[No.2944]
#8「働くことのパーパス」 ハーバード・ビジネス・レビュー編集部
仕事と生きがいの接点を見つけ、組織と個人の幸福度を上げる、という帯の言葉に、釘付けになり買いましたが、期待を裏切られることなく、一気読みでした。
経営学者や心理学者、企業のCEOなどが、話しかけるように実体験を踏まえて、様々な社会実験や調査のデータを示しながら教えてくれます。
仕事にやりがいを感じる、プライベートの幸福度を上げるためのマインドセット、視点の持ち方やメンバーや他人とのコミュニケーションについて、示唆に富んでいます。
拙者自身が、自分のキャリアや仕事を考えるときに、どうせなら楽しいやり方で、と思うことが多いのですが、なかなかいいアプローチだと確信しました。また、ここ数年で、誰かのために、世界の何かのために役立つか、を考えて仕事することも、いい視点だと自身を持てました。
働く人全員にオススメしたくなります。もちろん楽しいこと、やりがいを感じられる仕事ばかりでもなく、いつも楽しく仕事できないかもしれません。でも、きっと少しは前向きな気持ちにはなれます。