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2021-01-30

観た映画(2021-#1)BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント (吹替版)

[No.3311]

#1「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント (吹替版)

ロアルド・ダール原作「オ・ヤサシ巨人BFG」の映画化です。スティーブン・スピルバーグ監督ですが、名作の映画化はなかなか道のりが険しかったようです。

さて、ロアルド・ダール作品はチビ子が大好きなことをきっかけに、拙者も何冊か読んでいまして、物語の設定や本のイラストにも特徴があり、好きになりました。コロナ外出自粛で映画館にも行けないので、我が家で映画館ごっこで楽しむことにしました。

リビングにテレビを前にゴロンと寝転んだり、ゆったり座ってみるのはとてもリラックスできます。スマホにダウンロードして、リビングのテレビにスマホを接続して観て、家族でのんびりといい時間です。これで299円はお得ですね。

小説を読みながら想像していた世界や風景や出来事が、映画で映像化されて楽しいですね。チビ子は途中で巨人たちの乱暴な場面を怖がって、早送りしましたけども。

ロアルド・ダールさんは、あの巨人たちを何の例えや象徴と考えていたのでしょうか?

主人公のソフィと優しい巨人BGFの関係で、何を伝えたかったのでしょうか?また本を読んでみて、感じたり、考えたりしようと思います。


2021-01-28

味噌ラーメンの作り方を再考

[No.3310]

ラーメンの中では味噌か豚骨を選びますが、寒い季節は味噌を選びたくなります。

袋麺であれば、サッポロ一番か、マルちゃん正麺の味噌を選択しますが、いずれも作り方は、沸騰したお湯で麺を茹でて、スープをいれて、具材をのせて、、、です。

お店で食べる味噌ラーメンで、時々あまり美味しくないと感じることもありますが、その場合のほとんどは、具材と麺とスープがあまりまざっていない感じがします。

なので、野菜を炒めた後にスープで煮込んだら美味しくなるのではないか、生麺タイプなら、そこで茹でたら美味しいのではないか、と仮説を持ちました。やってみたら、やっぱり美味しくなりましたが、youtubeで見たら、とっくの以前からすでに行われた作り方でした。

まあとにかく、いろいろやってみたらいいし、調べてみたらいい、フットワーク軽くということだな、と思いました。

2021-01-27

読んだ本(2021-#7):翔ぶ少女

[No.3309]

 #7「翔ぶ少女」原田マハ

表紙にはサモトラケのニケ像、一緒に本屋さんに行っていたチビ子は、拙者のニケ好きを知っているので、読んだらいいんじゃない?好きな原田マハさんの本だよ、と推薦してくれました。

本の後ろのダイジェスト紹介文を見たら、少し読まないでおこうと思って、チビ子に薦められた時には買うのをやめました。阪神淡路大震災で、目の前で両親を亡くした3人兄妹、真ん中の女の子丹華(ニケ)が主人公なんです。拙者の急に母を事故で見送った経験がよみがえってしまい、気持ちがザワザワしてしまったのです。それでもしばらくして読んでみたんです。

この3人兄妹、仮設住宅での生活や震災後のケガの後遺症も、養子として引き取った医師との愛情あふれる毎日で、悲しみに取り憑かれてしまうだけでなく、元気に前を向いています。

拙者自身の経験でしかないですが、悲しみは薄らぐことはなく、忘れることはなく、不意に悲しみに引きづられる気持ちになることもあります。それを我慢することもできず、我慢しようとすると、気持ちが疲れたり、イライラしたりしました。しんどい時は休憩して、少し元気出たら、また少しでも前を家を目指してコツコツと、の繰り返しでした。

そのうち、楽しいことも増えたり、亡くした現実を受け止めて、母のことを想ってガッツも出せるようになりました。しんどさや悲しみを、受け止めて、また立ち上がることができてよかったです。家族や、友人知人、いろんな人のおかげです。

この3人兄弟の将来が楽しみです。お兄ちゃんはシェフを目指し、ニケは医学部への進学を目指しています。悲しみを受け止めて、なにくそ、とガッツを出せば、自分の目指すものを掴めたり、亡くなった家族も喜んでくれるだろうから、と頑張る気持ちは、拙者も同じです。諦めなければ、何とか道は開ける、と。

2021-01-26

損得ではなく、可能性の大小でもなく

[No.3308]

仕事でもプライベートでも、何かを選んだり、決めたりすることはありますが、ただ比較するだけでは決められないこともあります。ニットのキャプを買うにも、値段、自分の好みもありますし、それぞれの良さもあります。値段も3年間くらい使うと考えるか、今年だけと考えるかでも、評価のスケールが変わりますし。

仕事で何かを決めたり提案するとなると、論理性や合理性も当然必要ですが、メリットやデメリットを書き並べても、結論が出ないことも少なくありませんし、書き並べて整理するだけで判断できるのであれば、決断は簡単です。

子供の進学を考えた場合は、特に顕著です。子供の学力は自分で何とか頑張ってもらうとしても、いい学校って何だろうと最近考えます。

「いい」って何? チビ子にとっていいのは、何だろう?どんな経験をしたいか?どんな刺激を受けたいか?いい友人や先生に囲まれるといいな、家から通学しやすいといいな、と。

いい学校に行っていれば、いい友達に恵まれて、いい大学に進学して、いい会社で安定した生活を送ること、が目指す規範のように話された時代もあったと思います。家族でも話しますけど、まずチビ子がどんなことをしたいか、目指したいか、興味があるか、が大事ですよね。小学生に決めることはできないかもしれないし、成長とともに変更するかもしれないけど。

この方が得する、実現する可能性が高い、という視点よりも、まずは自分がどうしたいか、と思うのですが、これは拙者がこれまで自分で決めてきた考え方です。チビ子はチビ子で考えていくのだとすると、拙者や妻の役割とは何か? 応援して一緒に頑張るだけ、ですね。


2021-01-25

父にスマホを送った(続報その2)

[No.3307]

コロナ禍で帰省もできず、しかし実家の父には会いたいし、となればスマホのビデオ通話がとても有効であることは自明です。後期高齢者に初めてスマホを送り、操作をどうやって憶えてもらおうか、なかなか悩ましかったですが、案ずるよりも生むが易し、まあやってみたらいいじゃないか、です。

父にスマホを送った

父とスマホでビデオ通話してみた

 

スマホを入手して父に送る、続報です。

まずは電話して「スマホしようよ」と父と話した後で、こちらからLINEでビデオ通話をかけます。当初、父の乾燥しすぎた指では、スマホのタップが有効に動かず。父がタッチペンを100均ショップで入手し解決。それでもなかなかピックアップできないこともあったのですが、最近父が気がついたそうです、”タッチは軽い方がいい”ってことに。

シニアの方々は、軽くタッチする、という機械の操作はあまり経験がないみたいですので、昼寝している孫のほっぺを触るように、と教えてあげるとよいと思われます。

2021-01-23

Back to ToDo Memo if necessary

 [No.3306]

あれこれやらなければならいこと、あります。プライベートな家の用事、自分の仕事や勉強、子供のサポート、ライフプランの検討、あちこちへの申請や提出の準備。。。急ぐ順番や締め切り、やりたいまたはやりたくない気持ち、疲れやイライラなどと格闘しながらも、結果的に忘れたり、間に合わなかったり、ギリギリで思い出してバタバタしたり。

どんどんやるべきことに着手して完了できればいいですが、やっている間に、別の用件や急ぎも入ってくるし。

スマホのアプリでスケジュールや対応期限を入力してみたりもしましたが、拙者がやりやすいのは、やはりToDoのメモです。

週や日の最初にメモを見て、やることと順番を確認して、終わったらマークをつけて達成感も感じて、そして次の用事に。

単純にデジタルかアナログのいずれかの優位性を論じるつもりのもないのですが、手で書く方が断然に、はかどったり、安心だし、ちょっと楽しくなるような気がします。

困ったり、つまづきそうになったら、基本に戻ってみる。基本に戻れれば、少し冷静になれますね、やっぱり。

このToDo Memoはおすすめです。60枚で154円です。

2021-01-21

読んだ本(2021-#6): 星の王子さま

[No.3305]

#6「星の王子さま」サン=テグジュペリ、池澤夏樹訳

久しぶりに読んでみました。やはりいろいろ考えさせられますし、数年前に感じたことと、違うことを感じている自分自身に気がつきます。

本の主人公、王子さま、ヘビ、小さな星のバラの花、最初の星の王様、二番目の星のうぬぼれ男、次の星の酒飲み、4つ目の星のビジネスマン、5番目の星の点灯夫、6番目の星の老紳士、、、それぞれが暗喩するものは、読み手がいろいろ感じて見て、考えてみるということでしょう。

社会の偏見や、不合理、エゴや自身の価値観への固執、変化への難しさなどを勝手に感じています。

星の王子さま、とは一体何か、誰なのかも読み手によっていろいろかもしれません。自分に内在する意識でもあるし、何か変化のきっかけを与えてくれる機会や相手かもしれません。他部署との調整や、他社との交渉という仕事の局面でも、同じような気持ちになります。

自分の考えや経験だけにとらわれず、視点を変えてみたり、目的やあるべき姿を感じて、お互い様と言える解決策を考えて実行したら、みんなが少しずつ幸せになれる、そんな可能性を感じさせてくれます。

著者自身が、この本についてあまり詳しく語っていないので、いろんな解釈や翻訳があることも今回知って、興味深くなりました。

2021-01-19

fish-and-chips

[No.3304]

難しい局面や難題に直面した場合、年齢を重ねるとこれまでの類似の経験や、知人に相談して解決しようとします。

 拙者の場合、以前の経験を思い出して、あん時よりはいけるな、大丈夫、と心で確認してから、よっしゃなんとか頑張ろう、と思う次第ですが、そんなきっかけの出来事を、音や味で憶えていることもあります。

友人だったらどうだろう、と相談したくなったので、ちょっと泊まりに行って聞きに行ったことがあります。友人宅のダイニングで深夜まで話しました。お子さんも、奥様も寝静まったダイニングで、ダンディー2人で、拙者は時折涙を流して、、、きっと他の人が見たら不気味だったであろう。

聞いてもらえただけでも安心し、おまけにアイデアをもらって、寝不足にさせてしまったこと以外は大満足な訪問でした。そんな滞在で、海岸に連れて行ってもらって、ご馳走になったのがフィッシュアンドチップスです。大きな魚の白身のフライ、モグモグと美味しくいただきました。それ以来、魚の白身フライを見るたびに、この南半球への弾丸訪問を思い出し、きっとなんとか解決できるはず、という気持ちを思い出すのであります。

何が大事かって、そりゃ家族や自分の健康、仕事、お金もですけど、やっぱり友達っていいよな、と本当に思える拙者は、幸せなんだと思えて嬉しいです。


2021-01-18

初心忘るべからず、でガッツを出す

[No.3303]

テニスをし始めた頃の話。時間は存分にあったが、お金はあるわけではないので、平日の空いている時間に公営コートを借りて、時間の会う先輩方に交えてもらって打ちまくり。なんとかやりくりしてテニススクールには通っており、先輩にご飯をご馳走になったり、クルマに乗せていただいたり、お世話になりました。

生活費におけるテニス指数は、エンゲル係数を超える勢いでした。

一球でも多く打ちたい、無駄なく打ちたい、打つだけでも嬉しい、そんな純粋な楽しみ方ができていました、成人していましたけど。

たまにテニスウェアを新調したり、シューズを買い換えるのもごくまれ。テニスラケットを新調するなんて、候補を考えるだけでも楽しくて楽しくて、雑誌を見まくり、周囲の皆さんに使い心地を聞きまくりでした。グリップテープを巻き変えるだけでも楽しかった。

スクールでレッスンを受ける、テニスを楽しめる体調や事情を当たり前としてではなく、ありがたい嬉しいことだ、と思えたら、外出自粛であろうとも、気持ちを凹ませるだけではなく、来たるべくテニスのプレイ機会に、存分なプレーができるように準備をしておこう、とガッツも出ます。

コロナだから●●できない、◇◇しない、とネガティブに捉えると負けた気持ちになるので、今は準備、ジャンプの前に屈んでいる、と捉えてガッツを出します。

久しぶりにグリップテープを巻き換えましたが、だいぶ上達しました。

2021-01-17

野菜が多めのハンバーグ

[No.3302]  

この週末はキッシュを作って食べようとしたのですが、元気出すには肉でしょ、とハンバーグに変更。

実はチビ子、いわゆるお子様メニューがあまり好きではない子供でした。お子様ランチにはハンバーグがかなりの確率で出て来ますが、挽き肉料理のボソボソ感が嫌いだったらしく。

小学中学年にもなると、食べてみたら美味しかったと感じたシリーズの一つにハンバーグがあります。

タマネギとにんじんを刻んで炒めて、冷ましてお肉と混ぜてこねて。ナツメグ入れて、塩や胡椒、パン粉と牛乳を入れて適当にこねて焼いてみました。

野菜の旨味も楽しむオフクロ流の真似っこです。お店で食べるハンバーグのアピールは、肉肉しい、肉汁がという旨が多いですけど、拙者の好きなハンバーグは肉だけでなく、タマネギや野菜が美味しいハーモニーが好きなのです。これはオフクロのハンバーグですね。

ごはんのおかわりを気合いで我慢。

2021-01-16

読んだ本(2021-#5):ギフト

[No.3301]

#5「ギフト」原田マハ

作家の方には大変失礼ですが、情景描写や登場人物の感情の琴線を表現されている分、とても読んで心地よいです。

いわゆる短編の中でも、短いストーリーが多いですが、時間の経過や背景を含んでいて、登場人物への感情移入もしてしまいます。

拙者の年齢からか、両親への思いや、家族のいざこざといいますか、喧嘩という近いからこその諍いみたいな内容に、深く共感したり、思いを馳せたりします。

学生時代、社会人としての生活、家族との毎日や将来への奮闘など、いろんな場面で拙者自身の体験とも勝手に結びつけて読みました。

人との出会いは一期一会、会ったのも何かの縁、会おうと思ったら会っておいた方がいい、会いたくなっても会えなくなっていることも多い、そんな気持ちを再確認です。


2021-01-15

10年後の自分に確認する

[No.3300]

コロナ禍の生活が長くなり、公共のイベント、習慣、興行などのいろいろが従来と変化すると思います。

在宅勤務の実施可能性が確認できると同時に、就業契約、賃金や評価も変わっていくでしょう。景気のいい業種や業態も変わるでしょうし、厳しいですが賃金の減少や人員の配置転換も起こっていくと思います。

何が将来的に起こるかわからないし、どうすれば変化をチャンスに変えることができるか、ピンチを乗り越えることができるかは、よくわかりません。

であればなおさら、自分で考えて、見通して、コツコツと努力して、ここぞというチャンスを掴んで活かす、だけですね。

きっといい事もあるはずですが、やはり自分や家族が、心と身体が健やかであることを第一に楽しんで頑張ります。

子供時代に憧れたスーパーカーのブランド、10年後にはマイカーとしてドライブを楽しめるビジネスマンになっていたいと思います。そんなロマンにお金を使うよりも、マイホームとか家族での旅行とか、他に大事なことがあるでしょ、と言われそうですが、ロマンや夢があれば、前に進めるってことで。

2021-01-14

いろんな矛盾や不合理を突き破るのではなくやり過ごす感じ

[No.3299]

社会生活をしていると、制度、ルールや手続きが分かりづらかったり、意味や理由がわからないけど守ってください、その通りにしてください、と言われることは少なくありません。

不公平や実態や、ただ煩雑なだけであれば、是正することも厭わないが正しいと思いますが、公的機関でも会社でも、なかなか是正は難しいです。

拙者の役割は、そんなことをやっぱり是正して行く、だと思っています。正論ですけど、と反論されることはありますけど、まず正論やあるべき姿を持たなければ、是正は進まないし、結果的に良いところを目指せないと信じています。

矛盾や不合理に対峙するのであれば、何度でもチャレンジしますし、1回でダメなら、2回目3回目のパンチも打ちます。なかなか撃ち砕けないなら、無視するでもなく、見過ごすでもなく、やり過ごすこともできるな、と最近感じました。ぶつかる論理や相手をやり過ごす感じ。


2021-01-13

今更ながらも遅すぎない読書熱

[No.3298]

本を貪るように読んでいます。隙あらば読みたい、そんな衝動も感じます。これは、ちょっとでも時間があれば、グローブとボールを持って、砂浜の防波堤や自宅のコンクリートの壁に向かって一人キャッチボールをしたい、にも近い感じです。

読んだからといって即時的に、あた永続的に記憶して知恵を利用できるわけでもなく、歴史や文学作品を読んだからといってインテリジェンスが増えるわけでもないのですが、それでも読みたいと感じます。本屋に行くと、きっと面白い本があるはずなのに、どれだろうか、もっともっと良い本があるだろうに、と嬉しく、興奮するし、探しきれないのがもどかしくなってしまいます。

流れに任せて、とにかくいろいろ読んでみようと思います。

2021-01-12

読んだ本(2021-#4):ホテルローヤル

[No.3297]

#4「ホテルローヤル」桜木 紫乃

いろいろな作家の作品を読んでみよう、直木賞受賞作です。今度映画化されるようですね。

北海道釧路の湿原にある連れ込み宿 ”ホテルローヤル”に関わる人々の悲喜こもごも。著者の実家のが経営されrていた。とのこと。描写はリアリティを感じます。

ホテルの1室という、閉鎖されているが、不特定多数の利用者がいると空間に関わる人たちは、ホテルという場所と時間を共有しますが、境遇や今そこにいる事情や経緯、いろいろです、当たり前ですけど。

いろんな事情の違いが交錯する中にも、人と人の少しずつの思いやりや、温かい気遣いがあれば、人生が豊かになる可能性を感じました。家庭の事情、親の言動の良し悪しで、家族や子供に影響を与えることにも、あらためて考えさせられます。

連作短編集、最初に出てくる物語中のエピソードの背景が、最後の方の短編でじわりとわかってくる感じは、読みながらすぐには気がつけず、時間をおいてジンワリと分かりました。

拙者の性格として、本を読んだり、映画を観た後は、明るい気持ち、ポジティブな方向を向ける気分になりたいものです。ですので、ナンセンス映画、悲しい本や映画はあまり読みたくない、観たくないと思ってしまいます。

しかし、読書も映画も、擬似的に他者の境遇になってみて考察する、という意味において有意義だとも感じます。

2021-01-11

三菱鉛筆 シャープペン ピュアモルト プレミアム 0.5

[No.3296]

ウィスキー蒸留のオーク樽の木材を、文房具に再利用するシリーズです。15年以上も前に知って愛用していました。

そのうちに0.9mmの太めシャーペンで、打ち合わせしながらメモや相関図を相手に見せながら書く、というスタイルの仕事をすることが多くなって、0.5mmのシャーペンは、拙者の仕事での愛用グッズではなくなりました。少し乱暴に使ってしまって、ペン先に芯が詰まり直せず、そのうち廃棄してしまったようです。

ここ最近、0.5mmシャーペンでメモをとったり、試験の回答をする必要があり、15年ぶりに購入。

やはり持った肌触り、太さ、重さ、重心の位置、いずれも私の好みです。これでいい仕事してやります。良い試験結果を掴んでみせます。まずは試験勉強もせねば。

2021-01-10

読んだ本(2021-#3):スクラップ・アンド・ビルド

 [No.3295]

#3「スクラップ・アンド・ビルド」羽田 圭介

いろんな作家を読んでみようと思いまして、なんとなく手にしたのは、芥川賞受賞作です。

30歳くらいの青年、半年前に退職し、自宅で母と母方の祖父の介護をしながら資格試験の勉強と、転職活動をするものの、なかなかヤル気も出ずに、、、という日々。

彼女とのデータもおざなり、祖父からは「早くお迎えが来ればいい」の言葉が繰り返され、実父と母の仲違いもあり、というなんとなく気分は晴れやかになりづらい、辛さのある日常です。

日常の中のわずかな変化の兆しを、肯定的に捉えることができれば、挑戦や向上心をあげることもできますが、明るい気持ちになれない、兆しを肯定的に捉えるほどの元気も出ない、そんなことは誰にも起こり得ます。

拙者の経験でもありました。なかなか転職応募が書類通過もしない、田舎の父に何をしてあげられるか考える、チビ子の学校や習い事どうするのがいいか迷う、、、まあいろいろです。

この本を読んで、自分の経験も踏まえて感じるのは、明けない夜はないし、やまない雨もなく、季節は移り変わるし、川や海も一瞬一瞬で変わりゆく、という当たり前です。自然には何も留まっている事象はないので、例え自分自身が迷い元気が出ないしにしても、止まり続けることはできず、とにかくゆっくりでも歩むしかない、ということです。

作家さんに失礼ではありますが、書かれた言葉に無駄がなく、これ以外の描写はないかも、と思える修飾の文、読んでいて心地よいです。

 

2021-01-09

読んだ本(2021-#2):スマホ脳

 

[No.3294]

#2「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン

  • まだ人類はスマホに適用できていない
  • スマホ利用は、ネガティブな感情をより強める
  • ヒトはネガティブな感情を最優先(死なない為)
  • SNSから不安や劣等感を煽られる傾向がある
  • 人間はマルチタスクではない
  • 手書きのメモは、PCでのメモに勝る
  • ブルーライトはメラトニン分泌を抑える(眠れない)
  • スマホ→睡眠不足→鬱や不安障害→集中の欠如...
  • ゴシップ(ネガティブ情報)に敏感(死なない為)
  • フェイクニュースほど速く広範に広まる
  • SNSを使うほど孤独を感じる
  • 子供も大人も運動がストレスを軽減する

歴史学、人類学、生物学としてのヒトの捉え方、インターネットや社会に関する研究、著者の精神医としての実体験や保健統計などをベースに、書かれています。

拙者自身は、SNS利用をしますが、いわゆる「映え」を目指した投稿をするというよりも、本当の友達に近況を知らせる、ちょっと面白いと思ったことを見てもらう、という意図です。自己顕示欲を投稿するつもりはないし、「いいね!」をより多く得ようとか、フォロワーを増やそうなんてつもりは、これっぽっちもないですが、「いいね!」やフォロワーを増やしたいと思うのであれば、まったく違う付き合い方になると思います。

もはやインターネットもSNSも商業利用を目的としたツールですから、より多くの方に、より多く滞留してもらう、より多くクリックしてもらいたい、という雰囲気ムンムンですから、インターネットやSNSに利用されない、という強い意志や姿勢も必要かと思いました。

こうやって書いているこのブログも商業利用を目的とした基盤のサービスですが、拙者は遠く離れた友人に近況を報告する、という目的ですし、何かの拍子に誰かに読んでいただいてもいいですし、閲覧者が多かろうが少なかろうが、関係ないので、書きたいことを伝えたいように、ただつぶやき叫ぶだけです。

2021-01-08

テニスが好きだからこそ、テニスをしない判断

 

[No.3293]

科学的な根拠や、納得性の高い合理的な判断を共有することが難しいですね、このコロナ感染者増加の中での生活。

飲食店は営業自粛で、学校登校するし、大学入試はするし、大学ラグビーは観客を入れての決勝戦らしいですね。
 

疲れがあって家族にとめられてもテニスに出かける拙者ですが、今回はスクールのレッスンを自主的にお休みしました。

テニスは猛烈にしたいですよ。自分が感染するリスクはそんなに高くないかも、とも思っています。でも今回は、「ちょっと休み、スクールはまたあるし」という自分の中からの声に従ってみました。
テニスは、Youtubeのおかげでイメージトレーニングで気持ちがモリモリです。拙者のイメージがサンプラス、ナダル、フェデラー、ジョコビッチの組み合わせで出来上がっています。イメージの仕上がりは上々で申し分ありません。多分世界最強です。嗚呼ボール打ちてえ、駆け回りたい、おおおおおぉー。

2021-01-07

読んだ本(2021-#1):RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる

[No.3292]

#1「RABGE 知識の「幅」が最強の武器になる」デイビット・エプスタイン

2021年の最初からいい本に巡り会えました。拙者が周囲にはそんなに賛同を得られない、またはきちんと拙者が説明しきれない経験的な想いを、しっかりと代弁してくれている、そんな安心感、嬉しい気持ち、よっしゃと励まされた気持ちになりました。

チビ子の勉強、習い事とかも、一緒になって今後どうしようかねと考えているタイミングでもあり、子供の早期教育の方法、成果、将来的な効果も気になっていました。また拙者自身のキャリアを考えたり、これまでの経験からどんな方向に進もうかと考えていることもあり。

忙しい方には、中室牧子(慶應義塾大学総合政策学部教授)氏の解説文を先に読むことをオススメします。

博士号のことを、Ph.D. (Doctor of Philosophy)と呼ぶのか、哲学の博士?理系も文系もあるけど、とか感じていました。

博士とは、その専門分野における知識、経験や業績のみを称える、証するものではなく、あらゆる知識や経験に基づく専門能力や知識を指すものだと、後に知ることになりますけど。

早期教育による天才の育成、10,000時間の法則、効率的な教育効果、そんな教育方法が注目されてきた数年と思います。拙者も、読んだり聞いたりしましたが、少し納得できない違和感があったのです。この本では、冒頭にその疑問に答えてくれています。

10,000時間の法則で例示される、タイガー・ウッズ、チェスの世界チャンピオン、ピアノやチェロの演奏家というような早期教育のエリートに共通するのは、ある特定のルールや条件において、記憶や反復練習が勝利や演奏という成果に結びつく、という状況です。

かたやテニスのスーパースターであるロジャー・フェデラーは、早期教育のエリートではないです。テニスは、つまるところ相手の繰り出すショットを読んだり、と不特定の状況下において、判断し、行動するという要素が勝利という成果に結びつく、からだと。つまり早期教育で成果の出る取り組みと、早期教育では成果に結びつかない取り組みがあるということです。

専門性を高める=>解決能力が高まる、となればいいですが、ビジネスでは単一の専門性で解決できない課題も多いです。また専門性が低いジェネラリストは労働市場では優位になれない、という実情もあります。

I型ではなくT型で、時には自分の知識や経験から解放して、他の専門外の方の意見やアイデアを聞いてみる、が解決のヒントのように思います。

優れた人ほど人の意見を傾聴する、実るほど頭を垂れる稲穂かな、そんな姿勢で新しい課題に挑戦できるビジネスマンになりたいと思いを強くしました。

子供の進路や教育についても、もっと考えてみます。

 

2021-01-06

ディスプレイアーム

[No.3291]

PCを拙者が自宅で利用できるようになって約25年でしょうか?デスクトップを広く使いたい、画面の向きを時々変えたいという思いは当時からありました。

ガスシリンダー搭載のディスプレイアームは以前からありましたが、自宅用に購入するには手が出ない感じでした。

ここにきて、ディスプレイアームへの気持ちが燃え上がりまして、探して見たところ、お手頃な価格で購入可能であることを確認。仕事用のPC画面と、プライベートなPCの画面を、自分の目の前で簡単に動かせるなんて、夢のようです。
 

2021-01-04

2021年 新年の決意(緩め)

[No.3290]

2021年は鏡餅を飾りました。いつもは食べ切れない鏡餅になることも多かったですが、やはり食べ物を捨てるのはどうかと思いまして。萬古焼の鏡餅です。表面の感じがお餅の感じをよく表現できています。

ブリの身を買ってきたのですが、切り身ではなかったので我が家で切ることになりました。よく切れる刺身包丁があるわけでもなく、薄く切る技術もないのですが、その腕前も功を奏して、厚いブリを堪能することができました。

2021年、そしてこれからの自分のキャリアや人生に想いを馳せまして、いろいろ考えてみました。挑戦したいこともあるし、目指したいこともあるし、コツコツと頑張ることは不可欠ですね。自分自身だけのことでなく、家族やメンバーのサポートができる人間であることも必要です。いろんなことがあっても、諦めず、解決策を考えて、なんとかいい感じで乗り越えられるような気持ちで、アイデアをひねり出せる、そんな存在でありたいです。

なんとなく将来の目標を持ちたくなったので、数年封印していたあのロマンを、実現を目指す目標として再度掲げようと思います。

10年以内に、あの憧れのスポーツカーをマイカーにしてドライブを楽しむ

あ、言うてしもうた。言ったからには実現せねば。

自分の軸を持つこと、変えてもいいけど、揺るがせられない強さ

[No.3289]

今読んでいる本、拙者のこれまでの経験を後押ししてくれているようで、とても嬉しい気持ちになっています。

  • 大学に進学し教員免許を取得、生涯を教師として職務を全うする
  • 法学部を卒業し、大企業で法務部門で法律に関わる担当者になる

おそらく、拙者が高校生の頃に周囲の大人が描いてくれた将来の自分の進路やキャリアの典型例のような気がします。大学に進学して、安定した組織や団体に帰属し、専門性を高める云々が主なシナリオだったと感じます。

拙者自身は、違和感を感じて聞いていました。そんなにスムーズなことはないだろうと。国家公務員として永年勤続する父と、国家資格を持ち医療に関わりたいという自分の思いを実現させ続けた母に田舎で育てられたので、都会のビジネスマンが周囲にはいませんでしたが、大きな会社に勤めて安定した生活をおくれるのか?と漠然とした疑問を感じていましたし。

拙者自身は大学では、学部のメインではない専門科目を専攻し、学部を変更して、違う大学の大学院に進学しました。大学院時代は学部時代の勉強不足を日々痛感しながら修士論文を書きました。博士課程に進まず、いったん機械の輸入商社に就職。まったく畑違いでおまけに英語で仕事することになってアタフタ。その後マーケティングに興味をもち、広告関連の会社に転職し、、、と自分の興味や強みをもとに、転職を複数回経験しました。

転職の際に職務経歴書を提示すると、先方のリアクションは2パターンに分かれました。

大学から専攻を変えて大学院に進学して、畑違いに就職して、いろいろ興味が変わるのですね、と明らかに、あるいは暗喩的にネガティブに感じる場合があります。その場合、なぜそのような選択をしてどんな経験をしたかを説明することになるのですが、その段階で納得していただける場合は、その後いいお話ができます。それでもネガティブな反応をされる場合は、ご縁がない、となることが多かったです。

実際に会社で働き始めると気づきます。学生時代の専攻をそのまま活用する業務以外もたくさん仕事はあること。異動もあるので担当業務は変わること。専門性も必要だが、コミュニケーション能力、ジェネラリストとしての能力も重要であること。一つの会社に帰属し続けることにはメリットもデメリットもあること。 

チビ子がどんなことを勉強したいと思うか、キャリアを進みたいと思うか興味はあるし、わかりませんけど、拙者の経験や考えたことを、うざくない程度に話して、一緒に議論したり、選択肢を考えてみたりするのも楽しみです。

2021-01-02

Double Decker 2階建て車輛

 [No.3288]

最近、2階建て車輌に乗ることがあったので、ちょっと嬉しかったです。久しぶりに、これまで乗ったことのある二階建て車輌の写真を見ながら、いろいろ思い出して見ました。

拙者は圧倒的に上の座席が好きです。少し天井が窮屈な感じを持ちながらも、窓からの眺めは最高。グリーン席のようなゆったり感も、贅沢な気持ちにさせてくれます。

飲み物をゆっくり飲みながら本を読む、いい時間になります。 

一番上は京阪電車。仕事の移動中に贅沢な気分になれます。

二番目はドイツのDeutsch Bahn。このタイプはいわゆる急行や特急なのですが、一度間違えて乗ってしまいました。目的地への到着が遅くなりそうなので慌てましたが、楽しい移動になりました。


三番目はオーストラリアのシドニーで乗ったものです。窓が大きめで車内が少し汚れたいたのが印象深いです

そしてJR東日本。通勤に2階建て車輌を利用するなんて羨ましい限りです。

寝台列車も楽しかったのですけど、2階建て車輌で盛り上がっているのは、拙者だけでしょうか?


2021-01-01

いい夢を見られるように

 

[No.3287]

チビ子が書いてくれた「初夢」を、枕の下に置いてくれました。よく眠れると思います、いい夢で。

おやすみなさい。