きを食べて、飲んで、話して楽しい時間を過ごしました。

こうやって職場の近くで旧交を楽しめるとは、あの学生時代には考えられなかったねぇ、あれからいろいろあったけどねぇ、としみじみもあり、ワイワイもあり、楽しかったです。

人生の豊かさを構成することに、健康、趣味、お金、社会への貢献や寄与とかいろいろあると思いますが、友人、もとても大事な要素ですね。

お互いの生活リズムや仕事の都合、家庭の事情やタイミングなどあるので、ちょくちょく会えないとしても、LINEやメールもあまりしないけど、いつもなんとなく気遣っている、気遣ってもらえている友人がいるのを、本当に嬉しく感じながら家路についた夜でした。

2023-12-04

読んだ本(2023-#54):脳の闇

[No.3345]

#54「脳の闇」中野 信子

記憶ができないって試験で苦労することもなく、難解な試験や高倍率の難関大学に入れる人を、拙者は単純に羨ましいし、すごいなぁと思います。それは、自分が実現できないことを実現している羨望や客観的な能力の高さについての尊敬の想いからです。

しかし、そんな人が、そんな特性を持っているからこその苦労や、疎外感や、生きづらさがあることには思いが至っていませんでした。

雑誌記事か何かの著者のコメントを読んで、著者に興味を持ち、書店で本を見つけて買って読んでみました。

脳科学者として、自分の半生を考察したり、人間同士の関係、組織心理学、社会心理学の根底にある脳の反応、それもホルモン分泌などの実証結果なども関連させて理解できました。

なぜ著名人の不倫報道が過熱するか、SNSなどの炎上、他人の不幸は蜜の味、また、リケジョの生き辛さを生み出す、男性や社会の心理的な反応などの例示、拙者には理解しやすかったです。

生存やと生殖が生きる目的の動植物の中で、言語や文字を通じてコミュニケーションを他人格と交わし、過去や未来に思いを馳せる生物は、ヒトだけだと思われます。ヒトだからこそ、生存や生殖の危機やリスクが低減した社会生活での、危機やリスクに関する事象として「承認欲求」がある、と捉えると、会社や社会での振る舞いや感情的な動きにも納得性があります。

そもそも、同じ物体を見ても、各自の脳で処理された結果、同じ色には見えず、どのくらいの色の違いがあるかも認識できない。つまり、他人と分かり合うことなんて、そもそもできない可能性が高いし、他人と分かり合えると期待しない方がいいと思えました。何かを共感したり、他人との違いを認識し、他人を尊重することが、結果として自分を尊重してもらえることになる、とも思えます。

著者自身の半生に基づく、少し暗めの暗喩やエピソードもあるし、章と章のつながりというよりも、著者の言いたいことが、散文的に書かれている印象ですが、それだけに著者の想いや気持ちがストレートに伝わってきたような気もしました。

2023-12-03

観た映画(2023-#12):インディー・ジョーンズと運命のダイヤル

[No.3344]
#12「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
大好きだったインディー・ジョーンズの映画シリーズも5作目、ハリソン・フォード主演は今回で最後とのこと。ハリソン・フォードは80歳を超えていらっしゃると知れば、アクション映画の主演を務めていることが、まず驚きです。
今回はiPhoneで観たので、かなり小さい画面ですが、映画館のスクリーンで観ると、きっともっと楽しめたと思います。バイク、クルマでのアクションシーン、今はCGやAIも活用されるのかもしれませんが、ドキドキする感じ、やっぱりアクション映画は好きです。

世界の平和の大事さを、アクション映画を通じて世界に発信していきたい、があるのだと思います。戦争が何をもたらし、何を喪わせているのか、拙者達の世代こそ、いろんな世代や、いろんな国、文化や宗教のみんなと対話してみたらいいし、対話もできると希望は持っています。

いろんな宗教の聖地とされる場所を、何世紀にも渡って奪い合ったり、宗教対立のように見えて、経済的な利権の対立でもあったりするわけですけど、どんな誰にでも親があり、家族や友達がいると思えば、人間同士で相手を傷つけたり、未来を奪ったりすることの意味について、気づけると思うのです。

映画にも出てくるアンティキティラ島の機械、小学校時代に読んだ「世界のミステリー」なんとかという本で知ってました。最初は何の機械か分からなかったのですけど、まさか映画のような使い方になっていたとは、と小学校時代の事も思い出して、楽しかったです。

2023-12-01

ChatGPTを試してみて(続報)

[No.3343]

いろいろ試してみているのですが、英語翻訳として有用に使える気がしたので、試してみました。

お題:

次の日本語を、アメリカ在住のネイティブに分かりやすいように、英訳してください。「自分でも認識しているのですが、実際にはなかなか肯定的に反論を受け入れることが出来ません」

I am aware of it myself, but in reality, I have a hard time accepting positive counterarguments.


いろんなアレンジをしてみました。イギリス的、ドイツ的の他に、アメリカ西海岸の若者、有名作家の雰囲気、アーティストの特徴も見てみたかったのですが、少しずつ違いや特徴もあって興味深いです。

長渕剛さんの雰囲気で英訳して、とお願いしたのに、日本語が表示されたのはどういうことだろ?

こうやって作成された言葉は、結局何になるのでしょうね?紡ぎだされた言葉は、信条、経験、歴史や文化などの極めて主観的な成果物だと思うのですが、主観的な成果物が汎用的にに生み出される、何か矛盾も感じますね。

考えるとか、ひねり出すのは、やっぱり人間の方がいいような気がしています。

いろんなたくさんの情報やデータから、趨勢や傾向を導き出すのは、見つけ出すのは、機械に頼ってみるのはいいと思います。まだまだ試してみます。

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イギリス人によく伝わるように、英訳してください。

I am aware of it myself, but in reality, it can be difficult for me to accept positive counterarguments.


ドイツ人によく伝わるように、英語にしてください

I am aware of it myself, but in reality, I find it quite difficult to accept positive counterarguments.


アメリカ西海岸の若者風に英訳してください

I know, like, I totally get it, but, like, honestly, it's kinda hard for me to, like, accept positive counterarguments, you know?


村上春樹風に英訳してください

I am cognizant of it, yet in actuality, it proves quite challenging for me to embrace positive counterarguments.


ヘミングウェイ風に英訳してください

I am aware of it, but in reality, accepting positive counterarguments is a difficult task.


ソクラテス風に英訳してください

I know that I know nothing, but in truth, it is a formidable challenge for me to accept positive counterarguments.


ガンジー風に英訳してください

I am aware of my own limitations, but in practice, it proves quite challenging for me to embrace positive counterarguments.


浜田省吾風に英訳してください

I know it, man, but honestly, it's really hard for me to accept positive counterarguments.


長渕剛の雰囲気で英訳してください

自分でわかってるんだけど、実際には、なかなか肯定的な反論を受け入れるのは難しいんだよなぁ


英訳してください

I know it myself, but in reality, it's quite tough for me to accept positive counterarguments, you know.


ジョンレノンだと、どんな表現になりますか?

I know what I know, but it's hard for me to accept positive counterarguments, you know?


オードリーヘップバーンは、どんな表現をするでしょうか?

I'm aware of it, but in reality, accepting positive counterarguments is quite challenging for me.