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2022-01-31

読んだ本(2022-#8): 働くことのパーパス

 

[No.2944]

#8「働くことのパーパス」 ハーバード・ビジネス・レビュー編集部

仕事と生きがいの接点を見つけ、組織と個人の幸福度を上げる、という帯の言葉に、釘付けになり買いましたが、期待を裏切られることなく、一気読みでした。

経営学者や心理学者、企業のCEOなどが、話しかけるように実体験を踏まえて、様々な社会実験や調査のデータを示しながら教えてくれます。

仕事にやりがいを感じる、プライベートの幸福度を上げるためのマインドセット、視点の持ち方やメンバーや他人とのコミュニケーションについて、示唆に富んでいます。

拙者自身が、自分のキャリアや仕事を考えるときに、どうせなら楽しいやり方で、と思うことが多いのですが、なかなかいいアプローチだと確信しました。また、ここ数年で、誰かのために、世界の何かのために役立つか、を考えて仕事することも、いい視点だと自身を持てました。

働く人全員にオススメしたくなります。もちろん楽しいこと、やりがいを感じられる仕事ばかりでもなく、いつも楽しく仕事できないかもしれません。でも、きっと少しは前向きな気持ちにはなれます。

2022-01-30

Talbot-Torro SPEED 4400 アウトドア・バドミントン

 

[No.2943]

近所の公園でバドミントンをチビ子と楽しむこともあるのですが、せっかくの晴れで公園が空いていても、風が吹くとバドミントンがやりにくい、楽しめないのが少し残念なままでした。
 
風が少しあっても楽しめるタルボット・トロのアウトドアバドミントンなるグッズを見つけてゲットー。早速試しました。みなさんにも、これオススメです。
 
風が少しあっても楽しめます。バドミントンのラケットよりフェイス面が大きく、ストリングはテニスと同じ、シャトルも少し重くよく飛びます。
 
まだ子供も少ない朝の公園で、親子でキャッキャと楽しみました。体を思い切り動かして、楽しいと感じる遊びは、場所や時間がなかったり、コロナ禍でもあるし、なかなか選択肢が多くないですが、これはいい。
塾も宿題もあるし、好きなお稽古事とは言え疲れるし、高学年になると、のんびりとぼーっと過ごす時間もそんなにないという実情で、少しでもチビ子が楽しいと感じる時間や出来事を体験させてあげたいです。
 
今朝は寝坊せずにこのバドミントンをするのを約束して昨晩寝たので、拙者は気合い入れて起きました。楽しい、と喜ぶ娘の様子を見ることができて、拙者も嬉しいのでした。
まあ、バドミントンを娘とした、それだけのことではありますけど。

2022-01-29

読んだ本(2022-#7): 金魚姫

[No.2942]

#7「金魚姫」荻原 浩

久しぶりの荻原浩作品であるし、464ページあるので買ってはみたものの、読まずに置いといたのです、読み始めると止まらなくなることが予想できていましたので。

ついつい1日のいろいろを終えて、お風呂からあがって、自分の椅子に座った23:00から読み始めてしまいました。ちょっと片付けとか、歯磨きとかで中断しながらも1:30AMくらいまで読んでしまい、慌てて寝ました。翌日と翌々日の隙間時間を、この本の読書にあて、一気読みです。

 

三国志の時代の中国の美女が、恨みを残しながら金魚に生まれ変わり、人間と金魚と生きる長い歴史を経過して現代。ブラック企業の営業マン、デキない社畜の男が、祭りの夜店で金魚すくいしてから、数奇な金魚でありながら時々人間になる女性との数奇な同居の一夏の物語。

歴史SF物という印象を最初に感じてしまったのですが、違和感なく金魚↔️女性に変わる存在との同居生活も感じられて、つまり一気に感情移入して読みました。

もし、生まれ変わりや連鎖、輪廻転生と呼ばれるような現象があるなら、と思いを馳せながら、感情移入はさらに強まります。

この本をハッピーエンドとするか、悲しい終わりとするか、両方の意見や思いがあるように感じます。 拙者が感じたのは、主人公たちが納得できるいい終わり方、と思いました。

映像化したらどんな感じだろうと思いまして調べたら、NHK BS プレミアムドラマで放送されたことがあるとわかりました。 主人公の一人、金魚姫には瀧本美織さんです。雰囲気が合うなあ、と思いました。見たいような、本で感じたままにしておきたいような、両方の気持ちであります。

2022-01-28

IMG Academy Adult Camps

https://www.imgacademy.com/adult-camps

[No.2941]

プロのスポーツ選手もトレーニングしたり、若手の虎の穴としても有名なIMGです。錦織選手もここで中学生の頃から留学したり、生活したりしています。

プロ選手だけでなく、アマチュア選手も、若手ばかりでなく、大人もトレーニングを受けることが出来ます。

5日の終日レッスンやトレーニング、メンタルやコンディションの事をみっちり体験し学べるアダルトキャンプ。自分のプレーをビデオ撮影し、見ながらコーチを受けることもできる。ホテル代込みで2200ドルです。

飛行機チケットを入れるとコストはかかりますが、ぜひ行ってみたいと思っています。フロリダのIMGにまで行かなくても、日本でも同じようなテニストレーニングを受けられるといいのですけど、3日くらい連続で、テニスに集中して楽しんで、自分で強化や成長を実感したいです。

最近、拙者自身もこれまで自分でやってきたままではなく、足運びやテイクバックやフォロースルーも変えたらもっとよくだろうな、と感じています。まだまだテニスは上手くなれるし、楽しめると思うのであります。


2022-01-27

読んだ本(2022-#6): サイバーグレートゲーム 政治・経済・技術とデータをめぐる地政学

 

[No.2940]

#6「サイバーグレートゲーム」 土屋 大洋

コンピュータの乗っ取りや、暴走が核戦争を引き起こすかも、という映画「ウォー・ゲーム」は1983年の作品です。

28年後の今は、都市部のあらゆる場所で持ち歩くスマホでインターネット接続が可能になり、いつでもどこでも世界中の誰かや何かと繋がることもできます。つまり、どこにいても、誰かにつけ回される可能性もあるわけです。

インターネットの利用は、とてもプライベートな物も含んでいますが、どこまでプライバシーが守られているかというと、スノーデン事件で明らかになったように、あらゆる手段で覗かれている可能性は否定できませんね。

仕事で情報セキュリティというと、会社の情報資産やお客様情報を守る、と答えると正解になりますが、実際にはそれでは物足りないでしょう。

5年くらい前に、アメリカのサイバーセキュリティの専門家を訪問したことがあります。とても印象的だったのは、「国や家族の命を守るために情報セキュリティに取り組む」という言葉でした。日本のセキュリティ担当者から、こんな言葉は聞いたことはありませんでしたが、「国や家族の命が守れないで、会社の情報資産が守れるはずがないでしょ」という専門家のセリフに、とても強く納得したことを思い出します。

平和憲法と呼ばれる、専守防衛の想いや願いは簡単に手放したくないですし、手放さないことが先人の辛苦に報いることとも思います。でも、知らない間にネットワークに忍び込まれて、情報や資産をかすめ取られたり、公共インフラを止められたりする脅威や攻撃から、どう守るかは、我が国も我が事として、知恵や力をつけなければ、攻撃者にやられてしまうな、と危機感を持ちます。

2022-01-26

3分付き精米で食べるカレーライス

[No.2939]

美味しい白米は、美味しすぎてついつい多めに食べたりすること、玄米に含まれる健康成分を摂取したらいいんじゃないか、という友人からのアドバイスで、3分付き精米を食べ始めました。我が家でも、お刺身は白米で食べたいけど、チャーハン、カレーライスなどは3分付きで食べたい、という声が出るほどです。

チビ子も寝付いた夜の時間に、キッチンに立って鼻歌を歌いながら、野菜を切って、玉ねぎを炒めてカレーを作るのは、家族サービスという目的はほぼゼロで、自分で楽しいし、美味しいと喜んでくれる一石二鳥でございます。

最近スマホのビデオ通話で、父と毎晩のように話すのですが、87歳の父曰く、何でも楽しめたら最強、という話です。練習や訓練をきつい、しんどいと嘆くだけか、昨日よりも出来るようになったことを喜ぶか、工夫すると成果が出ることを面白がれるか、で結果はずいぶん違うものになるよな、と。

いろんな事を面白がる性分は父、一回ダメでも粘り強いと言うか諦めない性分はオフクロ、そんな感じがしています。

オフクロが作るカレーは、作ったらすぐ食べた時よりも、翌日のランチに温めてコクが強まって美味しくなっていました。帰省した時や、チビ子が生まれて遊びに来てくれた時に、拙者が作ったカレーを食べてもらいました。あんた割と上手じゃね、と言ってくれたのを思い出します。一人暮らしの学生時代もカレーライスはよく作りました。外食をするのは財布が痛かったですし、しばらく温めるだけでご飯食べられますし。長かった独身時代も週末はカレーを食べていました。カレーライスを作って食べると、いろんな事を思い出しますが、結果的に気持ちがほっこりするので、拙者にとっては大好きなメニューであります。

2022-01-25

阿闍梨餅(あじゃりもち)

[No.2938]

京都にご縁のある方や、知人に京都の方がいらっしゃればご存知の場合も多いと思います、この阿闍梨餅(あじゃりもち)です。

京都以外の場所ではなかなか買う機会もないと思いますが、今回近所で販売されていることを発見し、早速ゲットー。

見た目は小さいどら焼きですけど、しっとりともちっとした歯ざわりは、他に替わるものはないと思います。 

大福茶とともに、晩御飯の後のデザートとしていただきました。



2022-01-24

読んだ本(2022-#5): 本を守ろうとする猫

 

[No.2937]

#5「本を守ろうとする猫」夏川 草介

著者は信州大学医学部卒の医師、作家との二足のわらじというエピソードにまず驚きです。

古本屋を営む祖父と二人暮らしの不登校の高校生男子。急に祖父を見送ることになり、古本屋をたたんで叔母と住むように引越しの準備をしていて現れた、人間の言葉を話す猫。

猫に促されて、多読家の書棚から、図書館研究員の要約化から、出版ビジネスのトレンドや会社の事情から、本を守ろうとする冒険絵巻です。

本を読むことがどんなに人生を豊かにするか、を態度で示した祖父の背中を追うように、引きこもりの高校生が、世界から本を守るために、優れた著作が世に放たれて、いろんな人々の人生を豊かにするために静かに戦うのですが、高校生自身が戦っているという気負いはなく、ただ本を愛している、という静かで熱い気持ちです。

そんな婉曲的なストーリーでありながら、著者の猛烈な本への「愛」を感じて、一気読みでした。何がきっかけか、というわけでもなく、チビ子が図書室の書棚から借りてきた本です。一目で面白いと感じて、読んでみて面白くて、妻と拙者にススメてくれて、両親共々この本の素晴らしさと面白さに、激ハマりです。

2022-01-23

エビとチキンとホウレン草のフィットチーネ

[No.2936]

コロナ新規感染者が増えていて、外出して楽しむ事は、やっぱりちょっと我慢ですね。

つまらないってならないように、少しでもおもろい事を考えたり探したりです。

チビ子のリクエストでフィットチーネ(生麺)でチキンとエビのオイルパスタ作りました。

夜はリビングでゴロンとなって、映画館ごっこでもしようかな。

2022-01-22

むしろ逆が正解になっている

 

[No.2935] 

しっかりとテイクバックをして、体重移動をしながらしっかりと振る、そんな意識でテニスをしてきました。

振り遅れないようにテイクバックが遅くならないように、と気をつけていましたが、現代のテニスでは通用しないと感じました。

しっかりと(大きめに)テイクバックを取りよりも、小さくテイクバックして、打点が遅れずにミートして、フォロースルーをしっかりとする、くらいの方がいいと感じました。体重移動よりも体幹で回る、がスィングのイメージです。

最初にテニスをし始めた頃の、理論的には真逆だったりします。

ずーっと、拙者が古いタイプのラケットを好んで愛用していたので、体重移動で打とうとする意識があるのだと自己分析です。

こうやって、まだまだいろいろテニスが上手くなれるチャンスがあると思うと、嬉しいでございます。

2022-01-18

犯人を見つけました

[No.2934]

自宅のバルコニーの寄せ植え、せっせと植えて水をあげてますが、茎が折れたり、花が減っているのに気がつきました。今朝、犯人が分かりました。

まあ寒い季節に、鳥さんの空腹が満たされるなら、まあいいとするかぁ。

2022-01-17

一周回って戻ってマルちゃん焼きそば

[No.2933]

学生時代の自炊の心強い味方、マルちゃん焼きそばです。3食セットなので、2回ぐらいに分けて食べていました。主な具材は、キャベツ、もやし、豚バラ肉でした。

簡単に美味しく作れますし、野菜もお肉も食べられるので、焼きそばは健康食だと思っています。

チビ子も好きなので、今も焼きそば作りますが、お気に入りの細麺を買って、お気に入りのソースを使っていましたが、最近近所でお気に入りのソースが買えなくなりました。

久しぶりにマルちゃん焼きそばを使って作りましたが、ソース粉少なめで優しい味付けで、家族にも好評。

具材は、キャベツ、シイタケ、豚バラ服、エビかイカです。イカの方が風味がいいですし、豚肉の少し焦げた感じと海鮮の組み合わせは絶妙。

今は、結局マルちゃん焼きそばに戻り、また満喫しております。学生時代よりも、具材は増えております。麺をしっかり焼くあたり、腕も上がっていると思います。



2022-01-16

常識や従来を疑う

[No.2932]

バンクシー の「PANTS」。これを間近で見る機会がありましたが、作者がどんな意図をこめたものか、と拙者なりに考えていました。

ユニオンジャックを揶揄するというものではなく、掲揚するのも、敬礼をするのも子供であることがポイントだと思います。意味のない、重要ではない形式や様式を、子供は疑いもなく受容してしまうよ、というメッセージを受け取りました。

他者から見れば、意味がなかったり、愚かに見えることも、当人たちは、疑うこともなく、真面目に続けようとする様ですね。

拙者の仕事の取り組みのキーワードの一つは「改善」です。現状や従来を分析し、よりより形に変化して、効率や質を高めることを目指します。実際に現状や従来に関わっている人には、変化が居心地よくないこともあるでしょうし、何か否定されたような感情にもなることもあるので、ヒアリングや意見交換は慎重にならざると得ません。

仕事に限らず、この絵のようにパンツを掲揚し、パンツに敬礼するようなことは、割と多い、決して少なくないような気がします。常識や従来を疑う、いわば素直な気持ちがあれば、成長できるし、変化できるし、成果は上がるし、人生を楽しめるような気がします。

 

2022-01-15

読んだ本(2022-#4):やっぱり食べに行こう。

 

[No.2931] 

#4「やっぱり食べに行こう。」原田 マハ

美味しいと感じるのは、主観的な味覚だけでなく、食べた場所、誰と食べたか、ものすごい空腹だった、久しぶりだったなどの主観の混ぜ合わさったものだと思います。

主観的なものを、いろんな人に共感しやすい、面白可笑しい表現ができる著者です。

言葉自体は日常的であっても、その場に居合わせたような臨場感や、雰囲気が想像できるような展開で、あっという間に読んでしまいました。

味覚から呼び出される記憶の強さは、拙者も実感のあるところです。オフクロの味、茶碗蒸し、コロッケ、鶏唐揚げ、ハンバーグ、アジの南蛮漬け、親子丼、きんぴらごぼう、黒豆、、、仕事から帰って急いで作ってくれていた母の背中、交わした会話、作った本人が納得していないことを呟く様子、拙者本人も予想した以上に思い出すことも鮮明です。

ぜひまた行って食べてみたいお店、いろいろありますけど、とりあえず簡単に思いつく5つをメモです。1つだけお店ではない食べ物が含まれておりますが、強烈な食事体験として忘れられないですし、自分でも課題解決能力、サバイバルスキルが大事だと思うので、敢えて入れております。

美味しいお店で、仲のいい親しい面々と楽しい食事を囲む、やはりとても幸せなことです。コロナ禍であっても、気分が凹むばかりでなく、少しの間の我慢と、少人数での会話小声での食事であれば十分楽しめますので、大丈夫、大丈夫。


2022-01-14

テニスを25年やってきてのセオリーを変える


[No.2930]

今週のテニスレッスンは2つの衝撃がありました。
1つ目は、25年テニスをやってきた自分のセオリーを変える必要がある、と気づけた事です。打点の後ろに軸足をしっかり踏み込んでテイクバックして体重を乗せて打つ、ではない。一連の動きの中で、打つ瞬間に軸足を止めて一連の動きの中でボールをインパクトで捉えるです。軸足をしっかり踏み込んで体重を乗せない、とするのは従来と比較して0.何秒のことだと思いますが、大きな違いになりそうです。
ストロークをリズムで打つイメージです、きっと。今までは、体重を移動させてボールにのせる、というイメージが自分では強かったので。
今日は頭で分かっても実践できませんでしたが、これからは一連の動きの中でボールを捉える、足をよく動かして、を意識します。慣れたやり方も、思い切って変えてみる、をテニスでも仕事でも心がけたいものです。

2つ目は、2連続のレッスンを受けた途中で、左足のふくらはぎが痙攣しそうになったことです。続けたかったですが、無理をせずにコーチに相談して早退させてもらいました。水分不足と久しぶりのテニスで2連続だったことが理由かと思います。
変化をおそれずに楽しむけど、無理はしないって、なんかいい大人になれた気がしました、てへっ。

2022-01-12

Soup Stock Tokyo : オマール海老と帆立のフリカッセ、真似してみました


Soup Stock Tokyo
オマール海老と帆立のフリカッセ

[No.2929]

出汁やスープ好きなチビ子はスープストックトーキョーが大好きです。お腹が空いた時のご飯処としてもよく利用します。海老のビスクは拙者もチビ子も大好きです。

先日、オマール海老と帆立のフリカッセ(fricassée)を食べました。海老のビスクの美味しさがマイルドになっていて、ライスとも抜群の相性でした。最初は拙者がオーダーしたのですけど、「ひと口ちょうだい」の後、チビ子も注文してモグモグといただきました。

これは家でも食べたいとなりまして、お店の方に少しアドバイスもいただいて、玉ねぎを炒めて、バターで帆立をソテーして、溶き卵を入れて、作ってみました。

肝心の海老のビスクは、スープストックトーキョーのおかげで文句なしですが、3分付き精米のご飯との相性もよく、家族にも大好評でした。

お店で食べたお気に入りのメニューを、自宅で真似してみて美味しいのは、とても楽しい食事になります。我が家においては、九条ネギとカニのカラスミのパスタもそうです。

我が家のオマール海老と帆立のフリカッセ
 

とにかく、楽しくて美味しいのは、最高に面白いのであります。食べた美味しいメニューを、真似してみるのは、楽しいです。またそんなメニューに出会いたいなぁ。



2022-01-11

読んだ本(2022-#3): FACTFULLNESS

[No.2928]

#3「FACTFULLNESS」ハンス・ロスリング他

拙者、初めて電子書籍を読みましたが、予想していたよりも快適でした。読み進むのはいいけど、読んで記憶するのは、本よりも難しい印象があります。

新聞やネットの記事をよく読んでいるからといって、世界の真実を理解しているわけではない、と聞くと、いやいや感じますが、著者の実体験や実際のデータの話を聞くと、いかに拙者のみならず、所謂「賢い人」であっても、実態や実際を知らないか、と痛感しました。

いろんな情報や記憶の断片が、事実とは異なる思い込みを作り上げ、またその思い込みが実態や実際と気がつく機会も、ないのが現実です。

世界の温暖化、少子高齢化や晩婚化、世界はだんだん悪くなっている、という思い込みを拙者も持っていましたが、いろんなデータやいろんな見識のある方の研究や意見を知る事で、冷静に、合理的に、正しく判断することもできます。

穏やかな語り口調ですが、時折情熱的な文章も見受けられます。大勢の思い込みや偏見で、いろんな問題が解決されずに、注目もされずにいる、という現実に、著者と同様に拙者も、思いがこみ上げるところもあります。

あくまでも思考は、ミクロとマクロ、全体俯瞰と局所観察、単純化してみたり具体的に深く掘ってみたり、賛成派と反対派の両方の意見を聞くなどの、様々な視点や側面から、いろいろ見てみて、聞いてみて、データも見て、をすると、いい考え方ができるな、と実感です。

偉大でやさしい人生の先輩に、わかりやすくアドバイスをもらえた、そんないい気分にもさせてくれる本です。きっとまた読みます。

2022-01-10

読んだ本(2022-#2): GIVE & TAKE

[No.2927]

#2「GIVE &TAKE」アダム・グラント著 楠木 建 監訳

約7年半ぶりに読んでみました。いろんなエッセンスを忘れていたり、思い出してみたくなったことがあったので。

年齢的にも、教えてあげたりサポートしてあげた方がいい場面に遭遇することが多くなっているように思います。かたやビジネスマンとしては、自分やチームの成果を最大化しようと、こだわったり、粘ったり、奮闘したりするわけですが、自分が頑張るだけではどうにもならなかったり、自分以外の誰かにやってもらう方がいい事もあります。

  • ギバー:人に惜しみなく与える人
  • テイカー:真っ先に自分の利益を優先させる人
  • マッチャー:損得のバランスを考える人

マッチャーが一番いい感じなのですけど、ビジネスマンを続けていると、マッチャーでは秀でた成果は出せないような気がしてきたのです。最適解が多数決では導き出せないと感じると同じように、バランスを取ることでは、周囲との協調は効果的に構築や継続ができるかもしれませんが、外的要因とも戦う環境では、組織やチームとしての協調よりも、戦略や推進力がより大事な気もするのです。

拙者自身、テイカーだとは思いませんが、もっとギバーになってみたら、もっと違う局面や景色になるような気がしています。ギバーが単なるお人好しになってしまって、テイカーに踏みにじられる可能性もあるのですが、相手に共感し過ぎたり、相手を信用し過ぎないのであれば、ギバーの成功に近づけそうです。

自分以外の誰かのために、そんな思いを持って仕事をしたり、プライベートでも時間やエネルギーを使うと、やっぱり人生が豊かになるような気がします。

またしばらくしたら、きっとこの本をまた読むと思いました。

2022-01-08

TUMI ボディバッグ

[No.2926]

できれば外出時には身軽でいたいので、カバンは持ちたくないし、ポケットに入れておけばいいし、携帯電話があればいいや、くらいの気軽な人間です、拙者。

ハンカチを外出時に持つだけでなく、新しいハンカチに入れ替えること、どんなに近場でも外出時には財布は持っておくこと、ができるようになったのは、妻の継続的な啓発のおかげです。

特に、チビ子が生まれてからは、いつでもいろいろ急に対応する必要があるので、鍵も財布も電話もないとダメですし、チビ子グッズも持つようになるので、邪魔にならないバッグを持つようになりました。

以前、ドイツに出張する機内で、免税でお得なボディバックを見つけて機内で購入しました。機内で購入っていう経緯も、拙者にとっては思い入れがありました。とても愛用していましたが、金具がもろくも壊れてしまい、修理もできずにお別れしました。

その後はもっと小さいバッグを使いましたが、本を入れたり、財布や鍵の出し入れが面倒で、他にバッグを探そうとしたところ、以前購入したよりも硬質で、シックで、金具部分が別デザインに改良されたバージョンを発見、それも機内購入の50%オフくらい。

早速ポチッとしておきましたので、届いて使うのが待ち遠しい。このボディバッグ、iPadも本も出し入れがしやすく、ガードもいいし、500mlのペットボトルもポケットにサクッと入るんです。斜め掛け具合もいいので、いい再会になりそうです。

2022-01-05

父にスマホを送った(続報その4)

https://www.natureworld.jp/info/bg/archives/3160

[No.2925]

父にスマホを送った

父とスマホでビデオ通話してみた

 

スマホを入手して父に送る、続報です。写真はパナマ運河。

 
毎晩のようにLINEのビデオ通話で顔を見ながら話せることを、とても喜んでくれています、「人生が変わった」と。母さんが元気でいてくれたらきっと喜ぶだろうね、と父が言うので、ちょっと二人で一瞬しんみりしますけど。
通話料金も気にしないでいいので、いろいろ昔話も聞きます、これまでも何度か聞いた話以外に、へーそうだったの、という話もまだまだたくさんあります。
父は設立間もない海上自衛隊の隊員として、サンフランシスコに船で向かい、アメリカ大陸を陸路横断し、ニューヨークのブルックリンで船に乗り、パナマ運河を通過して、太平洋を横断し、日本に帰ってくる、と言う3ヶ月の訓練に出かけたとは聞いていました。
パナマ運河の航行の方法、太平洋と大西洋で海の高さが違うことも、お風呂に入りながら話を聞いて、とても興味深かったことを憶えています。
 
サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジの大きさ、何もかもがビッグサイズで、ニューヨークのヤンキースタジアムで野球観戦したことは聞いていましたが、内緒でニューヨークの地下鉄に乗り、国連本部の会議室を見学したことは、今日初めて聞きました。
まだまだいろいろ聞いていないネタもあると思うので、ボチボチ聞いていこうと思います。

2022-01-02

読んだ本(2022-#1): 学習まんが 世界の伝記NEXT 津田梅子

[No.2924]

#1「学習まんが 世界の伝記NEXT 津田梅子」

今年の最初の一冊は、チビ子のお勧めです。津田塾大学の創立者として有名ですが、伝記を読んでみて驚きました。大学を創設する以前に、6歳でアメリカに留学してどんなに頑張ったか、化学の研究者として優秀であったか、そして女性教育にどんなに熱い想いを持ち、いろんな人の応援を得ることができたか。

ヘレン・ケラーとサリバン先生、ナイチンゲールにも会って話したことがあるそうです。

今でこそ、女性の権利やダイバーシティと共有できる言葉で語られる機会もありますけど、津田梅子さんがアメリカに留学したのは、1871年です。

チビ子は伝記を読んで、ビンビンに刺激を受けているようです。意志あるところに道は開ける、と父ちゃんが言うよりもはるかに強い刺激みたいです。

2022-01-01

年末年始の風景をメモ

[No.2923]
東京スカイツリーを近くで見たことはないですが、この東京タワーの暖かさとこの造形の方が、拙者は好きです。この一年のことをいろいろ思い出したり、考えたりしながら、少しのんびりと過ごしました。以前東京で働いていたこともありましたが、当時は仕事場所や、お店に出歩くこともあまりなかったので、東京タワーを眺めるような時間、実はほとんどなかったのです。六本木で飲んだり、港区で遊ぶこと、なかったなぁ。 

元旦はとても快晴な朝でした。2022年は、いろいろチャレンジしようと思うこともあるので、家族揃って近所の神社に初詣にでかけたのですが、快晴で空気も冷えて澄み渡り、気分が引き締まるようでした。

空の明るさ、色、その風景で、見ているこちらの気持ちもいろいろ変化します。

結局は、風景の問題ではなく、自分の気持ちの持ちようだったり、強さだったりするわけですけれども、空や景色を眺めて見て、リラックスしたり、一息ついたり、落ち着いたりすることが大事だな、と思ったのでした。