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2024-12-31

2024年の締めランチ

[No.3604]

インフルエンザ家族リレーのダメージがまだ少し残る我が家でして、今日のランチは冷蔵庫にある物でササっと食べることにしました。

タマネギ、ニンジン、友人にいただいたハムを豪勢に活用させていただきまして、久しぶりにチャーハンを作りました。

油を控えめでパラパラに作る、を目指す拙者ですが、今回の出来はまあまあです。

味付けには、中華出汁、胡椒と塩を少々でいい感じにできました。まだまだ食欲が本調子ではないチビ子も、美味しいと食べてくれましたが、元気な時のモグモグ感はなかったです。早く元気になってねー。

2024年、まずは家族が今も大きな怪我や病気がなくて、嬉しい事です。拙者の仕事は新しいプロジェクトが始まって半年が過ぎて、助走から加速をするところです。新しく始めた習い事を楽しみ続けていて、いい年だったと思います。

2025年の決意はまた明日。

2024-12-30

読んだ本(2024-#101):きみが来た場所

[No.3603]

#101「きみが来た場所」喜多川 泰

インフルエンザに、家族リレーで罹ってしまい、日頃の健康のありがたさを痛感したところです。一人暮らしで扁桃腺が腫れてしまって、3日くらい寝込んだ頃のことを思い出しました。

遺伝的に扁桃腺が大きいので、腫れると唾を飲み込むのも痛くなり、水分が不足し、汗も出ないから熱も下がらず、食べないから力は出ない、という負のスパイラルになりがちでした。

母から送られていた解熱薬や扁桃腺腫れ用の経口抗菌の薬を飲んで寝るだけでした。寝れずに一人でぼーっと天井を見ていると、このまま治らなかったらどうしよう、とか、ひとりぼっちのさみしさが強くなったものです。

この本の中に、キャンディーが出てきます。舐めると、寝てしまい、夢の中で自分の祖父母や両親の昔の話を体験できるのです。

拙者も、母や祖母に看病してもらってことを、このインフルエンザに罹って寝ていた時に思い出していました。今こうやって寝ているのを見て、どんなことを言うかな、とか考えているうちに、もう話せないさみしさと、母や祖母のやさしさを思い出して、ちょっとホッコリしたこともあり、この本に感情移入しました。

自分の両親の両親、つまり自分の前に2人の親がいて、それぞれに2人の親がいますから、父方の祖父と祖母、母方の祖父と祖母がいなければ、自分は生まれていない訳です。父や母の幼少期の話、戦後の大変さも話では聞いていました。母方の祖母の家そばには防空壕があったことも聞いたし、見ました。温かい白いお米を食べることの希少性、大家族で寄り添い、おかずを分け合いながらの生活、自分の親も激動の時代を生き抜いたことを思い出します。

父は終戦前に、海外から引き揚げてきたものの、祖父を病気で亡くして、3歳上のお兄さんが小学高学年の頃から、家族のために働いた、と聞きました。

今、拙者がこうしていられるのも、祖父や祖母、父や母が生き抜いてきた証、おかげです。そんなあたり前のことに、この本を読んで気がつきました。2024年のうちに気づけて感謝です。

子供を育てるのが親の使命、という言い方もありますが、この本では、親が生きる使命を子供に教わる、という表現をされています。最近、子供に何かをしてあげるのではなく、子供に気付かされることも多いな、と感じていたのです。

永遠に続く今、今日は昨日不安に思っていた未来、そんな表現にもいろんな思いが膨らみます。将来に不安を感じすぎずに、半ば楽観的に前向きに生きることも感じられた本です。

おそらく、拙者のこのつぶやきを読んでも、この本のよさはあまり伝わらないような気がするのですが、ご先祖の事も思えて心がジンワリ、読んでよかったと思います。

2024-12-27

モンベル ファミリーバッグ#3

[No.3602]

今回のインフル家庭内感染リレーを機会に、家庭内隔離睡眠のために、寝袋を導入しました。

以前から寝袋の導入を話していたのですが、候補を見つけただけで購入していませんでした。

#1〜3と、使用耐用の温度によってラインナップがありますが、拙者は真ん中のタイプです。

リビングに毛布を敷いて、その上にこの寝袋を置き、寝袋の中にタオルケットを持ち込んで寝るのですが、リビングの暖房を切っていても寒くないです。寝返りはうてないし、やはり床が硬いのは気になりますが、寝てしまえばあまり気にもなりません。

おかげさまで、インフル家庭内感染リレーも終わりまして、もう少しボチボチ様子を見ながら、年末の片付け、年始を迎える準備をしていきます。

この寝袋の出番が今後はあまりないことを願いますが、なんかあっても安心できる要素ではあります。

2024-12-26

読んだ本(2024-#100):スタートライン

[No.3601]

#100「スタートライン」喜多川 泰

チビ子の買った本から、読んでいるシリーズです。チビ子が好きな作家さんでして、読みたくなるそうです。

高校時代に友人だった女子の森川さんと、主人公の物語です。お互いの気持ちを知りつつも、事情が重なって伝え合う機会を失って、5年後に再会して、、、。

高校時代は、部活動を満喫し、面倒くさいと思いながら試験勉強をして、首位と同じように大学受験をして、という地方の進学校で過ごした拙者と、同じような情景と感情の描写を感じました。

先生の話と、クラスの女子のことを思い出しました。

先生がしてくれた話の中でも、強烈に記憶に残る話がいくつかあります。日本史の先生の話ですが、自分で考えて自分の意見を言う、ことの意味でした。新聞やテレビで報道されたり、教科書に書かれていることが事実とは限らない、真実や正義は自分で考え抜いて得るもの、ということでした。学校の先生が言ってくれたことにちょっと驚きましたが、言ってくれた内容はとても理にかなっている、と思えました。

高校時代から学校の先生になることを目指している、と言っていた女子がいました。志望校に推薦で合格するほど勉強も頑張っていました。大学1年になった時に、電話で話したことがあります。拙者は大学に進学したけど、何がしたいのか、何を目指すべきか、何もまだわからない。あなたはなんで高校生の時から、将来を見据えた行動ができていたのか、と。

家族の話もしてくれて、学校の先生を目指すきっかけがあったと教えてくれました。そのうち自分の目指すものが出てくると思うよ、と言ってくれましたが、その時の拙者には、何が出てくるかは想像もできませんでした。結果的には、一年後くらいに、ある専門科目に興味を持ち、進学して、、、となりました。

中高生がこの本を読んで感じることと、拙者が読んで思い出す高校生時代やそれ以降の思い出をオーバーラップして読むのでは、読後の印象が違うでしょうね。この本、実は、拙者ぐらいの世代が読んでみるといいかも、と思いました。

クラスの女子ともそれ以来話していませんが、今でも元気でハツラツと奮闘しているといいな、と思いました。

2024-12-25

パスタでもインフルエンザには勝てない?

[No.3600]

ちょっと我が家で初めてのピンチになっております。日曜日朝に寒気を感じた拙者は、ベッドでそのまま寝ていました。体温計で測るたびに体温は上昇し、あっという間に38.5度になっていました。

看病してもらって、ゆっくり寝たものの、翌日には39.2度となりました。オンライン診療で処方してもらったインフルエンザ用の薬と解熱薬のおかげで、2日後の火曜日には平熱になり在宅で仕事ができるようになりました。

火曜日には、妻が咳き込み始めて発熱。水分を摂らせて、ひたすら寝させて、2日後の夜にはなんとか起きていられるようになったと思ったら、チビ子が咳き込み始めました。

我が家では初めて、家族全員が風邪をバトンリレーです。今までは、3人目が何とか踏ん張っていましたが、今年のインフルエンザでは全員罹ってしまいました。

チビ子を元気づけようと、リクエストに応えて作ったチキンとオイルサーディンとムキエビのフィットチーネも、食べたいチビ子でも食べられず、無念、と言いながらベッドに向かいしました。

日頃の健康であることに感謝を忘れてはいけません。発熱でしんどいそうなチビ子を見ると、かわいそうになります。薬も効いて、早く回復しますように。

2024-12-22

プロフェッショナルに触れる

[No.3599]

急遽のお誘いでしたが、ウェア規則のあるテニスコートでテニスをすることになりました。ウェア上下、シューズ、靴下、キャップも白基調でないといけないのです。

外出先の用事を終えて、ダッシュでショップに向かい、ウェア上、シューズ、靴下、キャップを購入しました。鈴木貴男プロ、岩渕聡プロのテニスクリニックに参加するためです。

通算4回目のプロ選手のクリニック、今回も学びがありました。岩渕プロのストロークのスリング、とても美しいと思いました。ラリーを打ち合う機会も多かったので、丁寧につないでもらったり、時々テニススクールのコーチよりも速くて重いストロークも来ました。

鈴木貴男プロのバックハンドスライス、滑るように深く低く、返すのが難しかったです。ストロークも見てもらったのですが、いいと言ってもらえることもあって、素直に嬉しかったです。



気づきを2点メモしておきます。

  1. ボールを打ちに行かない
  2. スプリットステップは、跳ぶではなく踏む
遅いボールに合わせて、上体が前傾したり、体重移動で前に向かわないようにする。来るボールを打つのであって、ボールを打ちには行かない。

岩渕プロに相談してみたらアドバイスをいただきました。拙者の弱点として、手が届くところにボールが来る時のボレーが、足が止まってしまって、いいミートしないことがあります。岩渕プロにしてみたらかなり初級者の悩みだと思いますが、丁寧に教えていただきました。どんな時でも、足の裏がコートにくっついたままではダメで、やはりスプリットステップは必要。ステップを跳ぶではなく、踏むだけで十分、だと。

今回のクリニック参加で確信しました。拙者、これまでで一番テニスがうまく、楽しくなっていると思います。

1回目のクリニック参加

2回目のクリニック参加

3回目のクリニック参加

2024-12-19

読んだ本(2024-#99):母親からの小包はなぜこんなにダサいのか

 [No.3598]

#99「母親からの小包はなぜこんなにダサいのか」原田 ひ香

タイトルを読んだだけで、眼の奥が熱くなりました。おかぁんが送ってくれていたこと、物を思い出して、そうそうとほっこり頷き、そして眼が熱くなったのです。

受け取っていた学生時代や独身時代、こんなにいらないって、こっちでも売っているから、と言いたくなる物もあったし、オフクロの味が送られてくると、やっぱり嬉しくて。鶏の唐揚げ、コアジの南蛮漬け、黒豆の煮つけ、いなり寿司が思い出されます。

母親からの宅配便を受け取りたいけど受け取れない人、の章もありました。送る母親の気持ちや事情を想像すると、拙者は眼が熱くなります。受け取ったとお礼の電話をすると、安心してくれたし、一度に食べないように注意されたし、当時はなかなか電話することも少なかったかな。

電話をかければ母と話せる、頼めば宅配便を送ってくれることのありがたさを、当時はわかっていませんでした。もっとありがとう、という気持ちを伝えておけばよかった、の後悔は止まず。


また、第三話の「疑似家族」の愛華さんを応援したい気持ちです。

2024-12-18

Playing tennis with beginners and globally

[No.3597]

仕事の仲間、その家族などと一緒に、夜の公営テニスコートでテニスを楽しむようになって半年です。仕事のチャットで英語でテニスで誘ってくれるのも、楽しいし嬉しいものです。

拙者みたいに長年テニススクールに通っているメンバーはおらず。数年テニスを愛好するメンバーもいれば、ここ数ヶ月でテニスをしている初心者もいます。

習熟度はバラバラですが、共通するのはテニスをするのが好き、ということです。教え魔、なる言葉もあるように、拙者があれこれ細かく教えてあげることはしませんが、基本的なサービスとトスのタイミングとか、基本的なフォアハンドの振り方は、少しアドバイスしました。

初心者の方が一緒に楽しんでくれるのも、一緒にテニスしていて楽しいです。単純にラリーが続くと面白いです。拙者、初心者の方とラリーを続けるのは得意です。

オーストラリア、台湾、韓国、ベトナム出身の4名と、じっとすると寒い夜に、テニスで盛り上がれるのは、ちょっといいし、嬉しいものです。休憩中の会話は、日本語と英語が半々です。いろんな繋がりの楽しい人がいるのは、いい事だと思います。じっとしていると寒しですが、動いてワイワイすると冷たい空気も心地よい、そんな夜でした。

2024-12-17

読んだ本(2024-#98):THINK BIGGER

[No.3596]

#98「THINK BIGGER」シーナ・アイエンガー

物を考える、意見やアイデアを伝える、という事についての興味や疑問は深まるばかりです。仕事で考えやアイデアをまとめる方法のブレインストーミングには、効用もあるものの期待するほどの成果はなかなか出ない、とも感じる毎日に、とてもいい本になりました。

全盲のコロンビア大学ビジネススクール教授です。本を読んだり、メモを取ったりすることは、明らかに拙者よりも苦労したことも多かったと推察します。表紙写真の笑顔も素敵ですが、物の捉え方のポジティブさは圧巻です。

過去の偉人も、まったくオリジナルの発想やアイデアはないだろうという切り口、ニュートンの万有引力を発見したのもアルキメデスの原理やケプラーの物理論があったこと。ピカソのキュビズムの開花も、マティスの作風やアフリカのコンゴ民族の彫刻美術の影響とかカメラの普及に伴う写実的な絵画の価値の相対的低下があったことなど、納得性のある話でした。じゃあアルキメデスは何の影響を受けたのか、は疑問が残りましたけど。

記憶の連鎖こそが発想の活力とするのであれば、自分に対するあらゆるインプットの種類、量や質を増やしていくことが大事だと思いました。

ブレスト前にはじっくり一人一人で考えてアイデアを持ち寄ることの重要性、選択肢が多いとただ迷うだけになること、当たり前ですけど実験結果と合わせて語られるので、納得感があります。

拙者では上手く要約しきれませんし、この本の中のいろんな指摘がまだ拙者には有効な気づきになっていない事もありそうです。また数か月、数年経った時に読んでみると、また何かに気づきそうなので、手元に置いておこうと思います。

2024-12-16

香辛料ナツメグ

[No.3595]

ナツメグは、肉料理の時によく使うと思いますが、なかなか瓶を使い切ることがないだろうと思います。我が家ではハンバーグを作る時に使うので、常備していましたが、先日使い切りました。


今晩のメニューはハンバーグの予定でしたので、買い物の時にナツメグを忘れずに買っておきました。

挽き肉とパン粉と炒めたタマネギとニンジンを混ぜてこねる時にナツメグを振りかけるのですが、レンジ周辺を見ると今日買ってきたオレンジ色のナツメグ瓶の他に、黒いキャップの瓶を発見。おおおおーっ、そういえば数週間前にナツメグ瓶を買っておいたことを思い出しました。

今我が家には、使いかけのナツメグ瓶が2つあります。今日のハンバーグは美味しいと家族に好評でしたが、いつもよりナツメグが効いている、と言われました。


2024-12-14

読んだ本(2024-#97):悪文の構造

 [No.3594]

#97「悪文の構造」千早 耿一郎

判決文、法律文書、保険約款などを読むたびに感じることがあります。わかりにくい、と。

正しいことが書いてあることと、わかりやすく書いてあることは独立変数だと思います。

仕事のメンバーにはいつも言います。正しい事を書くのが目的ではなく、正しくそしてわかることを伝える資料を作るのだ、と。

以前の会社の法務担当役員と議論したことがあります。規定文書が分かりやすく社員が分かるように、表で表現して欲しい、と。役員は肯定してくれませんでした。正しく論理構成をすれば、文章で明確に書けるし、表で表現すると、捨象した背景などが誤解される可能性もあるから、文章で書くべきだと。

拙者は、すぐに読んでわかることがビジネスには重要なことなので、表でも表現した方がいい、と役員を相手に簡単に譲らなかったのですが、役員は表で表現する、とは言ってくれませんでした。いよいよ勘定で気になりそうだった時に、同席してくれていた部長が、こちらで票を描いて、役員にチェックしてもらう、という案を出してくれて何とかなりました。

誰かに何かを伝えるために書く、ましてや仕事で関係者に理解してもらうために書く文章であれば、この本に書かれていることは、とてもいい事ばかりです。

事務的な文書であれば、結論を先に書く、なるべく短く書く、は鉄則と再認識です。

2024-12-10

空を見上げるルーティン

 [No.3593]

最近、バタバタしていたり、仕事の方が忙しかったり、疲れも取れにくいと感じることもあるのですが、拙者はいい感じで順調です、

無呼吸症候群の対策としてCPAPを使い始めたのが奏功していると思いますが、睡眠時間を意識していますし、眠りもよくなっていると思います。CPAPを勧めてくれた義理弟には感謝であります。

大学院受験を控えていた大学4年の4月からの半年間は、とても不安で、緊張もあり、寝不足も疲れも蓄積していました。就職の内定が決まった友人を祝った後に、酔ったままで英所購読の勉強もしていました。友人を祝いたいけど、勉強もしないわけにはいかないし。

拙者をよく知る友人Tに数年後に聞いたのですが、合格しないだろうと思っていたそうです。専攻していなかった科目での受験だし、経済理論の専門書を英語で読んで翻訳するなんて、今から準備が間に合わないだろうと。

夏は自宅だと熱いので、クーラーのついている友人Tの部屋で涼ませてもらったり。晩御飯を食べさせてもらったり、不安も聞いてもらったり、とても助けてもらいました。

何とか試験が終わり、採点結果もミラクルで合格したことを大学の指導教授や友人に報告した帰り道で感じたことを今でも憶えています。ああ、空ってこんな青だったっけ、と。

おそらく半年間は、空を見て青いな、きれいだな、曇りだな、と感じることもなかったんだと思いました。それ以来、拙者のルーティンとして、深呼吸して空を見上げる、を意識するようになりました、快晴で空がきれいなのを見るだけで嬉しくなりますし、曇りを見ても、また快晴の日もくる、という気持ちの切り替えもできます。

この空の写真は、我が家の玄関を出て見上げた空です。

2024-12-08

読んだ本(2024-#96):快楽のテニス講座

 [No.3592]

#96「快楽のテニス講座」村上 龍

12年前に読んでから、また読もうと手元に置いておりましたこの本、久しぶりに読んでみましたが、12男前と同じようにとても共感を覚えました。

拙者自身が12年前の自分と比較して、よくなったと感じるのは、

  1. 打てる時は、バックハンドはドライブスピンを打つ
  2. サービスリターンはコンパクトなテイクバック
  3. フットワークを止めずに、ストロークとボレーをする
特に、2と3については、スクールでもコーチに何回も指導してもらったことですが、なかなか身につかず。金子秀樹プロ、鈴木貴男プロのクリニックに参加した2回目で実感できてから、やっと自分でも意識してできるようになりました。テニスを始めて、25年以上かかりました。。。

特に、以下の事は共感が強まっております。

  • バックハンドの方がフォアハンドよりも簡単
  • フォアボレーはとても難しい
  • 勝つためにはストロークよりも、サービスとリターンが重要
  • バンクハンドスライスのショットは、最もセンスが問われる

著者の快楽とは、自分や周囲を含めて、自分なりの長所を満喫しながらテニスを楽しむこと、と読みました。拙者も、なかなかテニスを楽しんでいる一人だと思います。

パワーやスピードを向上させることは難しいですが、もっと体をスッキリできれば、改善可能性があります。また、フットワークとリズムが良くなれば、さらにストロークも安定するし、ゲームでポイントを取る戦術もまだまだ強化できるから、やっぱりテニスをもっと楽しめると確信しました。

2024-12-03

SWAROVSKI Christmas Tree

[No.3591]

拙者の最初の世界一周ビジネスツアーは、2008年11月でした。合計で5回か6回くらい世界一周の海外出張をこれまでにしましたが、時差ボケ対策を考えるのであれば、北極を中心に見て時計と逆回りの旅程の方がいいです。

最初の世界一周海外出張は、ワシントンDC→デュッセルドルフ→シンガポールでした。クリスマス前の寒いワシントンDCとデュッセルドルフの後、なかなかの暑さのシンガポールを訪問するという出張でした。

デュッセルドルフのクリスマスマーケットで購入した飾りをお土産にして、チャンギ空港の免税店ではスワロフスキーのツリーを出張の成果と記念に購入しました。

今年もこれらの飾りを出して置いております。まだチビ子が生まれていない時に買ったとは思っておらず、勘違いしておりました。

買った当初は、もっとスッキリののシェイプの方がよかったかなとも思っていたのですが、今ではこのモコモコな感じがお気に入りです。今の季節、いつもおかぁんと義理の母の写真の傍に鎮座しております。

2024-12-02

読んだ本(2024-#95):エレジーは流れない

[No.3590]

#95「エレジーは流れない」 三浦 しをん

拙者にしてみれば、少子高齢化の波を早めに受けていた田舎の高校時代を思い出させてくれました。
他愛のない友人との校内でのやり取り、自転車通学の帰り道の寄り道での買い食い、まだコンビニのない時代で地でしたから、自動販売機で買ったジュースを飲みながら、道の分岐で話し込んだ日々、大学進学を控えての成績の不安や、漠然とした将来像のぼんやり加減に包まれていました。周囲が進学が多いので、大学に進むのは当たり前とも感じていましたけど。

高校時代は、もう四半世紀以上前のことになります。大学進学後の何かを具体的に描けるものが何一つないまま、親元を離れて一人暮らしを始めたことを思い出します。自由気ままな一人暮らし、寝坊しても叱られることなく、出欠を取られることなく、前期や後期の試験一発で成績が決まる方式の講義も多くありました。

当時は無為な時間を過ごしている、と自虐的な気持ちになったり、公務員や金融などの「当時」安定していると評されていた将来に向けて頑張る者を、眺めているだけの拙者。でも何かを認められたり、期待される、成果を出したいと思いながらも、何をするでもなくコンパや草野球、自堕落な時間を過ごした大学1年でした。この作品の登場人物の高校生たちを、そんな拙者の時間と重ねて読みました。

餅湯温泉に残る者、都会に出て学ぶ者、餅湯温泉に戻る者、その後はいろいろだと思います。出るもよし、戻るもよし、
高校時代に教室で友人と話したこと、大学時代にお互いに帰省して話したこと、社会人になって仕事や将来のこと、最近は親や家族のことを話したことを思い出します。
馬鹿なこともするし、アホな話もしますが、損得関係なしに付き合える人との関係、友人とはやはりありがたい、嬉しいものだ、が読後の感想。

2024-12-01

何という事もないが、素晴らしい日曜日


[No.3689]

午前中に外出の予定もない日曜日は、家族よりもゆっくり起きました。父ちゃんの日頃の疲れを理解してもらっております。NHK‐BSでのMLB放送がないことも、寝坊の理由の一つですが。

テスト勉強を頑張っているチビ子のリクエストに応えて、オイルサーディンのフィットチーネを早めのランチに作って食べました。最近は同じオイルサーディンの缶詰を使っているのですが、大ぶりな身がしっかりとした味付けと歯ざわりです。いつものお気に入りスーパーのムキエビも美味しいです。

12月になって気分一新、近所の神社を参拝し、バルコニーのプランターに植える鉢物を、近所のお花屋さん3軒を回りながら検討しました。

ちょっと体を動かしたかったので30分ほどさらに歩いて、キャンピンググッズのお店でぶらぶら。その後お気に入りのコーヒーショップでイチゴ風味のカプチーノを飲みながらの読書。

鉢物を買って帰宅後に、バルコニーで植え替えて、掃除できれいにして、夕方の富士山を見つけました。

夜のメニューは、ネギをふんだんに使い、ムキエビを刻んで、小麦粉少なめのネギ焼きが好評でした。


お好み焼きは、粉が多いからあまり好きではない、とチビ子は言うのですが、あなた、うどんもパスタもものすごい好きじゃないですか、と言いそうになりましたが、喜んで美味しそうに食べているのを見て、父ちゃんはよしとしました。

何も特別なことはない日曜日でしたが、素晴らしい日曜日になりました。