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2024-08-31

読んだ本(2024-#68):どう生きるか つらかった時の話をしよう

[No.3532]

「どう生きるか つらかった時の話をしよう」野口 聡一

宇宙飛行士の野口さん、宇宙から帰還後に生きるのがつらい、と感じた10年があったとは知りませんでした。メディアで見かける時は、明るい表情の印象が強いですし、宇宙飛行士という難しいミッションをやり遂げた実績、経験や能力も相当だろうと思っていました。

宇宙飛行士としてのミッションをやり遂げた後の、燃え尽き症候群もあった、と仰っています。後に続いた宇宙飛行士によって、滞在期間やミッションの難易度を超えられたことで、自分の存在意義が薄らいでいると感じた、などは、かなり赤裸々に正直な気持ちが書かれているな、と思いながら読みました。

宇宙飛行するよりも、後悔することなく生きることの方が難しいし、意義があると達観されているのだと感じました。幸福や達成感をどうやって感じるか、それは家族や兄弟であろうとも、本当に一人ひとりで異なるのだと思います。

東京大学卒業、石川島播磨重工業(IHI)に入社後、宇宙飛行士になったという経歴だけを見れば、勉強や仕事で悩んだことや、挫折したことなんであまりない優れた人、だと勝手に思い込んでしまっていました。

以下のような言葉に、深く共感しますし、こうやって共有してくれたことをありがたく思い、感謝します。


「他者の価値観や評価を軸に、『自分はどういう人間なのか』というアイデンティティを築いたり、他者と自分を比べて一喜一憂したり、他者から与えられた目標ばかりを追いかけたりしているうちは、人は本当の意味で幸せにはなれない」


「自分らしい、充足した人生を送るためには、自分としっかり向き合い、自分一人でアイデンティティを築き、どう生きるかの方向性や目標、果たすべきミッションを自分で決めなければならない」


「自分がどう生きれば幸せでいられるか、その答えは自分の中にあり、自分の足の向くほうへ歩いていけばいい」

貝が盛りだくさんのリングイネ

[No.3531]

妻の親友と妻は、誕生日がかなり近いので、一緒にお祝いのランチをしました。

妻の親友は、チビ子も大好きな女性ですし、私ともワイワイ楽しく話してくれる素敵な女性です。

予約してもらった魚介イタリアンレストランで、好みの貝を選んで、盛りだくさんのリングイネをみんなでモグモグ食べました。

ランチからスパークリングワインも嗜んでいいランチでした。お店のサービスも素晴らしいですし、出てくるメニューの全てが美味しいのです。

いいランチになったなぁ、と感じたのですが、メニューやお店も大事だけど、一緒にテーブルを囲む面々との関係こそが、食事の楽しさを決めるよな、と確信しました。


2024-08-30

読んだ本(2024-#67):卒業のための犯罪プラン

[No.3530]

#67「卒業のための犯罪プラン」浅瀬 明

ライトノベルというカテゴリーの定義はよくわからないのですが、表紙がイラストでマンガっぽかったりすると、ライトという言葉に、軽い、容易な、という意味を勝手に感じ取ってしまっていました。

学内で起業しポイントを獲得し、学内で利用できるポイントが単位にも変換できるという木津庭商科大学を舞台に、卒業をかけたコンゲーム小説です。

この本を読んでみて良かったと思うことは2つあります。まず一つ目は、読んで楽しかった、ということ。二つ目は、幸せとは何かについて、拙者のこれまでの仮説を補完することができたということです。

登場人物のセリフとして展開される、幸せの定義や考え方が、とても素晴らしく共感できるので、忘れないようにここにメモしておきます。

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161ページの岩内の言葉

「まあ、聞きなさい。まず、幸せっていうのは相対的なものなの。同じ事象が起きたとしても、対象の立ち位置によって幸福かどうかは変わる。食べていくのも苦しいような貧しい人にとっては、パンをお腹いっぱい食べるだけで幸福を感じるでしょう。けど、裕福に暮らす人にとってはパンだけを満腹まで食べるなんて苦痛かもしれない。モテない人にとっては異性のアイドルと数秒間握手するだけで幸福かもしれない。働いてばかりの人にとっては、たまの休みに家で寝ているだけで幸福かもしれない。周囲から認められたことのない人は、SNSのいいねの数が幸福かもしれない」

162ページの岩内の言葉

「そこで私は考えたのよ、なぜ幸福は相対的に感じるものなのかだろうかと」

「それはね、人が慣れる生き物だからよ」

「今は幸福なことでもいずれは慣れるって単純なことよ。ほら、慣性の法則ってあるでしょう。電車やエレベータが一定の速度で動いているときは、乗っている人は揺れを感じない。加速したり、減速したりしたときにだけ揺れを感じるもの。幸福も同じでその変化や差に幸せを感じる。時速10キロでも100キロでも速度が一定だと何も感じないように、生活水準も年収100万も年収1,000万一定なら何も感じない。年収が100万から200万に増える変化に人は幸福を感じる。『豊かである』ことが幸せなんじゃなくて『豊かになる』って変化が幸せなの。それが幸福は相対的に感じるってこと」

163ページの岩内の言葉

「日々の生活の中に巧みに変化や違いを取り込んでいるから幸福に慣れにくい。だから小さな違いがわかる人ほど幸せなのよ」

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第22回「このミステリーがすごい」大賞・文庫グランプリになったデビュー作、著者は1987年生まれ、現在書店員として働いている覆面作家とのこと。次の作品も読んでみたいです。


サーモンをバターでソテー

[No.3529]

ここ数か月の週末の楽しみの一つは、近所の大きなスーパーに行って、食材を買い込んで家で食事をする、です。

お肉も魚も、野菜も果物も豊富ですので重宝しています。おまけに価格も抑えられています。

キスの開き身でフライ、ヒレ肉塊を買ってヒレカツ、ムキエビやイカを買ってパスタや焼きそば、砂肝やタンを買って食べたりしていますが、最近のお気に入りは刺身用サーモンを買ってきて、バターでソテーするです。

調理方法は簡単ですし、たくさんタンパク質は摂れるし、残りバターでブロッコリーなどの野菜を炒めると、さらに野菜も摂れるし、色合いもアップ。

今週末は、久しぶりにハンバーグを作ろうかな。タマネギとシイタケを刻んで炒めて、挽き肉に混ぜるのが拙者風。まだまだ瓶に残っているナツメグ、ハンバーグの時ぐらいしか出番なし。

2024-08-28

読んだ本(2024-#66):べリングキャット

[No. 3528]

#66「べリングキャット」エリオット・ヒギンス

情報発信の方法として、インターネット、テレビ、新聞、雑誌、ラジオなどで伝播するスピードや認知の影響力は違いますが、インターネットは従来のメディアと比較して、とてつもなく速く、広く、パーソナライズして情報を発信させることができます。

差し替えも瞬時にできるし、SNSを活用すれば、どこからでも、誰でも、写真や動画も含めて世界中に公開することも可能です。

事実もあれば嘘もあるし、発信力をビジネスに転換しようとすることも可能ですし、何らかの意図を持った扇動もできるし、既に行われているようです。

インターネット上に公開された情報、オープンソースな情報の真偽を確認した上で、権力者や国家などの強者の嘘や隠ぺいに立ち向かう、これこそべリングキャットの活動の目的と知りました。

従来、重要な情報は情報保安局などの権威組織が独占的に取り扱っていた時代もありましたが、今やインターネット上に公開されている情報をつなぎ合わせることで、いろんな事実や経緯を知ることも出来るようになっており、権威組織が独占的に情報を取得する、という時代でもなくなりました。

べリングキャットが、当社は単なるパソコン・ネットおたくのような存在として受け止められていましたが事実確認の慎重さや正確さには、熱いものを感じました。

べリングキャットが攻撃される危険性、悪用されるリスクも承知の上で活動するべリングキャットの今後、インターネットの情報活用の便利さと危うさを意識しておこうと思います。

2024-08-27

福建風 餡掛け炒飯

[No.3517]

ホテルのレストランで予約して中華料理を食べる、なんて、社会人になって10年が経過する頃だったような気がします。おもてなしも素晴らしかったですが、やはり美味しいと感じた驚きは鮮やかでした。

記憶にも強く残っており、生まれて初めて食べたあんかけチャーハンへの想いは、なかなか強いです。結納の時に、田舎から両親に来てもらって、妻を紹介してくれた学生時代からの友人夫妻と両親とでテーブルを囲んだ時も、このあんかけチャーハンをみんなで食べたのです。友人も、あの時の食事の様子を憶えてくれており、嬉しい思い出であります。

久しぶりに、ホテルに宿泊し、このあんかけチャーハンをいただきました。やっぱり、美味しいですし、好きです。せっかくのパラパラチャーハンに、あんをかけてしまうなんて、と感じる方もいるでしょうが、海鮮たっぷりのあんと、パラパラのチャーハンは見事なハーモニーです。きっとまた行って食べると思います。

2024-08-25

大事な友達に会う喜び

[No.3516]

友達は多いですか、と聞かれれば、拙者は多くないと答えると思います。初対面の人と話すのは得意ではないし、気心知れた人とゆっくり話している方が楽しいので、ビジネスの場とかでの立食とかは、猛烈に苦手です。

高校卒業とともに地元を離れてから、中高からの付き合いを細く長く続けている友人も2人くらいですし、大学時代からの友人も5人くらいで、ほとんどの多くの友人は、働き始めて、転職先、退職した会社の方々が多いです。

上司や同僚は友達ではないですから、在職中はお世話になったものの、その後疎遠になるパターンは多いと思いますが、幸い退職後にさらに親しくしていただける大事な人生の先輩や友達がいるのは嬉しいです。


大人になると親しい友達がなかなかできないもの、と仰ったのは98歳の友達です。もちろん人生の偉大な先輩であり、妻の友達であり、チビ子の英語の先生でもあります。お話を進めると、拙者のアホな話題には声をあげて笑顔で笑っていただきました。拙者のことを、よくポジティブに褒めていただけるのも嬉しいです。いろいろ聞かせてもらえる体験やご意見は、とても参考になります。

今年の夏は暑くて、食欲もなくて、と少し元気パワーが下がっていることが心配になりましたが、今回お会いすることが出来ました。近況を報告したり、美味しいお茶をいただいたり、楽しい時間はアッと言う間に過ぎます。またの機会におじゃますることを約束し、クルマで離れる時に手を振っていただきました。

豊かさとは何だろうか、とガラにもなく考え続けておりますが、以前の仮説に確信を強めました。何の為に生きるのかと問われた時には、拙者は、自分や周囲に笑顔を増やすために生きる、と答えると思います。

何かで成果が出たり、欲しい物が手に入ったり、美味しい物を食べたり、心配事が解消されたり、素敵な誰かに承認されたり、出来なかったことが出来るようになったり、いろんな事で笑顔になれると思います。拙者が何をすれば、誰かを笑顔にできるか、を考えて続けて、実行し続けようと思います。


離れて暮らしていたり、お互いに仕事があったり、家庭の事情や用事もあったりして、直接会う機会はなかなか増やせませんし、こまめにLINEやメールでやり取りするわけではないですが、気にかけてくれる友達がいるのはとても嬉しいことです。

今回、弾丸の旅程でしたが、久しぶりに親戚のみなさんにも会えましたし、お墓参りもできました。台風が迫ってきて新幹線の運行もヒヤヒヤして見守っていましたが、家族で元気に帰宅もできました。

2024-08-20

Aglio-Olio con pollo, gamberi e fituccine di spinaci

 [No.3515]

チキン、エビとほうれん草のフィットチーネのアーリオオーリオを、WEBでイタリア語に訳すと、

Aglio-Olio con pollo, gamberi e fituccine di spinaci

になりました。正しいかは判断できませんが、伝わるような気がします。

週末の父ちゃんランチ、チビ子のリクエストはパスタでした。タンパク質も多く摂りたいので、具材多めのメニューを選ぼうとしまして、今回は決まりました。

具材を買う時に何となく違和感を覚えたままで、作り始めて違和感の理由に気が付きました。いつも買う胸肉ではなく、モモ肉を買ったのでした。胸肉の方がジューシーで美味しくなりますが、今回はモモ肉で少しあっさりでした。ヘルシーなんじゃない?という一言でした

友人知人、特に料理をあまりしないという友達には、パスタ作りをおススメしています。プロの領域は果てしなく遠く高いですが、家族が美味しいと喜んでくれるパスタは、慣れれば十分作れます。

拙者の場合、長めだった独身時代に料理をしていて、妻の伯父にレシピをもらってコツを教えてもらって作り始めましたが、今はそこそこ慣れました。

お店では食べれない大盛り、コストを無視した具材の選択など、醍醐味あります。食べた人が、美味しいと喜んでくれると、自分が生み出した価値を認められた気分にもなれます。

友人A、D、F、K、Yのみなさん、みなさんにぜひ作ってもらいたいです。父ちゃんの株も上がるし、楽しいですよ。

2024-08-19

読んだ本(2024-#65):プリンシパルのない日本

[No 3514]

#65「プリンシパルのない日本」白洲 次郎

戦後の男前、の代表格のような存在であると名前は聞いたこともあったのですが、白洲次郎氏の言葉を直接見たり聞いたりしたことはありませんでした。

今回初めて読んだのですが、何と潔い方なのでしょうか、というのが読み始めて最初の印象であり、読後の感想です。

吉田茂首相に重用されるなど、妬みの渦の中にいらっしゃったと思います。流暢な英語、GHQとの折衝や交渉などの武勇伝も多いようです。実際の資料や記録がほとんどないので、真偽のほどは定かでない、ということも多いとのこと。

人物を評価することは難しいですが、書かれている事象に対する見識や論理は、明確で合理的だと思います。

殊に吾々の時代に、この馬鹿な戦争をして元も子も無くしてしまった現在、次の時代に来る人々のために幾許でもこの負担を軽くして、少しでももっと明るい世の中にして引継ぐ義務をも感じる

と仰っています。

拙者もこの言葉を忘れず、仕事にプライベートに踏ん張ってみようと思います。

2024-08-18

お気に入りのコーヒー屋さんで朝食と読書

[No.3513]

最初は顔なじみではないけど、何度か通ううちに顔を憶えてもらって、声をかけてもらうようになって、挨拶の他にも会話するのが楽しくなって。

家族で行く機会もあったり、店長さんだけでなく、他の店員さんとも仲良くなって。

人気のお店なので座って飲めない時もありますが、それはしょうがないですね。お気に入りのコーヒー豆を買って家で淹れて飲むのも美味しいです。

週末の朝、運が良ければ席が空いていて、バジルチキンサンドのハーフサイズを食べて、ラテバレンシアを飲みながら読書するのは、拙者にとってとてもいい時間です。今回は久しぶりにありつけました。レコードが終わると、忙しい店員さんに替って、拙者が勝手に針を動かしたりしています。

なんとなく気にしてもらえる関係、やさしい気持ちを感じ合う付き合い、やはり安心の気持ちになります。そんな場所や関係が少しずつでもいいから、増えるといいんだと思います。

2024-08-16

観た映画(2024-#7):大河への道

[No.3512] 

#7「大河への道」

我が家では、iPhoneをケーブルでリビングのテレビに繋いで、ゴロッとして家族で映画を観るのが楽しみの一つです。

台風が近づいているので、自宅で過ごすということもあり、久しぶりの映画大会でした。

チビ子の見つけたこの映画、知らない映画でしたが面白かったです。知らなかったけど観た映画が楽しいのは、ラッキーです。

中井貴一さん演じる市役所の総務課が、我が町の偉人である伊能忠敬を大河ドラマで取り上げてもらおうと、脚本家にお願いに行くのですが、実は伊能忠敬が日本地図を完成させてはない、という歴史的事実に直面します。

伊能忠敬が亡くなった後に、遺志を継いだメンバーが奮闘したのではないか、という歴史的な考察が映画として繰り広げられるのですが、コメディ要素もあり、感動の場面も多かったです。

中井貴一、松山ケンイチがコメディを演じると、面白さも増す、が我が家の評価です。松山ケンイチさんは、今の朝ドラの裁判長役ですから、そのギャップもちび子には面白いようです。

2024-08-14

読んだ本(2024-#64):大家さんと僕


[No.3511]

#64「大家さんと僕」矢部 太郎 

拙者は4〜6歳の頃、働き始めた母の実家の祖母の家で過ごすことが多かったので、生粋のおばあちゃん子でした。今でも年配の方と話すのは好きです。

いろんなご苦労が多かったことも、深刻にではなく笑い飛ばすような軽快さもあるし、今こうしていることを幸せだと、仰る肯定感も心地いいです。

1階に住む大家さん、2階に住む矢部さんとの距離感、相性もあると思いますが、いい距離で相手のことを思いやり合える気持ち、関係性は見ているこちらも嬉しくなります。

東京という都会で、血縁も縁もない人同士がそのような関係ができないことの方が、圧倒的に多いと思います。Give, Give, Give and Take くらいがちょうどいいんだろうな、と最近感じています。プライベートも仕事も。


2024-08-13

森伊蔵

[No.3510]

拙者、気の合う方々と食事をしてビールやお酒を飲むのは好きです。仕事の関係でお酒を飲む機会は、コロナ以降は減ったような気もしますが、呼んでいただければ参加することが多いです。

学生時代から、どちらかというとたくさん飲んでも平気な方だと思います。

でも、自宅で飲むことはほぼありません。晩酌もしませんし、自宅でお祝いの何かの時に飲むことはあっても、自分で飲みたいとも思いません。コーヒーとか紅茶が大好きですし、お酒を飲まないと寝付けない、なんてこともないです。

素晴らしい芋焼酎をいただきましたので、ロックでチビチビと楽しんでおります。この晩は、お刺身と共にいただきました。あまり芋焼酎を飲みませんが、キリリとした味わい、ロックで冷えていて、この季節には最高です。


2024-08-11

読んだ本(2024-#63):名探偵じゃなくても

[No. 3509]

#63「名探偵じゃなくても」小西 マサテル

続けて読んでみました。一気に読んでしまいました。会話の中の情景描写、その、あの、この、の使い方で、経緯や関係性なども推理することはできることを、あらためて感じました。

会社内での仕事でも、いろんな人の関係性、これまでの経緯などを考慮しながら仕事したり、メールしたりもするのですが、ミステリーとは言わないけども、同じように拙者もいろいろ考えながら仕事しているな、と思います。

主人公の楓、母親との別れの経緯を聞くと、驚きと悲しみが強過ぎます。父親、祖母との別れも悲しくて、ただそれだけでも応援したくなります。

レビー小体形認知症の祖父、体調がいい時の洞察が漏れなく、論理的で、そんな思考の能力に憧れます。誰かに意見を求められる存在、なりたいものです。

主人公の楓、同僚の岩田先生、岩田先生の友人である劇団員の四季、楓の友人である美咲、そして祖父の登場人物のその後がとても気になります。

読んだ本(2024-#62):名探偵のままでいて

[No.3508]

#62「名探偵のままでいて」小西 マサテル

「このミステリーがすごい!」大賞の作品です。この本もチビ子が読んでよかったから、とススメられた本です。チビ子がこの本に、どうやって出会えたのだったか?

レビー小体形認知症の祖父、幻覚を見てしまうこと、痴呆のサポートを受けていますが、読書の知識や考察し論理立てる知性は、孫である教師の楓を助けます。

自分の周辺で、こんな事件やミステリーが起こるのは、正直なところ精神的にとてもしんどいと思いますので、あくまでも楽しめるのは、小説だから、ですね。

続編もすぐに読んだ方がいいと言われているので、すぐに読み始めます。

この本おもしろいよ、とススメられて読んだ本がおもしろいと、紹介してくれた人との関係性も深くなるし、もっと他に良い本を紹介しあえるとか、広がりも出てきて嬉しいです。

拙者は、チビ子が読んでおもしろいと感じてくれる本を、紹介できているかな?映画は紹介できていると思いますけど。


2024-08-10

お好み焼きBURRITO ブリトー「改」

[No.3507]

タコス好き、tacobellが好きな我が家では、時々tacobellで買って持ち帰って食べることもあります。久しぶりに買って帰ってもらったのは、お好み焼きのブリトーです。

以前、大阪梅田店ではメニューとして存在していた時期がありまして、拙者は何度か食べたことがあります。手づかみでお好み焼きを食べる感じ、味わいはまるっきりお好み焼きでした。

今回、素敵な女性タレントの監修で復活したみたいです。妻にもチビ子にも、一口食べてもらいましたが、期待通りの美味しさでした。

ちょっと不思議な感覚でしたが、お好み焼きも食べたくなったし、タコスも食べたくなりました。


2024-08-09

読んだ本(2024-#61):君主論

[No.3506]

#61「君主論」マキャヴェッリ

現代でも組織論やリーダーシップ論で参照されることも多いマキャヴェッリの「君主論」。聞いたことはあったのですが、読んだことはなかったので読んでみました。

ローマ皇帝や、13~14世紀のヨーロッパの王侯や兵力の隆盛や没落、戦争の経緯や結果を、新聞、雑誌やテレビやインターネットもない時代にこれらの情報を書いたとすると、周囲からは相当な情報や知識と見られたかもしれません。

工程や王様の資質や施策の評価、兵力のコントロール、臣民の管理などが主な内容として読みましたが、他人への尊敬や妬み、それらに起因する組織間の競争や軋轢、感情的なもつれが、やがて大きなうねりにもなることは、昔から今も変わりはないのかもしれません。

人民に愛情を持つこと、全体最適の為に、個別最適の発想に捉われ過ぎない事、必要な時には残忍になること(殺める必要性が込められていることは現代は許容できませんが)、敵に対しては徹底的に戦う事などは、君主として必要なことです。

部とか課のリーダーとして、マキャヴェッリ「君主論」がどのくらい有用であるか、という事については、拙者は期待ほどはあまり有用とは思いません。会社、業界くらいの規模からは、もっと有用になると思いますが、全体と個、自分と他者とのバランスやタイミングをはかること、その背景や根っこには、エゴ、妬みややっかみがあることはよく理解できましたし、納得感がありました。

2024-08-08

ありがとうございます。浜田省吾様

[No.3505]

ベテランになっても知らない事もあるし、出来ない事もある。でも次は出来るようになればいい、という当たり前な事に気が付いたのは、浜田省吾のアルバム「J.BOY」の「勝利への道」と「八月の歌」を聴きながら仕事に向かう途中でした。

浜田省吾「J.BOY」は1886年9月リリース、当時浜田省吾33歳、すでにリリースから38年です。

いろんな時に、いろんな場所で聴いた思い出があります。今でも、いつでも聴いています。

浜田省吾さんに、私が直接お届けできないので、誰か、なにがしかの方法でお伝えいただければ幸甚です。

浜田省吾さん、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

2024-08-06

いろんな国の方とテニスを楽しむ

[No.3504]

テニスコートが予約できたので、一緒にテニスしましょう、と部署のメンバーに誘ってもらってナイターでテニス。初心者の方にサーブの基本を伝えて試すうちに、サーブが入るようになったのを喜んでいる様子を見て、こちらも嬉しかったです。

ブラジル、ベトナム、韓国、オーストラリア出身のみなさんとのグローバルなテニスになりました。猛烈に汗をかいてスッキリしました。

2024-08-05

睡眠時無呼吸症候群に気をつける

[No.3503] 

いびきをかくのは、体重多めで、遺伝性の扁桃腺肥大と思っていました。

時々、無呼吸になっているみたい、と家族に言われて数年、ようやく検査したら、やはり無呼吸状態になっているようだと判断されました。

今晩から、酸素吸入のサポートを受けながら睡眠です。十分睡眠が深いと言われていたし、思っていましたが、寝ても疲れが取れなかったりしますし、加齢だけが原因でもないかもしれないし。

親切な先生に診察してもらって、酸素吸入バッチリで、パワーアップできるといいなと思います。

2024-08-04

サクラエビとキャベツのアーリオオーリオ(細麺)

[No.3502]

週末の自宅ご飯は、父ちゃんが作ることもあります。チビ子の好きなメニューの一つは、相変わらずパスタ。

サクラエビは割と近所のスーパーで手に入ります。キャベツを多めに、カラスミパウダーをかけて旨みもバージョンアップです。

前回のつぶやきで紹介した大豆由来の麺で、拙者のパスタメニューがどんな感じになるか楽しみです。