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2025-09-30

読んだ本(2025-#85):わんダフル・デイズ


[No.4001]

#85「わんダフル・デイズ」横関 大

すっかりと横関大ワールドに浸かってしまったような気がします。盲導犬訓練所に勤める訓練士見習いと、クセの強い先輩訓練士のコンビが、いろんな事件やトラブルを解決するのです。

拙者、犬を飼った事はないですが、犬は好きです。叔父さん宅のワンちゃんは、行く度にいろいろ触れて楽しかったですし、じーっと顔を眺めていると、何か話してくれそうで嬉しかったです。

盲導犬と盲導犬ユーザの絆、訓練士と盲導犬の愛情、想像するだけで涙が出そうです。

訓練の成果とはいえ、盲導犬がユーザに尽くす無償の優しさを、眩しく感じます。ユーザの事を信じている、ユーザのための役立ってあげたいと思っている盲導犬、そんな盲導犬だからこそ、守ってあげないといけないと思います。

拙者の事を信じてくれる方には、全力でお応えしないといけない、と思いました。いい評価をしてもらう事はもちろん嬉しいですが、いい評価を目指して頑張るのではなく、相手や関係者にとって最適とは何かを考え抜いて、実現するために諦めずに進む、それが拙者のスタイルだな、と感じます。

今日は少し気持ちが疲れました。そんな日もあるだろうし、さあこれから盛り返すぞ、と思えています。自分でコントロールできない事で落ち込みすぎず、腹を立てず、自分でコントロール出来る事にエネルギーを集中した方がいい、とおっしゃってくれた以前の会社での上司の言葉が支えになっています。

2025-09-29

我が道をゆく特性が特に強いらしい

[No.4000]

チビ子の友達で流行っている(いた?)らしい、恋愛タイプの性格判断ゲーム、Love Type 16    をやってみました。

恋愛のタイプを16パターンに分類するようなんですけど、チビ子に聞かれる質問に答えていきました。

恋人には甘えたいタイプか、甘えられたいタイプか、なんてチビ子に聞かれて答えるのはちょっと恥ずかしかったですけど、そんな質問に答えてた結果、拙者はボス猫。

  • ボス猫は「自分の領域をしっかり持ちながら、周囲に落ち着きを与える人」
  • 感情表現は控えめでムダがなく、判断がブレにくいのが特徴です
  • 恋愛では自由と尊重を重視し、束縛や過度な詮索を嫌います
  • 落ち着いた雰囲気と静かな自信がある

  • 自立心が強く、自分の時間を大切にする
  • 言葉より行動で示す誠実さがある
  • 感情表現は控えめだが、信頼した相手には深く寄り添う
  • 表現が乏しいため、一部の人には冷たく見えることがある
  • 価値観を曲げにくく、衝突が起きやすい場面がある
  • 頼らず抱え込む傾向があり、距離ができると戻りにくい
かなりのマイペースらしいです。こんなに気遣いで疲れるのに?

診断結果を見て、チビ子は爆笑していました。当たってるって。

2025-09-28

読んだ本(2025-#84):その幸運は偶然ではないんです!

[No.3999]

#84「その幸運は偶然ではないんです!」J・D・クランボルツ、A・S・レヴィン

スタンフォード大学の教育学と心理学の教授であるクランボルツ氏とキャリアコンサルタントのレヴィン氏のまとめてくれた本ですが、拙者が経験的に仮説としてきたキャリアの考え方と同じような視点も多いことが嬉しかったです。

アメリカでは、キャリアコンサルタントが大学生でも昔から利用できたり、OBやOG訪問を斡旋するだけでなく、個人の特性や指向や人生の目標なども含めて、相談に乗ったり、インターンを経験することで希望を強めたり、方向性を変えるなどが当たり前に行われてきたことに驚きました。

大学進学や新卒の就職活動における、拙者自身の考察に少なさに関する反省は、このつぶやきと叫びでも何度か書いております。

一斉に就職説明会に申し込んだり、同じ業界で同じタイミングで採用活動を開催したり、内定者を囲い込んだり、入社後には、マナー研修など急に中学生に教えるようなことを合宿研修したり、なんだろうな、と思い続けています。

「計画された偶発性」理論を実践するための5箇条
  1. 好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
  2. 持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
  3. 楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
  4. 柔軟性:こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
  5. 冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

人生を豊かにする心得として、拙者は受け止めています。

なぜ僕らは働くのか、を読む中で紹介されていたこの本、本がまたいい本を紹介してくれた好例だと思います。

2025-09-27

DE CECCO Fettuccine n° 303


[No.3998]

拙者がパスタを作って食べるようになった頃、2012年1月頃には、ディチェコのフィットチーネを使っていました。

2019年頃には、DELVERDEも使ってみました。同じフィットチーネでも、モチモチ感や歯応えも少し違います。

久しぶりにディチェコのフィットチーネを使ってみました。プリプリの歯応え、最近よく使うカルディの生麺とはまた違った良さがあります。オイルサーディン、ホウレンソウ、マッシュルーム多めで、チビ子も美味しいと喜んでくれました。


茹で後に伸びないこと、モチモチ感よりもプリプリを好むのは、ただ好きか嫌いかの問題だと思います。

実は、シェフに教えてもらったFelicetti Speciale Gastronomia Spaghettoni にも興味があります。なかなか小口で買えないので躊躇っていましたが、送料かかってもいいから、ちょっと買って試してみたいです。海鮮のパスタに合うと思うんですね。

2025-09-26

読んだ本(2025-#83):夜の国のクーパー

[No.3997]

#83「夜の国クーパー」伊坂 幸太郎

あらすじはここでは書きません。壮大な伏線の鮮やかな回収で爽快な気分になれることが、伊坂幸太郎作品の素晴らしさの一つだと思います。しかし、拙者の読力では、伊坂幸太郎作品の良さを全て具に理解しきれないこともあると思っていました。

この本は、なかなか難しかったです。時間と物理的なステージが、複数交錯するような気もします。

しかし、拙者もこの作品から自分にとっていいメッセージも受け取ったと思っています。

  1. 時には、鳥が高い空から眺めるような俯瞰が重要
  2. 今こうなっているのは経緯があるが、今もこうであることが最適ではない
  3. 自分が守りたいと思う人や物を守るには、知恵も体力も必要
この本は、映像化せずに文字を読んでいろいろ想像する方が面白そうですが、誰が人、猫、ネズミなのか、映画の方がわかりやすくなりそうです。この作品中で描かれる視界が猫なのか、人なのか、ネズミなのか、読んでいて勘違いしている時もあったと思うのですが、それも心地よかった、という不思議な読後感もありました。

2025-09-25

シングルハンドのバックハンドでのリターン

[No.3996]

テニスを始めた時の憧れのプロ選手は、ピート・サンプラス選手でした。フォアハンドもバックハンドも片手打ちで、サービスも強く、ボレーも上手い、そしてストロークも打ち負けない感じが憧れでした。

その系譜は、ロジャー・フェデラー選手が受け継いだと思っています。

片手打ちのバックハンド、いい打点に入るためのフットワーク、膝を曲げてからのスィングのフォロースルーなど、ここ2年くらいはだんだん分かってきました。ストロークでもスライスではなく、スピンやドライブでバックハンドも打てる機会も増えました。

今日、テニススクールで、コーチのサーブを、片手バックハンドで軽やかにしっかりと打てました。この写真のように、左足を打点の後ろに置いた後に、体重移動しながら右足を着地する前に、体重を乗せたままラケットをギュッと握ってラケットに当てる、そんなイメージでした。

ますますテニスが楽しくなっています。

2025-09-22

サーモンとタラコのアーリオオーリオのリングイネ、ノリとシソ

[No.3995]

週末の父ちゃんパスタリクエストがチビ子からありましたが、マンネリもつまらない、と思いました。

タンパク質を入れよう、サーモンだな、と決まったのですが、その後は何にしようかと、スーパーの売り場をウロウロ。タラコの塩気がいいなと思ったので、妻のスマホ検索もサポートあり、ノリとシソを加える事に決定。

リングイネが良さそうだと思いました。これがよく合いました。チビ子のパスタ人気ランキングも変動があった、と喜んでいて、それを見ていて嬉しくなりました。

2025-09-21

読んだ本(2025-#82):なぜ僕らは働くのか

[No.3994]
#82「なぜ僕らは働くのか」池上彰 監修

装丁のイメージや、わかりやすい図や絵での説明が多い事、漫画での主人公の日常の進行などから、小学校高学年や中高生だけがターゲットになっている印象を受けますが、それは大きな勘違いです。

就職や転職に悩んだりする若者、子供に接する大人や親にとって、とても意義深い気付きのある本です。

親でさえも、自分の子供になぜ勉強するのか、どんな仕事に就いたらいいか、どう生きるべきか、をわかりやすく、聞き手にとって意義のある説明がしてあげられるかと聞かれると、説明できない、子供が納得感ない、という状況の方が多くなるかもしれません。

自分や周囲の経験や環境は、やはり限定的であるので、この本のような多様な仕事観やライフスタイルをわかりやすく伝えることは、とても難しいのだと思います。

周囲のほとんどが大学や専門学校に進学する、地方の公立高校に通っていた拙者は、大学に進学して、どんな勉強をして何を目指すかなんて、深く考えたこともなく、とにかく大学に合格しなくては、と思っていました。

実際に大学入学後、一般教養の講義がほとんどでつまらなく感じました。周囲には、早々に公務員試験を目指すとか、安定した業界として金融への就職を目指すとか、話す同期もいましたが、何を言っているのだろうと傍観もせず。

高校時代の同じクラスの女の子、当時から学校教師になることを目指していて、難関の国立大学に推薦で進学していました。その子の電話番号を誰かに教えてもらって、電話をかけて聞いたみたんです。今の自分は大学の授業に興味持てないし、やりたい事もないし、せっかく大学に進学したのに、と思うと。
今はなくてもいいんんじゃない、とその子は言ってくれました。そのうち面白い事、興味が持てる事に出会った時に、本気で面白いと思えたらいいし、きっとそんな事もあると思う、と。

その1年後に、興味の持てる専門科目に出会い、指導教授のおかげでいろいろ挑戦して、ゼミ生とも有意義に過ごし、大学院に進学しました。その後進路を変更したり、就職後にいろいろ葛藤もあったし、転職後にようやく自分の持ち味や強みを出したい仕事にも巡り会えました。
もう四半世紀も前の事ですから、その子はもう憶えていないかもしれませんが、この本を読んで、その出来事を思い出しました。

キャリア理論の中の代表的な考え方の一つである「計画的偶発性理論/計画された偶発性理論(プランドハップンスタンスセオリー)」、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって提唱されたとのこと。
「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」、その偶然を計画的に設計して自分のキャリアを良いものにしていこう、というキャリアパスに関するポジティブな考え方だそうです。

本でも紹介された、よいエッセンスをメモ、メモ。

「計画された偶発性」理論を実践するための5箇条
  1. 好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
  2. 持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
  3. 楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
  4. 柔軟性:こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
  5. 冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

2025-09-20

週末の朝、不意に聞いたラジオで俵万智

[No.3993]

平日の仕事の疲れ、ちょっとした達成感もあって、長めの睡眠時間を満喫しました。

スローな感じでデスクについて、用事と仕事の確認を始めようとして、Radikoアプリを起動して、BluetoothのスピーカーをONしましたら、唐橋ユミさんの番組でした。ゲストの俵万智さんとの心地よいトークでした。

歌人俵万智さんの子育てのエピソードでしたが、その中で紹介された詩(うた)です。

最後とは

知らぬ最後が過ぎてゆく

その連続と思う子育て


ありふれた言葉を紡いでいますが、人生の極意や豊かさを軽やかに教えてもらえたような気持ちになりました。じんわりと心が温かくなりました。

子育てに限らず、これが最後かもと思えれば、丁寧にできたり、優しくなれたり、ちょっと嫌でもやってみようと思えるような気がします。

ラジオを聞くのは好きでしたが、ますます好きになりました。

2025-09-19

読んだ本(2025-#81):名探偵にさよならを


[No.3992] 

#81「名探偵にさよならを」小西 マサテル

これまでの2作も、チビ子の紹介でササっと読んでしまいましたが、今回もアッと言う間に読み終えてしまいました。

名探偵こと、楓の祖父である碑文谷は、元校長先生ですがレビー小体型認知症で、幻視や認知もありますがミステリーの膨大な知識や推理力のある名探偵です。

情報や知識を積み重ねて解決する姿、思い出す前職の偉大な先輩、グループ会社の社長を思い出します。

そのメーカーでのヒット商品を開発された実績、アイデアを具現化する実験や考察の積み重ね、周囲から一目どころか五目くらい置かれる存在ですが、とてもフランクで爽やかで、穏やかでした。

何でもいいから話したい時は来てくれればいいから、というお言葉に甘えて、社長席に何度も急に行っても、相談に乗ってもらっていました。周囲からは、急に社長に会いに来て失礼な人だな、と思われていたと思います。

あなたが考える事、面白いと思う事、意義があると思う仕事は、多分きっとそうだから存分にやったらいい。応援するし、失敗したって、またチャレンジすればいい。私もたーくさん失敗しましたよ。失敗しないのに成功するはずないし。

とことんやってみればいいけど、心のと体の健康を第一にするように。自分を守るのは自分、70点くらい取れれば十分だし、自分で判断してやめた方がいいと思えば撤退する方がいい。

そんなアドバイスをいただいた事も思い出します。採用していただいた上司、再雇用後も何かと心配をかけた部長、本当にいい上司に恵まれた前職でした。拙者も、お世話になるばかりでなく、誰かの役に立つ存在に少しでもなりたいです。

2025-09-18

読んだ本(2025-#80):誘拐屋のエチケット

[No.3991]

#80「誘拐屋のエチケット」横関 大

闇の組織から仕事を請け負う、誘拐屋の田村が主人公。幼い頃にバス事故で両親を失った過去を持ちます。

いろんな経緯で誘拐をしますが、身代金目的ではなく、何かのトラブル解決のために誘拐を依頼されるのです。

決して本人の意思に反して連れ去る事は正当化できませんが、必殺仕事人と同様に現状の制度や法律では対処できない不合理さを、どう解決するかを考えるならば、故意や過失や悪意にない人を傷付けないならば、誘拐屋や必殺仕事人は許容したくなりました。

横関大作品、スマイルメーカー、忍者に結婚は難しい、に続いて3作品目です。物語の状況は非日常感が満載ですが、読後にホッコリと温かい気持ちになれるのは心地よい日常感です。

2025-09-17

やっぱり頑張れる

[No.3990]

久しぶりに、仕事でうんぐってなる悔しい事がありました、と先日つぶやきました。

今日はいい事がありました。我々のプロジェクトの成果を、とても意義ある、いいと評価してくれている方がいる、と教えていただきました。

同一の成果でも、評価はいろいろになることはビジネスマンとして経験済みですが、真剣に取り組んで出した成果は、受け止めてくれる人、期待してくれる人が周囲にいてくれる事が、嬉しくなりました。

プロジェクトの略称にちなんでデスクに置いてあるミニカー。プロジェクトのいろんな人の期待を乗せて、目的地に向かったり、まだ見ぬ場所を目指したいと思います。

2025-09-15

読んだ本(2025-#79):たくさんのタブー

 [No.3989]

#79「たくさんのタブー」星 新一

短編のショートショート、ちょっとした隙間時間を深い読書の楽しみに誘ってくれる、ありがたい存在です。

人間誰しも、ごまかしたい、サボりたい、なかったことにしたい、楽したい、という気持ちになることありますが、その事を責められることもないと思います、人間だもの、という感じです。

何かのトラブルに巻き込まれるのは、そんな気持ちが強まった時や油断がある時なのかな、と思います。この本に出てくるいろいろなトラブルや面倒な事、霊魂に取り憑かれたり、闇の組織にマークされたり、なかなか日常ではないですが、自分がその立場になったかのように擬似的に人生を体験できる、まさに読書の喜びや楽しさを星新一作品に感じます、今更ですけど。

バンクーバーで乗ったUberは、Tesla Model 3だった

[No.3988]

スマホの写真を整理している、見つけた写真です。バンクーバーで乗ったUberは、 Tesla Model 3だったのですが、拙者は 初めてのTesla乗車でした。

当たり前ですがエンジン音はなく、スーッと滑らかに発進と加速をします。

ドライバーさんとの会話で、ガソリン車と比較して、EVの方が圧倒的にコストが安い、と言っていました。

助手席に乗ったので、ダッシュボードがよく見えたのですが、驚きました。自分の車線、対向車線、周囲の歩行者をモニターで全部確認できるのです。どんなテクノロジーなのか理解できませんでしたが、実際の様子と同じように感じました。

実際の運転ではバックミラーもサイドミラーも見ないとね、とドライバーさんも言ってましたけど。

拙者自身は、全地球的に捉えるとEVが環境に最も優しい自動車の形だとは思っていないのですが、このこのテクノロジーと機能はすごいな、と思いました。

2025-09-14

牛ヒレ肉を買い、ヒレカツを揚げて食べる

[No.3987]

自宅でご飯を作って食べる方が、家族で楽しいこともあり、週末が自宅ご飯が多いです。外食が嫌いな訳ではないのですが。


夏の暑さに負けないように、なるべくタンパク質を摂ろうとメニューを考えるのですが、自宅で作れるおいしいメニューというと、そんなにバリエーションがないので、いつも困ります。

ヒレカツと思いついたので、牛ヒレ肉をスーパーで買い、小麦粉つけて、生卵をくぐらせて、パン粉をつけてフライパンで揚げました。

揚げ物をすると、我が家のダイニングキッチンが、揚げ物の香りが立ちこめたままになるので、一晩ずーっと換気扇を回すことになるのであります。

2025-09-13

読んだ本(2025-#78):さらば!店長がバカすぎて

[No.3986]

#78「さらば!店長がバカすぎて」早見 和真

店長がバカすぎてシリーズ、3作品目。

店長がバカすぎて

新!店長がバカすぎて

こんなタイトルで、表紙の本が書店に置いてあるのもきっかけでしたが、最初は5年前にチビ子と本屋さんをウロウロ楽しんでいて見つけた本です。

本が大好きな書店員さん、ちょっとピントが特徴的な店長との掛け合い、ヒット作となった本の作家さんとの温かい繋がり、働く書店員さんの仕事は大変だし、待遇が優遇されている訳でもないけど、本が好き、本が好きな人が好き、な仕事、憧れもあります。

本の内容はネタバレになると嫌なので書きません。「さらば」は、誰が誰に、いつ言ったセリフなのか、想像していたものとはまったく異なりました。つまり、予想をやっぱり超えてこの本は面白かったです。

続編を読みたいです。

2025-09-12

疲れを吹き飛ばし、ガッツを出す

 [No.3985]

仕事の疲れもありますが、年齢によるリカバリー力の弱まりもありつつ、実際夏の暑さによる疲れも結構あると思います。

元気だけとも言える取り柄ですが、首や肩の痛み、腰の凝りや体全体の倦怠感は、木曜日の朝をピークにダルい感じが続いていました。

知り合いの方に紹介いただいたマッサージの先生、最近はとても助けていただいています。肩や肩甲骨の凝りや腱などの癒着して固くなっているのが、ほぐれる感じです。

座りっぱなしの仕事、モニターを眺めてキーボードを打つ、マウスを動かすことの多い仕事でも、時々肩を動かしたし、股関節を伸ばすだけでも、疲れや凝りはおさえらることもあると思いますので、結局は自分次第で少しはよくなりそうです。

マッサージの後は、ちょっとガッツを出したかったので、遅めの朝ごはんにカツ丼を食べて、その後テニスの振替レッスンを楽しんで、土曜日になりました。

2025-09-11

読んだ本(2025-#77):ワトソン力

[No.3984]

#77「ワトソン力」大山 誠一郎

名探偵ホームズの相棒、ワトソン。ホームズのいる所にワトソンがいるわけで、つまりワトソンがいるからこそ事件が解決する、とも言えるかも。

主人公は警視庁の捜査一課に所属しています。主人公がそばにいると、周囲の人の推理力を飛躍的に向上させる能力があります。主人公本人は気が付いていますが、周囲の人間で自分の推理能力が向上した事に気が付く人はほぼいません。

その人がいるだけで、推理力や考察力が向上するなんて、何とも素晴らしい力です。仕事の打ち合わせや解決の方法を検討する打ち合わせには、ぜひ同席してほしいです。

しかし、ちょっと厄介かも、とも思いました。推理力は向上しますが、必ず正しいとも言えないのです。推理力が上がること=解決できる、でもないので、推理の意見が活発に出過ぎて、収拾がつかなくなる可能性もあることに気がつきました。でも、こんな力を持っている人がいれば、一緒にいろいろ分析とか推理してみたいです。


2025-09-09

仕事で、うんぐっとなってもガッツが出る

[No.3983]

久しぶりに、仕事でうんぐってなる悔しい事がありました。自分にも至らなさがあるとは思いますが、全体最適、ビジネス合理性などを勘案すると、その方の判断や言動には同意しかねる、が拙者の判断です。仕事上の振る舞いとして、同意はしませんでしたが承知したので、その旨回答して、その方の意向に沿うようにその後の説明と検討を進めました。

上司から声をかけられたので話を聞くと、その方と直接やりとりするのをしばらく離れて欲しい、とその方からチャットがあったとのこと。

うんぐっとなる事、今までも仕事でいろいろありました。その時と比較すると、拙者は感情的にならずに受け止められましたし、それでも前に進める事を考えて実践できているので、成長したなと自分でも思えます。

自分のエゴのために何かを説明したり、全体最適と思えない事を、全体最適のように取り扱うつもりはありません。空気を読む事は必要かもしれませんが、お客様やお取り引き会社に寄与する事でビジネスを成長する事につながらない事は、拙者は実践しません。

それらを実践しない事で評価がネガティブになるのであれば、それでもいいと思えるようになりました。自分の評価のために仕事をするようになれば、自分のエゴのためになる仕事しかしなくなるような気がします。

賛同してくれる、応援してくれるメンバーがいますから、そんなメンバーの期待に応えられるように頑張る、おばあちゃんも言ってた「お天道さんは見ているからね」の言葉も思い出しながら、ガッツを出します。

写真は、おばあちゃんの本家の裏から見える海です。小学校中学年までは、毎日この風景を眺めていたものです。

2025-09-08

読んだ本(2025-#76):運転者


[No.3982]

#76「運転者」喜多川 泰

不思議なタクシードライバーとの出会いがきっかけになるオムニバス作品ですが、作品タイトルは運転手ではなく、運転者です。運を転がす者、というタイトル、読了と共に沁み渡ります。

報われない努力なんてない! と大きくありますが、これは誤解を招くと思います。努力が必ず報われる、と言い換えられると、もがいている人に無責任な期待感を煽るように感じます。

拙者なりに言うなら、努力した事はどこかで何かに繋がっている、だと思います。

いろいろ頑張ってみるものの、自分以外の要素や事情に影響されていい結果にならないこと、どうしようもない気分になる事はあると思います。

不意に乗ったタクシーの運転手さんに、少しぼやけたお説教をされているとい気分になるか、自分を客観的に捉えられるかも、と受け入れるか、拙者だったらどうでしょう。

難しい時もありますが、明るき元気よく挨拶する、とか、お世話になったらお礼を言うとか、困っている人がいたらちょっと助けてあげる、教えてあげることができれば、そのうちいい事あるだろうな、とは思います。

2025-09-07

週末クッキングのいろいろ

[No.3981]

週末の父ちゃんクッキング。
今週はスジコン入りネギ焼き、九条ネギと蟹とカラスミのパスタです。家族からのリクエストと拙者の食べたい物が一致したパターン。

牛スジ肉をスーパーで眺めていたら、年配のご婦人に、どうやって食べるの?と聞かれたので、牛スジ煮込みの簡単レシピを、口頭で説明しました。

牛スジとこんにゃくを甘辛く煮込むのですが、自分なりのコツを掴みました。
チビ子はネギ焼きもいいけど、スジコンが入った玉子焼きがお弁当のおかずにあると、とても嬉しいそうです。



2025-09-05

見上げた夜の空

[No.3980] 

暮れた時間には、外出したチビ子を迎えに行くのですが、拙者の仕事の最寄りの駅と、自宅の最寄りの駅の具合がいいので、待ち合わせて帰宅しやすいのは、とてもラッキーだと感じています。

時には、帰宅後にチビ子を迎えに行くこともあるのですが、遅い時間までのお腹が空いた状態で出会います。

お腹空いた〜と言いながらも、その日の出来事を話しながら家路につき、途中でちょっとおやつを買ったりして帰ります。

もっと小さい頃(小学校前)は、どこに行くにも上下の着替えセットを持ち、飲み物やおやつを持参して、チビ子を連れて行くばかりだったのに、今やチビ子が電車に乗って行き、乗換案内を見ながら帰ってくるようになったので、大きくなったもんだな、と思いながら夜の空を見上げました。

夜10時を過ぎて、若い女性がイヤフォンをしながら駅から歩いて帰る様子は、日常かもしれませんが、若い女性が日が暮れて1人で歩いて帰るのは、やっぱり心配です。

2025-09-02

読んだ本(2025-#75)カンタ

[No.3979]

#75「カンタ」石田 衣良

父親がいない2人の小学生、団地に幼馴染が主人公です。発達障害のカンタ、スナックで働くシングルマザーと暮らすクラスで要領も器量もいい耀司は、幼稚園時代からの仲良しです。

団体行動も相手の気持ちを読むことも苦手なカンタ、めっぽう数字や理科の世界に強いこと、優しい気持ちの持ち主であることを知る耀司は、闘病に苦しむカンタの母の言われるのです、カンタを守って欲しいと。

カンタは病床の母に言われます、何かあれば耀司を助けるように、と。

カンタと耀司は、高校時代のアルバイトで100万円を貯めて、株式投資し、大学生になる時には携帯電話のゲーム広告のビジネスを立ち上げて急成長です。経済的な苦しみの生活から脱した反面、買収劇の渦に巻き込まれます。いつも財務担当役員として支えるカンタも買収劇の渦から耀司を守れずに、決心をします。

友達に会いたくなりました。進学や転職を経ると、以前からの友人との物理的距離が遠くになりがちです。普段電話をかける事もないですし、マメにLINEやメールもするわけではないですが、いつも友達は頭の片隅にあるし、不意に元気かな、と思う事はあります。

損得勘定なんて関係なく、気遣える、何か力になってあげたいと思える関係、拙者は友達のために、何がしてあげられるか、支えてあげられるか。

2025-09-01

ジブリの立体造形物展

[No.3978]

念願叶って行って来ました。
となりのトトロ、千と千尋の神隠し、天空の城ラピュタ、風の谷のナウシカ、ハウルの動く城、そして紅の豚、の見事な立体造形物を満喫です。

キッズよりも大人が目をキラキラさせて、嬉しそうにスマホで撮ってました。拙者もですが。映画の世界が、目の前にある、そんな感じ。