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2023-03-29

夜桜を見ながらお迎えに行き、帰る

[No.3210]

日が暮れたら、習い事から一人で帰宅させるのはあぶないな、が拙者の思うところなので、チビ子を迎えに行くのです。歩けば片道14分くらいですが、拙者には愛用のマシンがあります。

K2 Kickboard Prokickに小さい自転車用のLEDライトをつけて、スィーと行けば5分くらいで到着です。夜道でライト点灯、歩行者が多い場所では乗らずに押すがマナーです。

帰り道は、チビ子がキックボードに乗るので、拙者が押したり手をつないで引っ張ったりしています。今の季節は桜の満開を堪能して、いろいろ話しながら帰宅します。

こうやって迎えに行って、手をつないで帰るのも嬉しいことだな、と思います。習い事のお迎えには何度も行ってますが、傘を差さなければならない雨があまりなく、10回のうち1回くらいなので、キックボードが大活躍です。10年ぶりにキックボードを入手して以来、チビ子の自転車練習、散歩のお供、チビ子のお迎えと愛用しております。

桜の後は、つつじ、そしてアジサイ、さらにひまわりと花が楽しみです。チビ子も新しく学校に入学して新生活です。元気に成長していて、いろんな興味や頑張り甲斐を見つけて、健やかに楽しい毎日になりますように、と願う父ちゃんであります。

2023-03-27

観た映画(2023-#3):ルパン三世 燃えよ斬鉄剣

[No.3209]

リビングでゴロンとして映画を観る、この週末も家族で観ていました。以前にもつぶやきましたが、映画の好きなチビ子ですが、バイオレンス、だます/だまされるがこわいので、観る候補の映画がなかなか選択難しいです。

今のチビ子のハマり物は「ルパン三世」です。AmazonPrimeだと、TVシリーズが無料で観れるので、ちょこちょこ観ていますが、映画も観たい、と。あれだけ観たくないって言っていたのは何だったんだ?

今回は「燃えよ斬鉄剣」です。なんで斬鉄剣は何でも切れるの?切れないものもあったよね?石川五右衛門の子孫なのに忍者?誰が斬鉄剣を作ったの?などと矢継ぎ早に質問するので、まあまあ、とにかく黙って観てて、と答えておきました。

作品の中には、スマホもないし、インターネットもないし、約30年前の作品ですけど、ストーリーにも絵にも古さをほとんど感じません。

幼少時代の夕方、ルパン三世の再放送を毎日のように見ていた事、母が仕事から帰るのを待っていたこと、宿題が終わっていなくて叱られたこともあること、チビ子に話しながら拙者の幼少期のいろんな事を思い出しました。

まだまだ我が家では、ルパン三世鑑賞が続くと思います。

2023-03-26

ChatGPTを試してみました

[No.3208]

ChatGPTを使ってみました。話題のAIチャットbotがどんな答えを見せてくれるか楽しみでしたが、驚きました。
最も強いテニスプレーヤーは誰か?と聞くと、コートのサーフェスによって強いの定義が難しいことや、肉体的な強さ、精神的な強さへも言及しています。さらに最近の具体的な選手名とタイトル数を教えてくれています。さらに女性選手について聞いたら、強さの定義も男性とまったく同じではなくアレンジされていて、最近の選手だけでなく、古い時代の選手も含めたラインナップで選手名を挙げています。
また浜田省吾、と入力すると、最も有名な曲は「純恋歌」とか、矢沢永吉、山下達郎、小田和正と多くのコラボあり、という???な答えです。いろんな可能性も感じますが、危険性も感じます。例えばフェデラー、ナダル、ジョコビッチのグランドスラムのタイトル数は60とありますが64が正解です。60だったのは3年くらい前のことだと思うので、ChatGPTの答えが正しそうでも、間違いも含んでいることに気付かないことも多くなってしまうような気がします。今でも、WEBには事実と異なることもたくさんあるし、wikipediaのようなコンテンツもありますし、情報を見た人の判断能力が問われるのは間違いないですけど。

新しいテクノロジーを警戒して拒否するつもりもありませんし、あまりに信頼し過ぎるのもダメだな、が直感です。ニトログリセリンからダイナマイトに実用化したアルフレッド・ノーベルもまさか戦争で殺傷能力の高い兵器として利用され、多くの生命や人生を傷つけてしまうことを、ダイナマイト研究開発の時には、考えてなかったかもしれませんし。






2023-03-25

餃子の皮で一口サイズのピザ

[No.3207]
これまでも何回かつぶやきましたが、チビ子が幼稚園の料理体験で作って以来、我が家の朝食メニューの一つになっているのが、餃子の皮でホットプレートで焼く一口サイズのピザです。
ピザソースをかけて、チーズを置くとそのうち熱で溶け始めます。
ハムやソーセージもいいですし、シソとシラスをのせてマリナーラ風もいいです。
ホットプレートで作るので、焼き立てをワイワイ言いながら、生地がクリスピーでサクッと歯応えもよく、準備も作りもシンプルな上に、美味しく楽しく食べられるので、かなりオススメのメニューです。

同じ幼稚園で料理体験した人たちも、今でもこのピザを作って食べているかな、とか話しました。

幼稚園児の頃は、ホットプレートでヤケドしないようにチビ子に言ってましたし、よくフーフーしてって言いながら、3つくらい食べたら満腹になっていましたけど、今朝なんて6枚くらい食べてもケロッとしていました。

今でもこうやって幼稚園時代に始めたことを楽しめるのも、いいもんだなと思った週末の朝でありました。

2023-03-23

日常で感謝を忘れないように

[No.3206]

やりたい事もいろいろあるけどなかなかできなかったり、欲しい物もあるけどすぐには手に入らなかったり、今さらどうしようもないのに後悔することもあります。

仕事だったり、プライベートだったり、家族のことだったり、拙者自身の事だったりしますけど、目指すものを持っておくことも大事ですが、今あることに感謝を忘れないでいたいな、と週末にふと思いました。

家族で出かける用事があって、最寄り駅に向かう緩い下り坂。妻やチビ子と話しながら、空を見上げたり、咲き始めた桜を眺めたりして、こうやって家族で時間を過ごせること自体が、嬉しい事だな、と感じました。この時間や空間に、義理の母や、おかぁんがいてくれるともっといいだろうな、と思うと眼の奥が熱くなりましたが、今のこの様子を、きっとどこかから見てくれているだろうな、と思えば、少し元気も出てきます。

デパ地下のお気に入りのお寿司屋さんイートインで、家族で食べたランチの握り1.5人前。お任せランチのはずなのに、アジが好きなチビ子は、いつもアジを入れてもらうサービスをしてもらって、嬉しいです。店員さんにも憶えていただいているようです。

2023-03-21

岡本太郎「明日への神話」との再会


[No.3205]

2006年に東京汐留の日本テレビ前に公開されていた岡本太郎「明日への神話」を見て強烈な印象を受けたのですが、17年ぶりに再会しました。

ロシアによるウクライナへの侵攻が1年以上続いており、WBCでいろんな国がルールに則り、スポーツマンシップを尊重して盛り上がっている今日この日に、「明日への神話」を見ると、また感慨があります。手を取り合って、相互に尊重し合える人間関係と、暴走すると残虐な行為も厭わなくなってしまう人間関係の両方を持つ我々人間への熱い気付きのメッセージとパワーを感じました。

この絵に気付くことなしに、この絵の下を通勤や通学で通っている方々も少なくないと感じます。ちょっと見上げるだけで、すごいパワーを感じることができるので、やっぱり下を向いて歩かずに、胸を張って顔を上げて、前を向いて生きていった方がいいな、とも思いました。

2023-03-20

時間は留まることなく季節は移る

[No.3204]

ここ1年ばかりは、チビ子の進学準備が最も重要で注力していた我が家ですが、先日卒業式を終えて、入学準備とかいろいろしていると、拙者のライフステージの変化に応じたいろんな検討事項が見えてきました。

プライベートでも仕事でもチャレンジはしたいですし、家族でわくわくする経験を多く実現したいですし、達成感を味わいたいし、社会への何かの寄与も実現したいです。

周囲の友人や知人からもいろんな話を聞きます。両親や家族、友人本人の奮闘とは関係なしに直面する事態に戸惑ったり、解決の方法が見えなかったり、精神的に落ち込んだりする様子を見たり聞いたりして、少しでも力になりたいという想いと、力になってあげられることはあまりないかも、という自身の力や知識のなさにがっかりもします。

拙者も、母を急に見送ってから、4年くらいは過失を認めない相手と戦っていましたし、管理職になって仕事も忙しく、チビ子も小学校入学前でかわいいし、いろいろ遊んであげたいし、ToDoが満載の日々、睡眠時間は短いうえに、通勤時間も長いので、精神的なゆとりはありませんでした。

幸い今は乗り越えられていますが、今からその頃の事を思い出して、自分に言い聞かせたいことがあります。

  • 睡眠時間は確保しよう。7時間が理想
  • 寝付けない時は、目を閉じて横になっているだけで十分休息できる
  • 不安だけど、明けない夜はなく、止まない雨はない
  • いろんな人の意見や知恵を聞いてみよう
  • 周囲には笑顔で話しかけよう
どんなに楽しくても、すごい辛くて悲しくても、時間は留まることはなく、事態は変化します。少しずつ解決策も見えてきたり、状況もよくなる可能性もあるんです。
ただ何もせず楽観はできませんが、悲観からはいい結果は出てこないような気もします。

今年の冬は寒いなぁ、とずいぶん話しました。近所のソメイヨシノは日当たりもいいせいか、少しずつきれいな桜を見せ始めてくれていることに気が付きました。どんなに寒風が吹いても、こんなきれいな花を咲かせるエネルギーを蓄えていたんだと思うと、こんな自分の近くに力強い存在もいるんだと思えて、それだけでも嬉しい気持ちになりました。

2023-03-19

オムライスも結構いけました

[No.3203]

まあ正直なところを申しますと、旦那さんが自宅で料理してあげるなんて優しいですね、と言ってもらえるのは悪い気はしません。

でも実際は、拙者は料理するのは多分面白いし、好きなんだと思います。結局自分が食べたいメニューしか作りませんし。

今週末は遅めのランチにオムライスを作りました。タマネギ、ピーマン、ニンジンを刻んで炒めて、少し遅れてマッシュルームを炒めて、鶏肉を解凍して、刻んで少しこんがり焼いて、バターでご飯を炒めながら、塩、胡椒、ケチャップで味付けです。

お店で食べると、卵がトロトロですごいですけど、我が家の場合卵のトロトロよりも、具材たっぷりの我が家オムライスの方が美味しいと言ってくれるので、拙者も嬉しいです。

料理も作った後の片付けも、割と楽しいです。自分で分析したのですが、料理は美味しいと喜んでくれるし、賞味期限ギリギリで冷蔵庫の具材を使えといいし、使ったお皿やフライパンを洗うとスッキリするから、成果が分かりやすいと思うのです。

一方仕事は、なかなか成果出ませんし、誰がどのくらい寄与できたか分かりづらいので、やっぱり料理をするのは、いい気分転換、成果を味わいやすい、いい活動だと思いました。奥さんや娘にも喜んでもらえるから、一粒で三度くらい美味しい感じですな。

2023-03-18

読んだ本(2023-#15):伝説の校長講話

[No.3202]

#15「伝説の校長講話」田村 哲夫、聞き手/古沢 由紀子

中高一貫の共学校、東大合格実績が有名な渋谷教育学園渋谷中学高校(通称:渋渋/シブシブ)と、渋谷教育学園幕張中学高校(通称:渋幕/シブマク)はいわゆる超進学校のイメージです。入学のハードルは実際にかなり高いと思います。

「自調自考」が学園の教育のキーワードだと知って、校長先生は、学年ごとに年間5回、90分の講話をすることに興味を持ちました。

中学一年生から、高校三年生までの各学年に向けて、なぜ学ぶのか、いかに生きるか、自分は何者であるか、何者になりたいか、と生徒に問いかけて考えるきっかけを与えています。

東大合格者数が注目を集めますが、あくまでも試験の結果であり、学校の本質や生徒の特徴を表すものではないことは明らかですが、とかく進学実績≒学校のよさ、と単純化して認識しようとするのが浅はかなだけです。しかし、浅はかと薄々感じながら、受験する親子や家庭も少なくないだろうな、と経験的に感じます。

なぜ勉強するのか、自分が何者か、何者になりたいか、それはなぜか、成人や大人だってスラスラと答えられない場合もありますが、中学や高校の生徒だから、子供だから答えられない、ということもないと思います。校長先生は、生徒を一人前の人間として接し、期待し、応援する、そんな愛情のある方にも感じます。

知識、知能、知性の関係の話も興味深いです。国を超えた世界の視座、地球を超えて、歴史を超えるような視座、これまでの先人の知恵を知るためにも読書が必要であること、職業選択や労働力市場での優位性のための学問ではなく、まずはリベラルアーツや教養を高めることの必要性、これは大人こそ聞いた方がいい話です。そして聞いた大人は、家庭や周囲の子供にも教えてあげる、そんなつながりができるといいんだろうな、と思いました。

拙者は、まずは家庭で、そしてチビ子や知り合いの子供に、いい話ができるようになりたいです。

2023-03-17

千里の道も一歩から、急がば回る

[No.3201]

本格的に肘が痛くなり、バックハンドスライスやバックハンドのボレーが上手く打てません。それでも、テニスを無理せずに続けていますが、いつもより痛いし、全力プレーできないのですけど、いろんな気づきがあります。

まず、そんなに腕の力がなくても、強いボールもスピンが効いたストロークも打てる、ということです。拙者、割と同年代のプレーヤーと比較してパワー強めですけど、腕の力ではなく、フットワーク、打点を前で打つ、体幹で回転して振り抜く、ができれば、腕の力はあまり必要ではない事に気が付きました。フットワークと打点の重要性は、あらためて実感です。

肘の痛みの原因は、キーボードやマウスの力んだ利用と思っていましたが、カイロプラクティックやストレッチで診てもらった結果、腰の張り、腸腰筋などの凝りが原因の一つであることも分かりました。長時間の座ったままの仕事や、腰の姿勢の悪さなどが主たる理由です。腰のストレッチ、プランクを入浴前にすることで、痛みは緩和してきました。もともと、拙者は体が柔軟性ないので、そろそろ柔軟性にも本気で取り組んだ方がいいな、と実感です。

そして、ラケットのストリングです。4か月ぶりに張り替えたのですが、使い古したストリングと張り上げたばかりのストリングのフィーリングは全く別物です。半年や1年経過しても、ストリングの見た目は変わりませんから、別に張り替えなくてもいいと、特にテニスをしない方は思うでしょうが、使い古したラケットのストリングはやめた方がいいです。

テニスの時に肘が痛い、も治すためには肘ではなく股関節や腰の柔軟性が必要で、いいボールを打つためには腕を使って強く打つではなく、フットワークと打点が大事だったり、ストリングの張替えが大事だったり、千里の道も一歩だし、急がば回れの気持ちが必要だな、と思った次第。結局千里の道は、1200里くらいにはなるのかもしれませんけど、目標に到達するのに、一直線の最短距離なんて、本当はないのだと思うと、拙者の1200里くらいの仮説も悪くないです。

もうしばらく日数がかかると思いますが、腰や股関節の柔軟性を高めつつ、また少しでも強く上手いテニスプレーヤーに近づけるような気がしています。

2023-03-15

Beef Steak Lunch

[No.3200]

嬉しいお祝いのランチ、妻の大親友であり、チビ子にとっても大事な友達でもある女性とご一緒でした。

チビ子のことをとても大事に優しく気遣っていただけるのも嬉しいし、会話の一つ一つが楽しいです。

ランチでしたが、お祝いのシャンパン、お肉には赤ワインも堪能しました。ミディアム・レアでいただくフィレ肉、食べるそばから力がみなぎる感じです。

ええおっさんの年齢に突入しておりますが、週末のランチで、とても仲のいい友達と家族を交えて、シャンパンと赤ワインでいただきながらステーキを堪能する、幸せだな〜と思いました。感謝、感謝であります。

2023-03-14

読んだ本(2023-#14): ラストレシピ

[No.3199]

#14「ラストレシピ」田中 経一

孤児養護施設で育った主人公は、料理人として一人立ちしたものの、お店の経営はうまくいかず。お店を畳み、「最期の料理人」として、食べたいと希望されるすべてのメニューを作る、今はないメニューも復活させることが出来る、「麒麟の舌を持つ」料理人です。

天皇陛下の台所に務めた料理人が、満州国に赴任し、満漢全席を超える「大日本帝国食菜全席」を考案するように指示された第二次世界大戦の時代と、「大日本帝国食菜全席」のレシピを探し出そうとする現代の話を並行して読み進めます。

主人公と一緒に「大日本帝国食菜全席」のレシピづくりをしていた中国人Y氏も90歳を超える高齢、主人公のレシピを探してほしいと依頼します。

主人公の娘Sは、父はYに殺されたと思っていて、レシピの一部を何者かに追われてきた生活。SはYを憎み、恨み、主人公はYとSの両方から試されて、レシピを探すうちに、レシピに隠された戦争時の陰謀、そして主人公たちの人間模様に、驚きの結末です。

グルメミステリーの本を探したい、というチビ子と共に本屋さんで探したうちの一冊です。チビ子がこれは面白いからすぐに読んで、と言ってくれただけはあります。一気読みです。

最後の最後に、そんな展開だったんだ、という嬉しい気持ちになれるのもいい作品と感じる一つの理由だと思います。

2023-03-12

天下一品 豚キムチ定食

[No.3198]

麺普通のこってり、豚キムチにライスの定食、カロリーも摂り過ぎじゃないか、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

まだ気温差もある春の季節までの過渡期、疲れが風邪になりダウンするようなことがあってはいけません。

まあ昨日20,000歩も歩いて疲れたら、これくらいのエネルギー充填は必要です。

昨日久しぶりの天一、毎週は食べられないけど、疲れた時にはやっぱり必要です。

2023-03-11

読んだ本(2023-#13):冒険の書 

[No.3197]

#13「冒険の書」孫 泰蔵

「なぜ勉強をしなければならないか」と質問されたら、どう答えますか?結論的には勉強を頑張った方がいい、安定した豊かな暮らしを実現するためには、いい学校やいい会社に入った方がいい、って言いますか?勉強やりたくなければ、やらなくてもいいし、自分で道を切り開けばいい、と答えますか?

そもそも「安定した豊かな暮らし」とは?、「いい学校」や「いい会社」って何のことか拙者もまだよく分かっていません。
学生時代を経て、サラリーマン生活を過ごしても、なおモヤモヤしていました。そんなモヤモヤを整理したいと思っていたら、偉大なる先輩から「冒険の書」(孫泰蔵 著)を紹介いただき、ようやく読了。

大人だって、明確に自分の意志や判断で物事を決定するばかりではなく、誰かの何かの見解に依拠することも決して少なくないです。誰か信頼できそうな意見をマネすることで、精神的な負担を減らしたり、失敗した場合でも許してもらえそうな言い訳にしたりもしているでしょう。

しかし、我が子や大事な知り合いから、なぜ勉強するかと問われれば、自分なりの意見や考えを説明することができる、そんな人間でありたいと思います。
なんで、なんでと5回くらい問い続けるくらいしないと、本質的な判断も決断もできないのは分かりますが、一般的に~という枕詞の後の定義や意見を、おそろしいくらいに疑うことなく受け入れている事態が、日常で多いということも再認識です。

この本では、哲学的なアプローチ、社会における教育の意義や学校制度の変遷、才能や会社における”能力”に関しても、目から鱗が落ちる当たり前な事実などを確認しました。モヤモヤがスッキリと晴れてはいないですが、モヤモヤの向こう側にある自分の目指す方向は見えた気がします。この本を紹介してくれた偉大なる先輩に感謝。

なぜ勉強をしなければならない、の問いに答える前に、そもそも勉強とは何かをきちんと捉えるべきと思います。学校や塾で学ぶことは狭義の勉強です。
まずは広義な勉強を問えば、生きるためには勉強をせざるを得ない。食べられないし、生活するにも知恵や先人の教えを活用した方がいいし、他人のいろんな経験や聞いたり、真似してみたり、実践することが勉強である、と私は捉えました。

アンラーニング、これまで学んだ大人も、これまでの経験や知識に縛られずに、既成の知識や先例にとらわれず、新しい知識、技術や視点に興味を持って考え抜く、ことも大事だと気付かされます。この本の「冒険」とは、大人に向けられた応援メッセージだったんだ、と思っています。

88歳の父が読んでどんな事を感じるか聞いてみたいので、実家を送付先にしてオンラインでもう1冊購入しました。

2023-03-10

チャーハンの味付けに醤油を使わない

[No.3196]

以前から拙者の担当メニューにあるチャーハンはよく作ってきました。最近のチビ子の味付けリクエストは、ガーリックが好きなことの他に、醤油を使わない、です。

醤油は大好きですが、似たような味付けになるのを感じるらしく、チャーハンはお醤油を使わない、が最近の作り方です。

ガーリックを刻んで炒めて、アンチョビペーストとコショウを使うと、ちょっぴり大人のスパイシーがいいみたいです。

2023-03-08

読んだ本(2023-#12):ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~

[No.3195]

#12「ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢」三上 延

とうとうこの「ビブリア古書堂」シリーズを読み終えてしまいました。栞子と大輔の出会いから始まり、二人の娘が高校生になるまでの時間経過ですが、前シリーズ7冊、今シリーズ3冊を、3ヶ月くらいで読みました。

古書の以前の持ち主、古書が今に至るまでの背景、古書の金銭的な価値であったり稀少性、などのいろんな事情があるもんなだな、と思いました。

古書のインターネット販売も多くなり、拙者の学生時代のように、欲しい古本を探し回る、ということは少なくなったんだと思います。古本を売る方を買う方も、情報や機会が増えているのでしょうが、それでも古書店には、それぞれの古書店の特徴があったり、店員さんとの馴染みや好みを知ってくれている、という付き合いもいいもんだと思います。

古書の相続が、予想以上に面倒であるという印象です。拙者もお気に入りの蔵書を持ちたいと思った事もありますが、何度かの引っ越しをしたり、読書量が増えて気付いたのは、拙者の場合お気に入りで手元に置いておきたい、と思うのは、そんなに多くなくて、30冊くらいでいいかも、ということ。

このシリーズの表紙を見た時は、完全なるチビ子達子供向けの本と思いましたが、チビ子のおススメもあり、まんまと拙者もとても面白く引き込まれて読み終えた次第。

やっぱり、実際に読んでみないと、分からない本の良さはある、ということ。

2023-03-06

となりのトトロ トトロとクロスケのリバーシゲーム

[No.3194]

最近購入したお気に入りのゲーム、となりのトロロのリバーシゲーム。

拙者は白トトロで、チビ子に圧勝。

2023-03-05

読んだ本(2023-#11):ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~

[No.3193]

#11「ビブリア古書堂の事件手帖II ~扉子と空白の時~」三上 延

前作で小学生だった扉子が、高校2年生になっています。それにしても知らないのですが、故人の相続で蔵書が争点になることもあるのですね。高額性や希少性から、故人の思い入れや故人との関係性から手に入れたい、売却したい、と揉める場面に遭遇したことがないのでわかりませんけど。

しかし主人公の栞子さん、知識量がすごいですね。挿絵や装丁を含めた本への思い、実はチビ子も少しそんな感じです。

本をたくさん読むのもいいですし、少ない冊数でも何度でも読み込むことで理解を深くしていく事もいいですね。

忘れてもいいから他人の経験や考察を多く疑似体験する効果のある読書と、深く考察し自分なりの考えや想いを練るための読書と、いろんな読書があっていいと思います。

読んだことを、本当によく憶えておいて再現できる知識として読書が活用できればいいのですが、拙者の場合はまた読んでみたいな、と思う本は手元に置きます。あれってどうだったっけ、と探してまた読んで確かめるために。

ネットで古書販売もあるから、また手に入りそうな本であれば、古書店にリサイクルです。また時間作って古書店に行ってみたくなっています。専門分野やお店のセレクトで置いている本や置き方を見るのも楽しいので。


2023-03-04

松葉菊(マツバギク)

[No.3192]
近所の花屋さんの軒先で見つけたマツバギク(松葉菊)です。小学生の頃の実家庭先に咲き誇っていました。

車庫を作る時に伐採してしまったんだった。そんな事を一気に思い出し、バルコニーのプランターで育てる事にしました。
おかぁんの事も思い出しました。


2023-03-03

ワカサギの素揚げ

[No.3191]

我が家は、魚をよく食べるような気がします。チビ子も、拙者の実家に帰省した時に、新鮮なお刺身や鯛しゃぶが美味しかったことを憶えているし、刺身、お寿司、ムニエルも大好きです。

イカのバター醤油焼き、アサリの酒蒸し、と同じように、ワカサギの素揚げは拙者の作るメニューにもなっておえい、鮮魚店で見つけた時は、かなりの高確率で買って食べます。

ワカサギの天ぷらも作って食べてみたいですけど、小麦粉つけて素揚げでポン酢、もいいです。ほんのりと甘く、しっとりと揚がりたての美味しさが醍醐味です。

学生時代、大学のそばの居酒屋で、旬のものとして味わって以来の大好物。田舎の大学という事もあり、安いけど新鮮でしたし、大吟醸で一緒にご馳走になっていたのを思い出します。

2023-03-01

読んだ本(2023-#10):ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~

[No.3190]

#10「ビブリア古書堂の事件手帖 ~扉子と不思議な客人たち~」三上 延

チビ子のおススメで読み始めた全7巻シリーズのその後、です。主人公が結婚し、娘である扉子に語る話の進行です。

古書が巻き起こす事件、本にまつわる人と人とのつながりや因縁が事件となっています。

拙者も大事な本が少しあります、もともと古本屋さんで見つけてお気に入りだったり、研究のベースにしたりですが、ページが折られていたり、線が引かれていたりすると、以前の持ち主に思いを馳せることもあります。

どんな風に読んだのか、なぜ手放すことになったのか。読んだ本を全部手元に置いておくことはできないし、読まなくなった本は、代わりに誰か別の人に読んでもらった方がいいですから、やはり古本屋さんというビジネスは、必要だなと思います。

しかしこの主人公の栞子の本や古書の知識量はすごいですね。拙者が読んだらいいと思うおススメ本は何ですか、と聞いてみたくなりました。