フォロワー

2025-03-30

何にも特別ではない日曜日

[No.3883]

少し遅めに起きて、近所の人気のコーヒーショップに向かいました。オープン20分後でしたが、テーブル席は満席。幸運にも、カウンター席に座れたので、バジルチキンサンドとストロベリーモカでご機嫌な朝食。

その後近所のスーパーに向かい、いろいろ具材を見ながら、お目当ての牛スジ肉も購入。

MLB中継を楽しめる季節となり、帰宅後は家族でLAドジャースの応援と逆転劇を満喫。

ランチはチビ子のリクエストに応えて、ムキエビとソーセージとオイルサーディンとホウレン草のフィットチーネ。

散髪に出かけて気分がスッキリ。いつも行く花屋さんでペチュニアとラナンキュラスの花苗を買い、帰宅後にバルコニーのプランターを植え替え。早めに入浴し、ホッコリ。

晩御飯は我が家で人気のハヤシライス。牛スジ肉とこんにゃくを、醤油と砂糖と生姜を入れて、いただいた御神酒で煮込みを作りました。

何も特別ではないですが、いい日曜日になりました。

2025-03-29

読んだ本(2025-#35+#36):レクサスとオリーブの木


[No.3882]

#35+#36「レクサスとオリーブの木」トーマス・フリードマン

2000年の出版です。当時はマーケティングとかビジネストレンドに敏感な仕事をしていたので、興味を持って読んだものです、しかし、内容をすっかり忘れたこともあり、また読んでみようと思いました。

国境を越えて高付加価値としてグローバルに展開するレクサスというブランド。

地元密着で伝統的な価値を持つオリーブの木。

(下)の帯に書かれている、マクドナルドがある国は戦争をしたがらない? というキーワードが代表的な宣伝文句としてよく使われていました。

24年前の本ですから、今読んでみると著作時に予想されていたこととは随分異なる様相もあります。中国が台頭する旨も書かれていますが、GDP世界2位になること、インドが人口最多の国になること、ITのテクノロジーに強くなることは、ほぼ盛り込まれていません。

金融のオンライン化の影響力の大きさ、世界経済や外交に与える影響については、先見の明があったな、という印象を強く感じます。24時間365日、いつでもどこからでも金融投資ができるという事が、兌換紙幣によるマネーサプライよりも、為替相場や株式市場への影響が大きいことも、当時は予見できなかったとしても、現在では納得感があります。

政治信条、宗教、歴史観、国家主義や業界団体などの力が、インターネットの誕生以降で優位性や効力が変化してきたことがわかります。著作が出て25年が経過していますが、当時はSNS、youtube、Xがあった訳ではありませんが、世界中に情報発信できる機会はインターネットユーザー全体に拡大し、フェイクニュースやSNSでのPR戦略に翻弄されたり、気づかなかったりする日常。

金融電脳集団と呼ぶ、オンライン取引や暗号資産が世界金融に与えている影響、経済だけではなく政治にも影響を与えていると窺える指摘、今現在の状況を見透かしているようです。

日本の経済の低成長に関しても、書かれた内容をなぞったような25年になっています。時間が経過して読んでみることで、視点や視線が変わることが興味深かったです。


2025-03-28

父にスマホを送った(続報その11)

[No. 3881]

スマホを入手して父に送る、続報その11です。

お互いの表情も見えるLINEビデオ通話のおかげで、体調も分かるのですが、父が拙者の疲れや眠たさを見破る方が多いです。

大谷翔平選手の活躍→父のアメリカ出張に関する思い出、のつながりで、父は65年以上前のことを鮮明に思い出して面白くなっているようです。

ニューヨークのブルックリン桟橋で船を受け取り、その後大西洋を南下後にパナマ運河を通過。その後ハワイで給油してから日本に帰ってきたそうです。だんだん日本が近づいてくると、ようやく帰ることができるという安堵があったそうです。最後まで気を引き締めて航行するのですが、あと20マイル(約32km)?くらいで着岸となった時に、遠ーくに富士山を見つけたそうです。見つけた時に、知らないうちに涙が流れたんだ、と言ってました。昭和30年に日本から船でサンフランシスコに行き、大陸横断鉄道でニューヨークに行った。途中のシカゴやボストンでの話も聞きましたが、この富士山の話は、聞いた記憶がありません。

アメリカに向かう前の期待、アメリカ軍から受けた訓練や英語での業務の大変さ、戦後10年での訪米、外貨をあまり持てなかったこと、いろんな不安があったんだろうな、と思います。父曰く、大変だったけどやっぱりいい経験だったと今は言える、とのこと。つまり、いろいろあるけど、後になればいい経験と思えるから、ボチボチ頑張れ、という穏やかな拙者への薫陶です。

写真は、こちらを参照させていただいております。父は、もっと遠くから富士山を見たんだと思います。

2025-03-24

NIKE AIR FORCE 1 '07 LV8

[No.3880]

チビ子の用事の引率で、拙者と二人で出かけました。電車に乗って、駅を降りて歩いていくにしても、どこの車両に乗ればいいか、どの出口から出ればいいかなどは、すっかりチビ子にお任せです。

用事が終わって、途中で若者の街に降りて、大谷翔平イベントに行き、拙者のスニーカーを新調しようとなりまして、お店で探して試し履きして購入。

ここ7年は、PATRICのお気に入りを3回同じスニーカーを履いていました。皮革の伸びが足になじむ感じ、軽やかに歩ける感じが気にいってました。かかとの作りも美しく、MADE IN JAPAN(確か姫路工場だった)の応援もありました。

デザインやロゴがごちゃごちゃしていないで、ロゴは小さめで青がいいな、という拙者のリクエストにドンピシャのスニーカーを見つけることができました、

よかったね、と話しながら駅まで歩き、途中でアイスクリームを食べて、電車に乗って帰宅。

チビ子が大きくなったなあぁ、とあらためて思いました。3~5歳の頃のお出かけは、いつもチビ子を抱っこしたり、手をつないでいましたね、飲み物飲ませたり、トイレに駆け込んだりしたものですが、今では若者の街での買い物に連れて行ってくれるようになりました。

このスニーカーの投入で、我が家族は全員同じブランドのスニーカーを履くことになります。

2025-03-23

読んだ本(2025-#34):あるキング 完全版

[No.3879]

#34「あるキング 完全版」伊坂 幸太郎

実力もある優れた成績を出す元プロ野球選手が、弱小球団の監督をしていて、監督をやめる最終試合でベンチに飛んできたファウルボールを避けて頭部打撲をしたことが原因で亡くなった。

その日の生まれた男の子。熱狂的な地元の弱小球団の応援をするファンである両親に育てられ、小学校の頃から打てばホームランの日々。相手チームからは敬遠されることも多く、それでも腐る事なくピッチャーが投げる時には、ストライクかボールかが、わかる天才野球選手になります。男の子と名前は王求(おうく)。

王求のクラスメート、バッティングセンターの主人、中学校の不良な先輩など、弱小球団の社長、登場人物は少ないですが、いろんな人のつながり、時間を経過しての交差が物語に盛り込まれています。

自分1人では抗えない事情があるとしても、それを運命として受け入れるのか、何か解決策がないのかと七転八倒するか、諦めてしまうか、どうすればいいのだろう、という気持ちになりました。

王求は、どうしたかは読んでのお楽しみです。

拙者は、何か解決策がないのかと七転八倒する、です。

2025-03-22

ムキエビとヤリイカと豚バラの焼きそば


[No.3878]

元気を出したい時に食べたい、疲れた時に食べたくなるメニューってありますか?気合を入れるカツ丼、ご褒美の焼肉とかあると思いますが、拙者の場合は自宅ご飯ですと、焼きそばです。

家で作って食べる場合に顕著ですが、焼きそばにしよう、と拙者が言うと妻もチビ子も、またか、と思いつつ、疲れてるんだろうな、と推測するみたいです。

昨晩も、家での晩御飯メニューを決める時に、焼きそばにしようよ、と言った拙者の提案が採用されました。

午前中の神社参拝で焼きそばの露店を見かけたことも影響した気もしますが、焼きそばを作って食べたかったのです。

近所のスーパーのムキエビが美味しいし、イカもよく売っているし、まるちゃん焼きそばも特価で求めやすいのです。

3食分の麺に対して、2食分の粉ソースしか使わないのが拙者のこだわりです。

ムキエビとヤリイカと豚バラのタンパク質、キャベツの食物繊維、豚肉には疲労回復の効果も期待できますから、脂質と炭水化物の摂取量に気を付けるのであれば、焼きそばは完全食だと思っています。今回の焼きそばも、美味しくワイワイとモグモグと家族で食べました。

2025-03-21

ポルチーニ茸と生ハムのパスタ


[No.3877]

初めて訪問する土地でしたが、せっかくであれば美味しいランチを食べたい、と所望する我が家では、レストラン探しが結構な楽しみの一つでもあります。

拙者は、チーズフォンデュ以外であればどんなレストランでもいいのですが、選定条件の複雑さや難しさに依拠して、妻と娘の選定にお任せのことが多いです。

先日ランチに伺ったレストランは、とても美味しくて、シェフもスタッフも気さくで、大当たりでした。ぜひまた行きたいです。

前菜のすべてが美味しく、特に鯛の白子焼きが強く印象に残ります。パスタはポルチーニ茸の生ハムパスタ、ポルチーニ茸の風味が最高によかったです。

拙者であれば、厚切りの豚肉をちょっとカリカリに焼いて、ブロッコリーも和えたらいいだろうな、と思いました。ポルチーニ茸ってスーパーで買ったことないのですが、ぜひ買ってみて作りたいです。

2025-03-20

読んだ本(2025-#33):独立記念日

[No.3876]

#33「独立記念日」原田 マハ

24 篇の短篇集です。それぞれの短篇の登場人物やその知り合いの方が、いろんな繋がりを持っていることに読み進めるほどに気がつきます。女性が主人公の短篇ですので、拙者にしてみれば、自分ではこれまで感じてこなかった女性の不安、怒り、焦燥や行き詰まりなどのネガティブな想いを、少しは理解できるようになる機会でもあります。

ポジティブな気持ちや状況でエイっと決断するよりも、迷ったり、決断の決定要因を見出せなかったり、選択肢のいずれも痛みや損失を生じる場合であっても、決断を迫られることはあります。決断しないと、ズルズルと辛さや苦しみが続きます。

結婚、離婚、出会いと別れ、親元を離れたり戻ったり、仕事を始めたり辞めたり、いろいろです。原田マハさんの作品を読みたくなる、読んで感じることに、いろんな人に見守ってもらったり、助けてもらったりしていることに気がついて、ほんのりと気持ちが暖かくなれるような気がすることがあります。今回もそうでした。

今は話せない場所に行った祖母、母、伯父や伯母、従兄との思い出、会話した事や一緒に遊んだ事を思い出しました。今もどこかからか見てくれているかもな、と思うだけでもちょっと元気になれました。

レイライン(Ley Line):ご来光の道

https://pilgrim-shikoku.net/leyline-about より

[No.3875]

古代遺跡や関連するロマンやミステリーが好きな拙者は、こんな話が大好きです。

ダ・ヴィンチ・コード、インディ・ジョーンズのような映画や小説もいいですが、身近にある古代のロマンやミステリーもいいです。

レイラインに最近興味を持ちました。エジプトのピラミッド、イギリスのストーンヘンジの造営についても、太陽の軌跡、季節の区切りなどが重要な要素になっていると聞きました。

日本を代表するレイラインの一つ「ご来光の道」だそうです。東の千葉県上総一ノ宮の玉前(たまさき)神社から西の出雲大社まで。同緯度上に春分と秋分の太陽が結ばれています。

この図にあるメルカトル図法では、ある地点からある地点への方向が正しく表記されます。確かに直線状に並んでいますね。春分の日と秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈む、北緯35度22分の位置に日が昇り、日が沈むということです。まだメルカトル図法での日本地図がない時代に、北緯35度22分の位置が分かっていたことに驚きます。

またカレンダーがある現代でも、春分の日と秋分の日をうっかり忘れるような拙者にしてみれば、春分の日と秋分の日を古代の人々が分かっていた方が驚きです。

本日、家族で早起きして、ご来光の道の一つを参拝させていただきました。日頃の感謝と今後の頑張りを応援していただけるようお伝えしました。

2025-03-19

読んだ本(2025-#32)ひと

[No.3874]

#32「ひと」小野寺 史

人生を過ごしていると、嬉しくないですけどいろんな苦しみ、悲しみ、辛さ、しんどさに遭遇します。なんとか自分で踏ん張れる時もありますが、自分だけでは解決できない、諦めてしまいそうになる、諦めてしまう、ことだってあります。

父を亡くし、母親ひとりで育ててもらって大学進学で上京し、急に母親も亡くなってしまった主人公の柏木聖輔。実家地元に頼れる親戚もおらず、父親の借金返済もあり母親からの遺産はわずか。授業料の支払いもままならず、大学を中退。

天涯孤独、お金もない都会の一人暮らし。本当に不安だと思います。実際にそんな不安を抱えている人もいるのだと思うと、胸が締め付けられます。


拙者もこれまで、いろんな苦しみ、悲しみ、辛さ、しんどさもありましたが、家族、親戚、友人、同僚、上司、またそんな方々に紹介いただいた人にいろいろ助けてもらったなあ、と本当に思います。いろいろ失敗もしましたり、力が足りないこともあったし、悲しみを抱えながら戦わないといけないこともあったし、成果が出なくて挫けそうになりました。

今こうやっていられるのも、そんなみなさんのおかげです。

柏木聖輔の今後に幸多かれ、と思います。

2025-03-18

人生の豊かさ、の仮説(再)

[No.3873]

学生時代の課題本だったと思います、「豊かさとは何か」(著:暉峻 淑子)。このタイトルが、拙者のここ10年くらい頭の片隅にあって、豊かさとはどういううことか、時々ふと考えるきっかけになっています。

本の内容は朧げな記憶しかないですが、豊かさを考えるきっかけであり続けているのは事実です。豊かさ=安寧や幸せ、と捉えることに拙者は違和感はありません。怯えている、不安であることと、豊かさは相容れない、できれば同時に存在しないでもらいたいですし。

安寧や幸せこそが豊かさ、と拙者は捉えているのだと思います。安寧や豊かさを構成する要素には、肉体的・精神的な健康、経済的な余裕、社会的な地位や得ている承認、などがあるとます。でも、安寧や幸せが主観的で、相対的で無形の感情であるので、安寧や幸せの本質も、主観的で、相対的なのだと思います。

今の時点での豊かさとは何か、の仮説はやはり「笑顔」です。笑顔になれれば幸せですが、お金がたくさんあっても、いくら承認欲求が満たされても、笑顔がなければ安寧や幸せは感じられないでしょうし。

お金や時間をうまく使えば、人生が豊かになると思えたり、チビ子を習い事に送りながら空を見上げながら、豊かさとは笑顔ではないか、と感じたりもしました。

今日時点での仮説ですが、豊かさは笑顔、と感じています。今度またあの人に会いに行こう、あの人とお気に入りのレストランに行こう、あの場所に家族で行こう、お昼ご飯にパスタを作った欲しい、などと夕食後のダイニングで食べた苺大福。楽しい話をしながら、美味しい苺大福を食べて、家族で笑いました。

2025-03-17

読んだ本(2025-#31):日本人とユダヤ人


[No.3872]

#31「日本人とユダヤ人」山本 七平

姫塚古墳から出土した埴輪が、トンガリ帽子でヒゲの男性を模したと観られることから、ユダヤ人と古墳時代の古代に興味のある拙者は、この本を日本人とユダヤ人の共通性やつながりを著した本だと思っていました。

より述べられているのは、日本人とは、という日本人論でした。今から40年も前に出された本で、当初はイザヤ・ベンダサンという日本に詳しいユダヤ人に扮した山本氏の著作だったことも、最近知りました。

旧約聖書、新約聖書の内容、書かれたとされる経緯やその時々の歴史的事実などを、丁寧に自分で探ることで、わかることがあります。誰かの見解を鵜呑みにするだけではなく、自分で確かめることは、何についても大事な基本姿勢だと思います。

アダム・スミス解説本アダム・スミス著「道徳感情論」を読んだ時にも感じたのですが、自分で読んで考えてみることで、ようやく自分なりの意見や視座が出来てきます。異なる歴史や文化を持ついろんな国の人とコミュニケーションをするには、自分で持っている伝聞の情報だけでなく、可能な限りオリジナルの情報を当たったり、一方からではなく他方の立場からの見解を知ることも重要です。

日本人が神仏を精神的にどのように取り込んできたか、ユダヤにおける神、キリスト教における神の子イエスを旧約聖書や新約聖書の成り立ち、エジプト王朝、ギリシャやローマ帝国、フビライ帝国の勢力と合わせて見ることで、拙者も少しは日本人の宗教観、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通性や相違も少し理解できたような気がします。

内容が広くて深いので、拙者のつぶやきで要約することもできません。ちょっとだけですが、驚きの一つは、日本の世界の国々の歴史と比較した時の特殊性です。

朝廷と幕府が同時に役割を持ち続けた、天皇と将軍が二権分立を鎌倉時代から大政奉還まで約700年間も維持し続けた国、他国の侵略によって統治権を奪われたことがない国、これが日本の特殊性です。その特殊性に関連した宗教観、コミュニティ、精神性との関連で述べられた多くのことは、大人のインテリジェンスと感じました。

うーん、いい感じでまとまりませんが、読んでよかったです。

2025-03-16

パエリア、パエリャもしくはpaella

[No.3871]

海鮮好きで、炊き込みご飯も好きな我が家では、パエリアが大好物です。

譲り受けたパエリア鍋がありまして、我が家で愛用しております。週末にチビ子からパエリアを食べたいとリクエストがあったので、作って食べました。

赤と黄のパプリカ、チキン、ムキエビ、イカ、ソーセージ、マッシュルームを具材にしまして、美味しかったのです。右の写真です。

しかし、見映えが残念です。叔父さん宅でご馳走になるパエリアは、美味しいですし、見映えもいいです。具材の色合い、またチャレンジしてみようと思います。

サフランの風味も味わいも、よく出ていました。パエリアは拙者の得意メニューにしてもいいなぁ、と思えるようになりました。

2025-03-15

読んだ本(2025-#30):ドジャー・ブルーの風

[No.3870]

#30「ドジャー・ブルーの風」野茂 英雄

1996年の本です。今から29年前です。野茂さんのメジャー活躍後に、大魔神佐々木、イチロー、田口、松井、新庄、松井稼夫央、井口、黒田、岩隈、、、次々とメジャーに渡り、今は大谷翔平がMLBを代表する選手の一人になっていることを思うと、驚きます。

今この本を読んでも、彼の普遍的な姿勢、我がことだけではないけど自分を貫くこと、の実直な強さを感じます。決して驕らず、謙虚で、静かだけど強い。カッコいいです。

この表紙のトルネード投法も、カッコいい。

我がことだけではないけど自分を貫くこと、は拙者の人生や仕事での関心事と同じように捉えていて、どうすれば実現でいるかな、と考え続けて、挑戦し続けています。

この本が出て8年後の2004年、日本のプロ野球選手会がストライキをしました。選手会がオーナー会議での近鉄球団の解消取り扱い、2リーグ制の維持や変更の議論に意見をしたが、取り合ってもらえず、やむなく選手会はストライキを起こした。そしてファンは選手会を支持した、という経緯だったと認識しています。
複数年契約、代理人交渉、選手会としての行動など、今となっては当たり前のことを、とてもシンプルなロジックと合理性で、すでに野茂さんは指摘していました。
実績は超一流なのでしょうが、根本の考えのところはシンプルで、正直で、真面目なんだと思っています。シンプル、正直、真面目なところは少しでもマネできると思うので、引き続き野茂さんをすごいな、と思いながら、拙者も楽しんで頑張ろうと思えました。

ヒヤシンス(学名: Hyacinthus orientalis)

[No.3869]

Wikipediaによると、

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日本には1863年文久3年)に渡来した。伊藤圭介の門下にあった田中芳男が「田中芳男君七六展覧会記念誌」において語ったところによると、「文久三年二月になりまして、フランスから一年生花物の種子や球根植物その他いろいろのものが伝わりました。その花物の中には、ムギカラハナ、キンギョソウヤグルマソウヒエンソウなどが来ました。これがフランスから来て日本に出来た初めであります。球根の方はチューリップ、ヒヤシンス、その他水仙の珍奇なものなぞあって、それは日本人には珍しかった。」とある。また、渡辺規綱が著し、伊藤圭介の五女である小春が写本を描いた「新渡花葉図譜」の坤巻(第2巻)には「フシヤシントウ」の名で八重咲の紫花種と一重咲の橙花種の図があり、1867年慶応3年)にオランダから新たに渡来したとの記述がある

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都会で一人暮らしをし始めて気が付いたことがあります。自分の視界の中に植物や自然を感じられないと、想像以上に疲れる事、気力がなくなることにです。

寝に帰る、だけのような生活だった一人暮らしの時期に、近所の花屋さんのセールで3,000円のベンジャミンを500円で買ったのが植物との生活の始まりです。日当たりもよくないし、水やりもちゃんとできなくて、葉っぱが残り5枚くらいになったことがあります。

それを、結婚を機に引っ越したリビングに置くと、ぐんぐん成長し、葉っぱがモリモリになりました。チビ子が生まれたら、ベンジャミンの葉には毒性もあると聞きm、バルコニーに出すと、山からの寒風と寒いことを理由に水やりが疎かになり、葉っぱがゼロの状態になりました。諦めきれずに水やりして春を待つと、奇跡の復活をしてくれました。

そんなこんなで、バルコニーのプランターには季節でチョコチョコ植え替えたりして、花を楽しんでおります。年末から2ヶ月ほどは水仙を楽しんでいました。今はヒヤシンスを植えています。ニョキニョキと伸びて花が開き始めて、バルコニーを眺めるのが楽しみです。

2025-03-14

I will go watch a game at Dodger Stadium with my family someday

[No.3868]

アメリカのワシントンD.C.に出張した時に、駐在されている方に連れて行っていただいたオリオールズ対ロイヤルズ戦は、これまでで唯一のMLB観戦です。

応援団の応援はなく、グラウンドとの間にネットがあまりなく、ナイトゲームの芝生の色、美味しかったホットドッグなどすべてが楽しかった思い出です。

今回のドジャースとカブスの東京ドームのシーズン開幕戦、チケット争奪戦ですが、いろんな抽選に応募するものの、なかなか厳しい状況です。

すぐには実現しないと思いますが、家族そろってドジャースタジアムに行って観戦する、を家族の目標と予定に盛り込みました。

他にも、家族で行くという目標と予定もありますので、新規に追加です。

画像は、最近近くで見た大谷翔平さん直筆のサインの接写です。

2025-03-13

読んだ本(2025-#29):ロスジェネの逆襲

[No.3867]

#29「ロスジェネの逆襲」池井戸 潤

せっかくの面白い本なのに、いかんいかん、一気読みで終えてしまいました。人気作だというのは納得感強いです。特にサラリーマンとして会社や組織に属して、いろんな難しさ、やりづらさ、評価、人事や人間関係にネガティブな気持ちを持つ人には、なんとも半沢直樹は爽快ですし、強さへのあこがれもあります。水戸黄門、大岡越前、スーパーマンとかアイアンマンとかのヒーローに近いかもしれません。

出向先の証券会社のグループ会社で、本社の銀行とビジネスで戦うとは、やられたら倍返しするなんて、冒険活劇、勧善懲悪の主人公です。

半沢のセリフ、世代のせいにしてしまってもしょうがない、バブル後の就職氷河期の世代は、バブル世代を呪うだろうし、バブル世代は受験戦争激化を呪うだろうし、バブル世代の親は戦争を呪うだろうし、確かに世代のせいにしても何も解決しないと思いました。

与えられた環境で、足掻いてでも何とかする、そんなマインドセットと、いろんな人の知恵やお互いさまで助け合うメンバーと一緒に頑張るしかない、と思えてきます。

IT企業が、他IT企業を買収しようとする関係者の蠢く様子、誰もが涼しい顔して自分の利益を最大化することを最優先する金融ビジネスの世界、おそろしいです。

拙者もビジネスマンの端くれですが、自分の利益を最大化することを最優先する先に、中長期的なビジネスの成長や拡大はない、と信じています、なので、金融ビジネスは拙者には合わないだろうな、という気持ちを再確認しました。

それにしても半沢直樹、堺雅人さんの印象が強い、むしろそれ以上にフィットする俳優さんもいるのか?というくらいです。

証券グループ会社に出向中の半沢の戦う相手とは、原籍の東京中央銀行。半沢憎しの銀行幹部との戦いでもありますが、さあ結果は。。。

2025-03-12

読んだ本(2025-#28):近いはずの人


[No.3677]

#28「近いはずの人」小野寺 史宜

よく入る書店に、お気に入りのコーナーがあります。いろんな書店員さんが、それぞれオススメの本を置いている場所が5箇所くらいありまして、それぞれの箇所に担当の書店員さんがいるそうです。

いつも5箇所を満遍なく見るのですが、いつも3箇所くらいにハマります。今回もハマった場所からの1冊です。

著者の文章、そんなに起伏のないように感じたのは、主人公の男性が淡々と過ごす日常だからなのか、スーッとアッと言う間に読み終えました。

どんなに仲のいい家族であっても、別人格であることは間違いなく、四六時中一緒な訳でもないので、知らないこともある、そりゃ当たり前です。それでも知っておきたいという気持ちは否定しませんが、完全に分かってしまうのも、結局はプライバシーのない感じになりますので、知らない部分がお互いある、のが自然なんだろうな、と思いました。

実は、著者の作品、別に購入しております。続け様に読まないように、ちょっと違う著者の本を読んでから、また戻ってこようと思います。

2025-03-11

SHOGUN BURGER

[No.3676]

妻と娘のオススメのハンバーガー、和牛満載です。ベーコンエッグのハンバーガーを注文しました。

黒毛和牛の粗挽きのパテ、厚いベーコン、紙で包んでガシッと掴んだままでモグモグ食べました。

今まで食べたハンバーガーの中で、最も美味しいと思ったハンバーガーのような気がします。

大人のおやつにかぶりつく、が紹介のキーワードみたいですが、その通りです。

2025-03-10

読んだ本(2025-#27):人口減少社会の未来学

[No.3675]

#27「人口減少社会の未来学」内田 樹 編

人口動態から見ると、高度に成長した国家は相対的に出生率は下がり、人口減少が起こるのは蓋然性の高い事とも思います。アメリカが例外のように思いますけど。

人口が減少すること自体が問題ではなく、人口減少に対応する社会や制度の変化や準備が大事だという事、当たり前ですが日本人がそのような大局的な計画や意思決定ができない、という指摘がグサッときました。

まさかの事態に備えるよりも、ハッピーエンドの結末になるような予測を言ってやり過ごす、そんな仕事のやり方の結果、利用が少ない行政施設や、赤字経営の社会インフラの数々になっているように思います。

ちょうどチビ子の歴史の勉強を見せてもらって、尊王攘夷の内部の戦い、明治時代のヨーロッパ訪問とか、アメリカ、イギリス、ロシア、フランス、オランダなどとの条約締結など見ると、日本が他外国の大国に飲み込まれないように、どうすべきか、今となっては是非可否もありますが、当時の政府や関係者がいろいろ考えて実践していただろう、と思われました。

翻って現代の日本の政治や行政に、そのような気概を拙者は感じません。

無価値な労働時間が日本は長い、科学技術への投資が減っているも気になる指摘です。

「関係人口」が今後のキーワードになるような気がします。血縁関係ではなく、興味や関心、共通の体験や想いで繋がる関係があれば、社会的な孤独感が減り、誰かが見てくれている、気遣ってくれていると思えるだけで元気が出たり、嬉しくなるものです。希薄な関係の人口が増えるよりも、密だったりつながりを感じる少数グループの心地よさ、あると思います。

生まれてくる子供の数が少ないのは、子供を産み育てる人口が減っているので必然だと思います。人口比の出生率が下がっているこそが少子化のポイントであり、婚姻率が下がっているから、結果的に生まれる子供が減っています。

婚姻という、個人の自由意思で決められる行動が、積み重なると社会動態に影響を与える要因になるんだな、と感じます。

性の多様性をどう受け止めるのか分からないこともありますし、婚姻するもしないも何かに強制されるものでもありません。でも、最近の若者と話すと、コロナの影響もあってか、あまりコンパもしないし、いわゆる出会いもない、と話している印象です。

拙者のつぶやきとして言いますが、今の少子化の対策として語られる、育児や授業料の負担が子供を持とうとするモチベーションを下げるという論調には賛同しません。経済合理性が子供を持とうとする気持ちに影響を与えるのは、3人目、4人目を生もうかという時には、あると思います。一人目を生むときに、経済合理性を主たる要因として子供を持たないと決定する人は、あまりいないような気がします。

確かに、アンケートをすると経済的な負担が心配だから、という回答は多いのを知っていますが、アンケート回答に本音が出ていない可能性も多いです。

子供を持ちたくてもなかなか授かれない場合も少なくない事、病気やケガと戦っている子供や家族がたくさんあること、いろんな理由で学校に通えない子供がいること、チビ子や他の子どもの笑顔や寝顔を見る度に思います、安全で健やかな日々を子供が過ごせるように、大人は頑張らないといかん、と。

女性の出産子育て期のキャリアについても、柔軟な対策がまだまだできるはずです。仕事のパフォーマンスに、男女の性別差はない、と拙者は断言します。卒業後の学び直し、違う分野を学ぶ事も、もっと許容する社会であって欲しいです。

拙者自身がどう生きたいか、を再考する機会にもなったこの本、ぜひみなさんもどうぞ。

2025-03-09

野茂英雄に近づけた気がしました

[No. 3674]

MLBドジャースの展示会に行ったのです。映像や展示が満載で、大谷翔平選手の活躍や、ドジャースの歴史も堪能できました。混雑していない時間だったので、貸し切りのように楽しめたのもラッキーでした。

伝説の選手や歴史的な出来事も多いドジャースですが、野茂英雄選手の特集コーナーもあり、拙者は釘付けでした。

新人賞の盾、この盾は野茂さんが触ったはずです。トルネード投法、強烈な印象です。

ほとんどの解説者や関係者に、裏切り者とか成功しないとか言われていた入団前。オールスターの先発投手に選ばれる活躍をすれば、入団前の評判がいつの間にか手のひら返し。

当時27歳くらいだったはずです。バッシングされて気持ちが折れないどころか、無視して爽やかにやり返す感じ、憧れます。








漢字のサインが、野茂さんっぽい印象しかありません。
ご本人の言葉を、もっと聞いてみたいです。







2025-03-08

読んだ本(2025-#26):がんばらない早起き

 [No.3673]

#26「がんばらない早起き」井上 皓史

今の拙者の生活リズムのポイントは、

  • 6時間の睡眠時間を確保
  • 夜ご飯は、ライスを少なめに
  • 朝早めに会社に行って自分の時間にする
だったりします。ライスを少なめには難しいですが、今の仕事場と自宅が遠くないのが助かります。

まだ人の少ない時間に、頭を整理したり、その日や週の段取りを決めたり、勉強時間に充てたり、読書の時間にあてたりするのが、嬉しいです。

そんな拙者の生活リズムを肯定してくれているように感じました。著者が仰るポイントも、勉強や仕事も、夜頑張るのではなく、早く寝て朝起きると、気持ちの余裕も生まれるし、精神的にポジティブになれるし、結果的に早寝のために、夜の時間でダラダラしないようになるし、という関係を説明しています。

以前、熱い薫陶を授けてくれた役員の方から聞いたことあります。朝会社や仕事に向かう時は、途中で急がないように前もって出発する。途中で走らないし、信号もきちんと守る。その方がいい一日にできる、と。

生活リズムの拙者のポイント、もっと続けて強化できると思います、心と体の健康を。

観た映画(2025-#5):ウィキッド ふたりの魔女

[No.3672]

久しぶりにチビ子と2人でおでかけです。映画館で観ようとなりまして、公開2日目の朝早い上映のチケットを購入しておきました。

ミュージカルの好きなチビ子には、もってこいの作品でした。2人の魔女の歌唱、ダンス、背景や舞台、物語の進行も素晴らしい映画です。

後の悪い魔女を演じるシンシア・エルヴォ、アリアナ・グランデ演じる後の善い魔女の2人が、この役をオーディションで勝ち取った訳ですが、2人ともこの役に賭ける長年の強い想いがあったのも、チビ子から追加で教えてもらったこともあり、作品に熱量も感じました。

時々は映画館で観るのは、やっぱりいいもんです。日常とは違う感じることがあります。

2025-03-07

オムライスにコンソメとかブイヨンとか

[No.3671]

拙者の作るメニューの一つ、オムライスはチャーハンからの派生チャレンジです。今まで何度かオムライス投稿しましたが、最近はちょっと進化しています。

チビ子の指摘もあり、味付けに醬油を使わず、バターで炒めることで洋風な感じになるのですが、ブイヨンやコンソメを使うことで、さらに洋風な感じがよくなります。

マッシュルームを多めにください、がチビ子のリクエストです。今回のオムライス、家族にも好評でした。今度はマッシュルームを炒め過ぎて縮んでしまわないように作ってみようと思います。

2025-03-05

足ゆび元気くん

[No.3670]

足裏マッサージや足ツボの有効性を、拙者自身も感じます。ビジネスシューズを履いて一日を過ごすと、足の指がくっついて疲れるので、もう10年以上前ですけど、硬めの素材で足の指を広げたままにできる「足ゆび元気くん」を愛用していました。

その後、引っ越しやら何やらで無くしてしまい、100均などで類似品を試したものの、すぐに取れたり、広げたままの心地よさがなかったので、いつのまにか使わなくなりました。

最近、また気になり始めたので、久しぶりに「足ゆび元気くん」をゲットすることにしました。硬めが心地よく、装着したまま寝ると、起きた時に足と脚がスッキリしていいんです。

先ほど注文ボタンを押しました。届くのが楽しみです。

2025-03-03

Skype、今年5月で終了 今後は「Microsoft Teams」に統一

[No.3669]

ITツールの盛衰を感じました。Skypeを使い始めた時は、距離や国を超えて、インターネット接続で追加の費用なしでビデオ通話できることに驚き、海外出張先からでも家族の顔を見て話せることが喜びでした。

最初にインストールしたのはiPodでした。海外出張先から音声だけのSkypeでした。時間と料金を気にせずに話せるだけでも、画期的でした。

長めの通勤時間の対策で購入したiPad miniを海外出張に持っていき、チビ子とSkypeしたこともよく憶えています。ワシントンD.C. やドイツのデュッセルドルフにからだと時差があるので、幼稚園児のチビ子には、これから寝るよ、と言って、チビ子には行ってらっしゃい、という事もあり、チビ子の???だった様子も面白かった思い出です。

音声と画像をデジタル化、データを圧縮する技術、高速になったインターネット通信が、今ではインターネットのビデオ会議も普通のことにしてくれました。

実は、MeeTwoと呼ばれていたビデオ通話ソフトを購入し、実家に送ったWindows PCにインストールして、Yahoo BBにも入って、時々おかぁんとビデオ通話していたこともありました。まだまだ通信が遅くて、映像もカクカクでしたけど、還暦過ぎのおかぁんもわりと面白がってました。Windowsアップデートが面倒でした。

2025-03-02

弓道を再び鍛錬の一つとする喜び

[No.3668]

高校時代に弓道部でした。メジャーな部活動ではなかったですけど、メンバーでも仲もよかったし、県大会で入賞しようと目標を持って頑張りました。

弐段を取得して、卒業後は弓道部に入ることもなく、働き始めて近所に道場もなく、自宅で練習するわけにも行かず、弓道から遠ざかっていました。

やっぱりやってみたいと思ったら、自宅から自転車で行ける距離に弓道場があって、練習に参加できることも分かりましたので、見学に行ってました。ようやく、初めて練習に参加しました。

丁寧に練習会の事を教えてもらって、弓、弦、矢、弓かけを全部お借りして、練習に参加しました。まずはゴムを引くことから始めようと思ったのですが、巻藁に向かってみたらいいのじゃないですか、と仰ったので、やってみました。

高校時代は16kgの弓だったと思いますが、今日は10kgの弓で始めました。久しぶりということもあり、10kgでもなかなかしんどかったです。射法八節(足踏み、胴づくり、弓構え、打ち起こし、引き分け、会、離れ、残身)を憶えていましたが、引き分けてから、会で左手を支える力がなくなっているので、プルプルするのが高校時代にはなかったことでした。

離れをするのが怖かったですが、だんだんと慣れたので、いろいろ思い出しながら、呼吸も意識して巻き藁に向かっていました。

まだ的には向かっていませんが、呼吸を意識して、心を落ち着かせて、一心に弓を引き引き切った結果として矢が放たれるのは、やっぱりいいな、と思いました。

週末の都合がつくときには、なるべく弓道場に行って稽古したいと思います。

2025-03-01

幸福を考えながらお気に入りのコーヒー屋さん

[No.3667]

読み終えたばかりのショーペンハウアーの幸福論を思い出しながら、お気に入りのコーヒー屋さんで朝食とコーヒーをいただきました。

人気のお店なので、席が確保できないこともあるのですが、今朝は席が取れたので、久しぶりにバジルチキンサンドと、ストロベリーモカをいただきながら、読書もできるいい時間になりました。

店員さんとの会話もいつも楽しいし、憶えていてくれるので、心地もいいです。

嗚呼、こういう気持ちが幸福なんだろうな、と実感しました。

2025-02-28

読んだ本(2025-#25):幸福について

[No.3666]

#25「幸福について 人生論」A・ショーペンハウアー

ドイツ哲学者の著作を、拙者が読むことになるとはあまり予想していませんでした。先日、書店でブラブラ過ごせる時間を楽しんでいる際に、青空と雲の表紙に目を奪われて、幸福に関するショーペンハウアーの考えが書かれていることに興味を持ちました。

厭世的な斜に構えた小難しいことを書いている、という偏見を持ってましたが、そもそも哲学に対しての偏見がまだ拙者にはあります。

そうです、哲学とは考え抜くことであり、考え抜いて論理的に言語化する、ただそれだけのことです。前提や条件を厳密に網羅的に書けば書くほど、読んで理解し辛くなり、わかりにくくて理屈っぽい、という印象を受けてしまいがちです。なるべくシンプルに抽象性の高い切り口から、話してもらえるとわかりやすいのに、と思います。

ショーペンハウアーは、幸せの根本規定を以下の3つとしています。

  1. 人のあり方:人柄、健康、力、美、道徳的性格、知性
  2. 人の有するもの:所有物
  3. 人の印象の与え方:人に対する他人の思惑、名誉と位階と名声

朗らかであること、陽気であることの重要性も説いています。また体の健康も説いており、運動の重要性も語っています。本人の絵の顔の表情を見ると、頑固なおじいさんですけど、実際には常識的な人なんだろうな、と感じました。

禅的な思考も感じます。

自分を俯瞰する、自分でコントロールできることに集中する反面、自分でコントロールできないことに心を揺さぶられないようにする、とこれまでお世話になった方々からの教えとも共通することも多いです。

マルクス・アウレリウス「自省録」を知った時、2000年前のローマ皇帝も、拙者と同じような事を考えたり、悩んでたりしていたんだ、と思ったのですが、今回も同じような感慨を覚えました。

心と体の健康を大事にして、座ってばかりではなく運動も楽しみ、我がままにならずに、誰かの何かのために考え抜いたを行動して、あまり他者の目や評判を気にし過ぎないように、楽観的に生きていこう、乱暴に要約すると、そんな印象が残りました。

素晴らしい哲学者が考察してくれた内容や結果が、拙者が感じていること、考えていることと共通することも多い、と思えるだけで嬉しいですし、本を読んだ甲斐がある、と思えます。

第4章「人の与える印象について」、第5章「訓話と金言」については読み飛ばしてしまった印象です。文字として読んだものの、あまり納得性がないというか、意図が汲み取れませんでした。第6章「年齢の差異」については、なるほど、な思いです。

幸せであるとは、不幸せなことがないこと、少ないこと、という定義から始まった話ですが、後期高齢者の父から聞く話、お世話になり続けている元上司からのアドバイスともつながりがあり、おまけにショーペンハウアーにも繋がりを感じることができました。

2025-02-27

テニスコーチにレッスンの事を相談された

[No.3665]

今通っているテニススクールは楽しいです。コーチも明るくて指導も分かりやすし、生徒の個性を知っていただいた上で、必要最低限のアドバイスがいただける感じです。

時々、いつも通うクラスとは異なるクラスに振替参加することがあるのですが、拙者はどのクラスに行っても、楽しんでおります。

先日、いつもとは違うクラスのレッスン後、そのコーチに声かけられました。

私のレッスン、どう思われますか?


周囲には他の誰もいなかったので聞かれたんだとは思いますが、拙者もコーチに相談されるほどテニスがうまい、という訳ではないです。

社会人として数か月、初めての仕事がテニススクールのコーチで頑張っているけど、自分のレッスンが生徒さんにどう感じられているか知りたかった、ということみたいです。

仕事でも。若手メンバーにアドバイスしたり、お説教っぽくなることがあるので、お説教ぽくならないように、単なる社会人の先輩として、思うことを伝えました。一生懸命に考えて頑張る人を応援したいものです。